湘南マランドロのブラジルピアノと、オルガン♪

ブラジル音楽専門のピアニスト/オルガニスト今井亮太郎のゴキゲンblog!!

熱い興奮に包まれた2人のソロピアノLIVE!!~2.27LIVEレビュー~

2015-03-13 21:10:42 | Ryotaro Imai LIVE Report♪
いやーーなかなかの超過密スケジュールを超えて、ようやく少しホッとしたところです!
んなわけで、ブログが滞ってしまっておりましたが、ガンガンいきますよーψ(`∇´)ψ

さてさて、
2/27は、横浜赤レンガ倉庫にあるMotion Blue YOKOHAMAにて、【今井亮太郎/ジェイコブ・コーラー ~二人のソロピアノ~『ピアノ・カフェ』2枚同時リリースLIVE】でした!
会場いっぱいのたくさんのお客様の中、最高の夜となりました!
感謝でいっぱい!本当にありがとうございました\(^o^)/



今回のLIVEは、2/25に日本コロムビアよりリリースされた僕 今井亮太郎のバラードベスト版的アルバム『ピアノ・カフェ~ヒーリング・ボッサ~』のリリース記念。
この『ピアノ・カフェ』は実は2枚あって、僕のと、それからもう一枚が友人でもあるアメリカ人Jazzピアニスト ジェイコブ・コーラーのバラードベスト版『ピアノ・カフェ~ヒーリング・ジャズ~』
そんなわけで、ジェイコブ・コーラーと今井亮太郎の2人のピアニストによるソロLIVEという企画になったわけ♪
場所はMotion Blue YOKOHAMA
素晴らしいシチュエーション!!



ピアニスト2人が繰り広げるソロピアノLIVE!いやーリハからステキな感じ\(^o^)/
ジェイコブとともにゴキゲンにサウンドチェック♪素晴らしい夜になりそーψ(`∇´)ψ
こちらは楽屋での2人(*^^*)



僕 今井亮太郎とジェイコブ・コーラー。
同じ楽器を奏でる2人だけど、まさに好対照と言っていいほどタイプの違うピアニスト。
今井亮太郎はブラジル音楽、ジェイコブはジャズ。
音数を少なめにナチュラルに奏でるタイプの僕に対して、圧倒的なテクニックで音楽を組み立てていくタイプのジェイコブ。
例えるなら、白いキャンバスに青いインクをちょっとだけ落として青を強調させるのが今井亮太郎のサウンドだとしたら、ジェイコブの音楽は白いキャンバスを青にしっかりと塗るきることで青を強調させる。
音色もおもしろいくらいまるで違う。同じ楽器を奏でているのに(*^^*)!
今井亮太郎のピアノはキラキラと水が輝くような軽快で艶やかな音色。ジェイコブのピアノは厚みがあって太く丸く華麗で重厚感のある音色。

ただジャンルが違うだけではなくて、音楽の描き方、イメージの方向、音色の作り方…本当にまさに好対照というくらい違うんだよね(*^^*)

対照的なジェイコブと僕だけど、とても大きな共通点もある。
それは、プロデューサーであり、そして作編曲家という一面。
音楽を創っていく上で、まさに創る部分のスタートのところ、そして仕上げのところをお互い得意としている。

こんな2人がピアノ一台で一つのLIVEを創り上げる!
このLIVEの企画の最初から、とっても熱くてスリリングで素晴らしい夜になることが想像できたのだけど^ ^

いやーーーーーーーー、楽しかった\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/

まだレビューの途中だけど、言っちゃおう!
このLIVEは、来てくださった方は間違いなく超お得だったでしょ!!
本当にプレミアムな素晴らしい一夜になったと思います!!

今井亮太郎とジェイコブ・コーラーの2人のピアニストの特徴が、とってもくっきりと素晴らしいカタチでコントラストを描き出して、とても手ごたえを感じた楽しくて素晴らしいLIVEとなりましたよ~\(^o^)/



1stステージ。
2人のピアニストが奏でるピアノへの期待と興味、そして殿堂Motion Blue YOKOHAMAのステージにピアノ一台だけというシチュエーションに、会場もなんとも言えない緊張感に包まれている。

まずは僕がソロピアノを奏でる。
『ピアノ・カフェ~ヒーリング・ボッサ~』に収録したサンバ・カンサォンアレンジの「ムーンライト・セレナーデ」。そして「Corcovado」。
この夜が、のちに火が点き燃え盛る展開がくることを全く想像させないくらい、淡くやわらかな雰囲気でLIVEは進んでいく。
僕のショーロ楽曲「色えんぴつ」。
そして、15歳の頃に作曲した「星踊る夜に」。15歳の亮太郎少年は、Motion Blue YOKOHAMAのようなステージで、まさかピアノ一本でこの楽曲を奏でるとは夢にも思わなかった。
僕の音楽家の道を綴ったように淡く進めた僕のステージは、僕のメジャーデビューアルバムの「限りなく青いブルー」で華やかな色に変わる♪










そしてジェイコブにソロピアノチェンジ。
ジェイコブは僕とは対照的に、圧倒的なテクニックを迸らせて楽曲たちを奏でる!!
ジェイコブのライフワークである、クラシックや映画音楽をJAZZアレンジした名曲たち。
ジェイコブが奏でるJAZZアレンジのショパンの「ノクターン」、「幻想即興曲」。素晴らしかった!!
ジェイコブの素晴らしいテクニックに魅了された会場は、「ザ・エンターティナー」の熱い情熱のプレイで盛り上がって、1stステージ終了!
ジェイコブとの打ち合わせで、あえて1stはソロピアノのみで構成しようと話していたのだ(●´艸`)
ラストに向けて最高のボルテージに高まるために!





2ndステージ開始!
後半も僕 今井亮太郎からスタート。
休憩を挟んでもジェイコブの1stステージの熱いピアノの印象が覚めやらない中、あえて静の雰囲気の楽曲、内に秘めた繊細な愛の告白を奏でる「Falando de Amor(愛の語らい)」から2ndステージを奏で始める。
僕がライフワークとして大切に奏でているAntônio Carlos Jobimの楽曲たちの中で、最も好きな楽曲のひとつ。
続いて、黒いオルフェの「カーニバルの朝(Manha de Carnaval)」。
静寂の港町に響くBossaNovaグルーヴ。そんなイメージで。
「雨の日曜日」では、会場が研ぎ澄まされた透明な空気になったのがわかったよ。とても気持ちよい瞬間だった。
そして平塚市のプロモーションCMにも使われた「Sepia Rosa」。
今井亮太郎ラストは「Pressentimento」!
会場のみなさまは手拍子で大盛り上がり!
今気付いたけど、Motion Blue YOKOHAMAのあの会場がピアノ一本で手拍子になるってすごいことだね(笑)
いやー気持ち良かったッスψ(`∇´)ψ
Obrigado!!!



ここで連弾!「イパネマの娘」
今井亮太郎とジェイコブ・コーラーのサウンドが交じり合う!強烈な個性がいい意味でぶつかり合って、「イパネマの娘」がスゴイことにψ(`∇´)ψ
最初は僕が下のパートだったのだけど、途中でピアノの座っている位置をジェイコブとすり替えて、曲の後半は僕が上でジェイコブが下に♪笑
会場のみなさまも大いに湧きます!!
すっっっっごい盛り上がりだったー\(^o^)/





後半のジェイコブ ソロピアノ。

ジェイコブの好きな映画からインスピレーションを受けてその映画のイメージで作った楽曲。素晴らしい情景だった(*^^*)
ディズニーの名曲メドレーでは、ジェイコブの甘いやわらかい一面を魅せてくれた。
クラシックの名曲、モーツァルトの「トルコ行進曲」のJAZZアレンジ。ジェイコブにしかできない、凄い演奏だった!!
そして、ジェイコブのラストは、ジェイコブの素晴らしいオリジナル楽曲。火山の名前にインスピレーションをもらって書いた楽曲「Popo」。
いや~シビれた!!
めっちゃカッコ良かった\(^o^)/
息をする間もないくらいの超絶テク!素晴らしかった!!





そして、ここで再び連弾!
1曲目は僕のフィールドの楽曲だったので、今度はジェイコブのフィールドJazzから「A列車で行こう」!
これも大~~~いに会場が湧きました\(^o^)/
いやー連弾でこんなにボルテージが上がって盛り上がるのはなかなかないのでは\(^o^)/
もちろん「イパネマの娘」と同じく、曲の間に上下パートを入れ替える(笑)僕が上から下に、ジェイコブが下から上に!
時には僕とジェイコブの手と手がクロスして奏でるイタズラなんかもしたりして(●´艸`)
2人でピアノで遊びまくった!!笑












LIVEラストソングをソングは、なんと「ルパン三世のテーマ」!笑
僕はメロディオンで参戦!はじめてメロディオンとピアノDuoに♪
お客様も大盛り上がり、会場は手拍子の渦!
最高のボルテージで2人のピアニストLIVEの本編が終了!!









絶大なアンコール!!

アンコールでは、曲を奏でる前に、2枚の『ピアノ・カフェ』のデザイナー鶴丸のどかさんにもステージに上がってもらって、作品の説明などをしてもらいました(*^^*)
美人の登壇に会場も湧きました\(^o^)/
のどかさん、ありがとう!!





そして、アンコール楽曲!
僕がまず「Fly Me to the Moon」をソロで奏でる♪
「Fly Me to the Moon」は、僕のバラードベスト『ピアノ・カフェ~ヒーリング・ボッサ~』のブックレットに描かれている鶴丸のどかさん書き下ろしのショートストーリーの大切な楽曲になっているんだよね。
そんなわけで、選曲したんだ♪
僕の「Fly Me to the Moon」は静寂の中の情熱。切ない想いを歌に乗せて奏でるBossaの「Fly Me to the Moon」。

そして、ジェイコブ。
ジェイコブが演奏した曲も、なんと「Fly Me to the Moon」!
ジェイコブは明るい4beatアレンジの「Fly Me to the Moon」。彼女との楽しい時間を語るような「Fly Me to the Moon」。
2人のピアニストがソロで奏でる同じ楽曲。
全く異なる「Fly Me to the Moon」が横浜の一夜に描き出された。

ジェイコブの「Fly Me to the Moon」の最後には、僕も鍵盤ハーモニカで参加!

ものすごい盛り上がりの中、この素晴らしい企画のコンサートが終了しました\(^o^)/



本当に感謝でいっぱい!最高の夜!
超楽しかった!!2人でピアノで遊びまくった!(笑)
この夜は、奏でていた自分たちでも、この場にいるみなさまはきっとすごい瞬間を目の当たりにしているに違いないと思える、そんな手応えのある最高に素晴らしい一夜でした!

来てくださったみなさま、本当にありがとうございました!
そしてジェイコブ、心からありがとう!!

早くも「またやって!」の声がたーくさん!!
この企画、必ず再演しますよー\(^o^)/

Muito obrigado!!!!!!



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする