4月1日。
今日は、亡き母・美智子の命日だ。
「生きているって素晴らしい!
毎日はささやかなたくさんの幸せや感動がいっぱい溢れていて、愛がいっぱい溢れてるんだよ」
母が亡くなるまでの2ヶ月半で描いた、約150点の水彩色えんぴつ絵手紙作品には、僕が大切にしているメッセージがたくさん散りばめられている。
先日リリースされた『今井亮太郎メジャーデビュー10周年記念リクエストベスト〜Seus Dez〜』に新曲として収録された「貝殻のペンダント」は、母の絵手紙にあった礼文島の作品がモチーフになった楽曲。
僕も礼文島に訪れた時に、貝で敷き詰められた海岸に行きつき、そこで拾った貝殻で作ったペンダントに幼ない頃の記憶を込めた、ピアノソロ曲だ。
母の絵手紙をイメージして13年前の今日作曲した「色えんぴつ - Lápis de Cor -」も、ファンの皆様に選ばれてリクエストベストに収録された。
母が亡くなって、早や13年。
あの日も今日みたいな花が咲き乱れる、晴れやかな日だった。
今の亮太郎を見たら、あのゴキゲンな母はなんて言うのかな〜。
母のメッセージを胸に、これからも音を紡いでいこう。