4/16(土)は、平塚KANAFUにて【今井亮太郎ソロプロジェクト〜今井亮太郎トキトキトリオ〜】LIVEでした♪
満席のお客様!!
嬉しい限りです^ ^
本当にありがとうございました\(^o^)/
LIVEレビューいきます♪
今回は好評だった昨年秋に続いてのTrioでのLIVE。
今井亮太郎グループには欠かせないSambaギターのスペシャリスト外園健彦さん、
日本を代表する巨匠ドラマー黒田清高さん、
そしてピアノ&ハモンド・オルガン今井亮太郎でのサウンドは、まさにナチュラルかつシャープ!
このTrioでのブラジリアングルーヴは、なんだか時を刻むような感じがして、勝手に“トキトキトリオ“と命名したのでした(笑)
LIVE前に、6月でクローズすることが発表されたKANAFU。
僕の生まれ育った街の、大切なホームの会場だけに、さみしい気持ちと感謝でいっぱいの気持ちで、春の躍動と新しい船出をイメージしてLIVEを構成しました。
1st stage!「O Barquinho」からスタート!
BossaNovaの名曲は、外園さんのギターにピアノのメロディがキラキラと乗り、黒田さんがさりげなく入ってくる、という構成。
春の海への出航デス♪
まさに出航!なイメージの「メストリ・ジョヴァンニ」。
『オルガニスタ・イマインダレイ』のリード楽曲はオルガントリオで。
続いて「Samba do Avião」。
ピアノ、ギター、ドラムで、空を自由に飛ぶように奏でました♪
ゴキゲンなサウンドになったな〜^ ^
「ストームグラス」は、『オルガニスタ・イマインダレイ』でもまさにこのTrioをベースにレコーディングした楽曲。
“明日の天気なんて、必然のような偶然のようなものだけど、飄々と航海していこう“
19世紀の天気予報に使われた不思議な道具をイメージして作った楽曲。
「月面ブランコ」もこのTrioをベースのレコーディングした楽曲。
黒田さんのキレキレ、バシバシ決まるキメのドラムが唸る!!
カッコ良かった〜!!!
次の日が満月だったということでお届けした「月の光満ちて」。
ギターとドラムの作るサウンドにピアノの音色を乗せて、やわらかい春の月夜のように♪
“永遠と儚さ。生きること。この瞬間を大切にしたい。ひっそりと想いを胸に秘めて“というイメージで作曲した「梅の咲くころ」。
大好きなKANAFUで奏でるこの時間の幸せを感じながら、心に刻むように奏でました。
あっという間の1st stageラストは「青い瞳のアドリアーナ」。
オルガンの音色がKANAFUに響き渡り、最後は手拍子いっぱいに♪
春に奏でるアドリアーナ、なんだか好きなんですよね^ ^
2nd stageは「スカイブルーの肖像」から。
この曲は鍵盤ハーモニカで♪
異国の港町での切ない想いをイメージした楽曲、鍵盤ハーモニカがバッチリ合いましたね(笑)
外園さんのソロもカッコ良かった!!
BossaNovaの大名曲「Chega de Saudade」。
さすがに3人とも水を得た魚のように自由に(笑)
ピアノ、ギター、ドラムというサウンド以上な感じだったな〜。
こちらも『オルガニスタ・イマインダレイ』でのレコーディングメンバーそのままの「Aquário」。
ゆるやかな春の海にただただ漂うように、時に身を委ねて奏でました♪
「O Amor em Paz」も、オルガントリオで。
どことなく切なく、そしてあまりに美しいメロディと和声のこの曲は、ジョビンのまさに真骨頂ですね♪
“失意の中で出会ったあなたの中に、生きる意味と穏やかな愛を見つけた“というヴィニシウス・ジ・モライスの詞も美しい。
オルガンの音色が、切なさの中にある真っ直ぐな輝きを広げるように、奏でました。
名曲「Berimbau」ももちろん自由な演奏に!!
外園さんがギターでビリンバウのようなサウンドを出してるところに、ピアノでルバートでサビを重ねるところからスタート。
情熱的な外園さんのソロ、そして研ぎ澄まされたクールな黒田さんのソロもカッコ良かった!
この日、どうしても奏でたかった「ひまわり」。
映画の名曲であり、一昨日リリースの『シネマ・ボッサ』にも収録した楽曲。
今のウクライナの情勢にたくさんの人が毎日心を痛めてると思います。
こうして音楽を奏でていられることがいかに幸せで平和だからこそなことか、つくづく実感します。
同時に、同じ時間に苦しんでいる人たちもいるのかと思うと、やるせない気持ちにもなります。
少しでも想いを寄せること、関心を持つこと、そして平和を切に願うこと、それしかできないのかもしれませんが、あの映画の中の一面のひまわり畑にまたたくさんの人が訪れることのできる日が来るように祈りながら奏でさせていただきました。
「時の指輪」はピアノトリオで。
長い年月をかけた時間こそ永遠の誓いだ、という意味のChoro楽曲。
この日の「時の指輪」は、優しくて透明な気持ちで奏でていました。
本編ラストはもちろん「Ao Céu」!
この曲をこのKANAFUで何度奏でたかな〜♪
今回も客席のみなさまと一体となって、ボルテージもNAX!!
大盛り上がりでした!!
Obrigado!!!!!
アンコールでは「セピア・ホーザ」を。
6月で10年の歴史を閉じるKANAFUですが、ここで奏でさせていただいた時間は僕の中にずっと生き続けて輝き続けます。
地元・平塚はバラの街なんです^ ^
“バラは色褪せても輝きを失わない。心の中で、記憶の中で、いつまでも、永遠に、大切に、光り輝き続ける…“
そんな想いで作った楽曲。
この曲をKANAFUで奏でることができて、幸せでした♪
たくさんのみなさまに囲まれて、大好きなKANAFUでのLIVE、とっても楽しい時間になりました!!
感謝でいっぱいです♪♪♪
Muito obrigado!!!!!!
そうだ!
KANAFUでのLIVE、6/17(金)14:00〜にピアノソロLIVE【独奏】を開催させていただくことになりました♪
これがKANAFUでのラストLIVEになります!
感謝いっぱい、心を込めて奏でます!!
平日昼間のLIVEですが、みなさまぜひご予定を(^^)
【2022.4.16 @ 平塚KANAFU 演奏曲目】
〈1st stage〉
・O Barquinho - 小舟 -
Words by Ronaldo Bôscoli / Composed by Roberto Menscal
・メストリ・ジョヴァンニ - Mestre Giovanni -
Composed by Ryotaro Imai, 2021
・Samba do Avião - 飛行機のサンバ -
Written by Antônio Carlos Jobim
・ストームグラス - Storm Glass -
Composed by Ryotaro Imai, 2017
・月面ブランコ - Balanço na Lua -
Composed by Ryotaro Imai, 2017
・月の光満ちて - Lua Cheia Iluminando -
Composed by Ryotaro Imai, 2003
・梅の咲くころ - Quando as Ameixeiras se Cobrem de Fores -
Composed by Ryotaro Imai, 2021
・青い瞳のアドリアーナ - Adriana -
Composed by Ryotaro Imai, 2014
〈2nd stage〉
・スカイブルーの肖像 - Retrato em Céu Azul -
Composed by Ryotaro Imai, 2015
・Chega de Saudade - 想いあふれて -
Words by Vinícius de Moraes / Composed by Antônio Carlos Jobim
・Aquário - 水族館 -
Composed by Ryotaro Imai, 2017
・O Amor em Paz - 平和な愛 -
Words by Vinícius de Moraes / Composed by Antônio Carlos Meditação - メディテーション(瞑想) -
・Berimbau - ビリンバウ -
Words by Vinícius de Moraes / Composed by Baden Pawell
・ひまわり - Sun Flower - 『ひまわり』より
Composed by Henry Mancini
・時の指輪 - Tempo, O Verdadeiro Anel -
Composed by Ryotaro Imai, 2015
・Ao Céu - 空へ -
Composed by Ryotaro Imai, 2003
En:
・セピア・ホーザ - Sepia Rosa -
Composed by Ryotaro Imai, 2010