ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

チャイコフスキー 交響曲第1番、第2番、第3番

2009-03-18 22:04:35 | Weblog
CD2枚組。 マゼール指揮、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団。

とても美しい。
旋律も美しければ、オケの演奏もいい。きっと指揮者もいいのだろう。
朝の通勤電車の中で、聴きながら鳥肌が立った。

もともとチャイコフスキーは好きだけれども、
そして10年ぶりくらいに聴いたことによって、
一気に第一音から何かのスイッチが入ったようにも思うけど、
でも、それでもやはり演奏がよかったから感動したのだと思う。
うん。いいCDを買った。

先日、はじめて気がついたのだけど、
私が好きな曲は、どんな時代のどんな曲であっても、
あまり「リズム」が激しくない曲だ。
旋律が美しい曲が、もっとも安心する。

ジャズもすきだけど、ハードロックにはいけない。
ここの大きな境目は、私のことばでいうと、
リズムの音を、外から到来する実際の音として聴くか、
自分の身体(内部)で補完する音なのかの違いのような気がする。

拍をとるのは、あくまで自分でいいんだよな。
音として聴かないからこそ、自然と身体が動くような気もする。
私は、クラシックでもジャズでも、聴いていると自然と身体を動かしたくなる。
でも、激しいリズムに「ついていく」気にはなれない。
きっと、ロックコンサートには「ついていけない」だろう。

このあたり、身体として許容できる範囲がせまくなってきたことから、
自分の年齢を感じ始めた。