ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

バッハ 無伴奏チェロ組曲

2009-03-04 22:56:10 | Weblog
カザルス演奏、バッハ作曲

これまであまりバッハを聴くことはなかった。
どうもキリスト教のカトリック・・・、というイメージが強くて、
なんだか門外漢が聴いてはいけないような気がしていた。

少し前に、ピアノ弾きの友人が「最近はバッハを弾いている」と言っていた。
私が「バッハはなんとなく敬遠してるんだ」と言うと、
ふっと笑って、確か、「バッハの曲はすごく精密に構築されていて、
この音の重なりじゃなきゃダメなんだ、って思うよ」というようなことを言っていた。

それで、何かバッハの曲を聴いてみようと思って、チェロ組曲のCDを買ってみた。
私にはまだ、ある意味必然性を伴った音の構成、というところまで、
聞きとることができない。
自分で弾いている訳ではないから、理解も友人に比べたら浅いだろうし、しょうがない。

でも何となく音のイメージとして、
部屋の中に射し込む光の帯が、きらきらと煌めいているような感じがした。
そう、屋内。
少しとまっているけど、澄んだ空気。
そんな印象だった。

ピアノ曲も今度聴いてみるか。

話は変わって、私の携帯電話の話。
通話したくても、耳の部分のスピーカーが壊れていて会話が出来ないことがわかってから、
かれこれ1週間以上もそのままなんだけど、それでもぜんぜん不自由しないことを知った。

用途は、メールが9割、目覚ましが1割だったから、
そもそも携帯では話さない。
昨日、自宅の固定電話で久しぶりに話したら、
やはり、携帯よりも固定電話の方が、話しやすいと実感した。
音もいいし、受話器を持っている手も疲れにくい。

携帯はメール用だ。まだ、買い替えなくていいや。