先日の日曜日9/27は、学芸大学駅徒歩1分の珈琲美学にて今井亮太郎ソロLIVE【独奏】でした!
お越しいただいたみなさま、配信でご視聴いただいたみなさま、ありがとうございました\(^o^)/
会場の雰囲気も音環境もとっても良く、我ながら会心の独奏だったな〜♪
心の深いところから奏でた、秋の昼下がりのLIVEとなりました^ ^
(LIVEの有料配信は、これからでもご視聴できますのでぜひ!10/11までです♪)
LIVEレビューいきます!
秋の独奏ということで、今回は今の自分の内側にフォーカスして、今奏でたい切なく情緒的な楽曲で選曲した今回。
珈琲美学の素晴らしいコンディションのピアノと、ハモンド・オルガン。
音響のオアシスさんの音作りも素晴らしく、サウンドチェックから時間を忘れてしまうくらい心地よい音色♪
”何も変わらない懐かしいこの街。真っ青な空は昨日のことのように変わらなく感じる。あの時に出会った、どうしても忘れられない彼女だけがこの景色から欠落しているよう”
というイメージで作曲した「スカイブルーの肖像」からLIVEスタート。
続いて、刹那で情熱的な愛の模様をイメージした楽曲「赤と黒のイスピラル」。
さらに『シネマ・ボッサ』にも収録した「Over the Rainbow」。
ピアノが音色が本当に心地よく、この日は心もとても落ち着いていて、本当に深い集中で奏でているような感覚だった。
オルガンに移動しての3曲。
BossaNovaの名曲「Triste」。Jobimの、淡く、独特なコードが、オルガンの音色に合うんだよね^ ^
Roberto Menescalがリオデジャネイロへの想いを綴った楽曲「Rio」。
軽快なテンポのこの楽曲、Menescalのクールなメロディの雰囲気がよく出ていて大好きな一曲。
最近はオルガンで奏でることの多い今井亮太郎楽曲「橙」。
この日の「橙」、我ながらめちゃくちゃ良かった!!
大切に奏でさせていただきました。
ピアノに戻って、「銀色のしずく」。
満月に照らされた航路をひたすら進む、船の神秘な旅のイメージの、まだCDには未収録の楽曲。
2年前かな、ちょうどこの頃に作曲した楽曲なんだよね♪
続いて『シネマ・ボッサ』に収録した「パブロの横顔」。
芸術家や音楽家の華やかな作品を生み出すまでの苦悩の時間にスポットライトを当てた楽曲。
今の状況って、やっぱり正直すごく大変で苦しい。そんな中から音楽を絞り出していく。
今だからしか奏でられない音楽がある。
だからみなさま、ぜひどの音楽家の音楽も、今こそ聴き逃さないで欲しい。
演奏予定ではなかったのだけど、MCの中で先日リリースとなった配信限定シングルの話になり、時間もゆとりがあったので、急遽「流星ピアス」をオルガンで!
この曲も秋に似合うんだよなぁ〜(●´艸`)
1st stageラストは、僕の楽曲「あの日のスケッチ」。
”かつて描いた絵のように、今自分が進んでるのかはわからない。
手に入ったもの、失ったもの。
でもあの日描いたスケッチがあるから今がある。
そして今も、きっとまた先の日を創るための絵を描いている”
この曲も、今だからこそ奏でたかった。
この秋リリースの『独奏〜at Hall〜』に収録された楽曲です。
2ndステージは「雨の日曜日」から。
雨予報で日曜日LIVEだったのでバッチリ!と思って選曲したけど、雨は夜まで降らなかった(笑)
(雨男返上!笑)
秋の雨だけが心に寄り添ってくれる、そんなイメージで奏でました。
『シネマ・ボッサ』収録のラ・ラ・ランドの楽曲「ミアとセバスチャンのテーマ」。
この曲、秋にぴったりでしょ?!^ ^
そして、この日奏でたかった「Inútil Paisagem(無意味な風景)」。
”なぜ空はこんなにも広いのか
なぜ海はこんなにも大きいのか
無意味な風景だ
あなたはもう二度と来ないかもしれない
それなら生まれてきた花に何の意味があるのだろう?
一人で歩く道はどこにもない”
という内容のJobim&Aloysio de Oliveiraの楽曲。
ピアノの音色に心を委ねて、音を置くように奏でました。
続いてショーロの楽曲「Benzinho」。
Jacob do Bandolimの曲って荘厳な感じの楽曲が多いけど、この曲も荘厳さの中に古きロマンと繊細さがあって、大好きな楽曲。
ピアノの音色も最高だったので、心から楽しんで奏でさせていただきました!
オルガンに移動して、ニュー・シネマ・パラダイス「愛のテーマ」。
この曲も秋だよね〜。
この日は2ステージ目もRoberto Menescal楽曲!
「Nós e o Mar(二人と海)」。
広い海に人生を重ねるこの楽曲を、超スローでオルガンで奏でる。
深く淡い、秋の海をイメージして奏でたよ。
「ハモンド・オルガンが大好きで聴きに来ました!」というお客様がいらしたので、それなら!ということで急遽「Samba de Verão(サマー・サンバ)」を。
ワンダレイが大好きでブラジル音楽にハマっていった僕としては、やっぱり大切な楽曲♪
そのままオルガンで僕の楽曲「Miucha」。
”真実の愛はとても複雑でおそろしいほどに透明だ。純度の高いガラスをはりめぐらせたような自分の心に壊れてしまいそうになる。この切ないほどにはかない透明な心こそ、あなたの美しさを映した鏡なのかもしれない"
というイメージで作曲したこの楽曲、オルガンで奏でるとなんだかピアノとはまた違った曲の深さが出て、良いんだよね♪
とても良い演奏だったのでは!!
LIVEも終盤!「青い瞳のアドリアーナ」!
オルガンで奏でるアドリアーナ。
この日はシックで落ち着いた楽曲を中心に奏でてきたからか、よりクールかつ情熱的な演奏に♪
深いところから一気に感情が浮き出てくるような、そんな感覚で奏でていました。
会場からは手拍子も!嬉しい瞬間です^ ^
LIVE本編ラストはやはり独奏ではこの曲、「色えんぴつ」。
この日は会場に亡き母・今井美智子の水彩色えんぴつ絵手紙作品を少し持っていきました。
配信でもバッチリ良いところで母の絵手紙に寄ってくださったり、嬉しかったなぁ^ ^
独奏は、この亡き母の水彩色えんぴつ絵手紙作品たちを会場に飾りながらピアノソロで奏でる、というコンセプトから始まったLIVEシリーズ。
独奏の音色にオルガンも加わったことに、歩んできた時間を感じる。
やはり母の絵手紙の横で奏でる「色えんぴつ」は格別。
心を研ぎ澄まして、ピアノの音色に浸って、大切に奏でました。
この曲も自分的に会心の出来!
ありがたいアンコールの拍手!!
オルガンでの「Ao Céu」。
盛り上がったー\(^o^)/
秋の広く大きな青い空に羽ばたくように!!
まだまだ落ち着かない状況の中でも、僕の音楽を大切に一生懸命聴いてくださる方たちがいる。
そのことが心から嬉しく、心から感謝いっぱいで、幸せな気持ちで奏でていました。
独奏のエピローグはやっぱり「浜辺の歌」。
”だから息子のつくる曲の中に「浜辺のうた」が鳴ってる気がするのです”
という母の絵手紙。
僕の遠い遠い記憶の中の楽曲。
ピアノの音を一音一音置いていくように、静かな気持ちで奏でました。
秋の独奏、いや〜今回、自分でも本当に大好きな、とっても印象に残る会心のLIVEとなりました!!
自分でも間違いなく「良いLIVEだった!」って誇れるLIVE。
今の今井亮太郎をまっすぐに描き出せたと思います!
本当に感謝でいっぱい!!
Muito obrigado!!!!!!
このLIVEの有料配信は、まだこれからでもご視聴できます!!
(10/11まで)
ぜひぜひ、今からでも聴いていただきたいただき独奏です!!!
↓LIVE配信ご視聴チケットのご購入はコチラから↓
↓配信映像こんな感じです!↓
【2020.9.27 独奏@珈琲美学 演奏曲目】
〈1st stage〉
・スカイブルーの肖像 - Retrato em Céu Azul - / Composed by Ryotaro Imai, 2015
・赤と黒のイスピラル - 赤と黒のイスピラル - / Composed by Ryotaro Imai, 2003
・虹の彼方に - Over the Raindow -
『オズの魔法使い』より
Words by Yip Harburg / Composed by Harold Arlen
・Triste - 悲しみ - / Words by Vinícius de Moraes / Composed by Antônio Carlos Jobim
・Rio - リオ - / Words by Ronaldo Bôscoli / Composed by Roberto Menscal
・橙 - Daidai - / Composed by Ryotaro Imai, 2003
・銀色のしずく- Gotas de Prata - / Composed by Ryotaro Imai, 2018
・パブロの横顔 - Rosto de Lado de Pablo - / Composed by Ryotaro Imai, 2015
・流星ピアス - Brinco de Estrela Cadente - / Words by Karen Tokita / Composed by Ryotaro Imai, 2020
・あの日のスケッチ - Bloco de Desenho Daqueles Tempos - / Composed by Ryotaro Imai, 2018
〈2nd stage〉
・雨の日曜日 - Domingo com Chuva - / Composed by Ryotaro Imai, 2010
・ミアとセバスチャンのテーマ - Mia & Sebastian's Theme - /『ラ・ラ・ランド』より / Composed by Justin Hurwitz
・Inútil Paisagem - 無意味な風景 - / Words by Aloysio de Oliveira / Composed by Antônio Carlos Jobim
・Benzinho - ベンズィーニョ - / Composed by Jacob do Bandolim
・愛のテーマ - Tema d'Amore -
『ニュー・シネマ・パラダイス』より
Composed by Ennio Morricone, Andrea Morricone
・Nós e o Mar - 二人と海 - / Written by Roberto Menescal, Ronaldo Boscoli
・Samba de Verão - サマー・サンバ - / Written by Marcos Valle, Paulo Valle
・Miucha - ミウシャ - / Composed by Ryotaro Imai, 2010
・青い瞳のアドリアーナ - Adriana - / Composed by Ryotaro Imai, 2014
・色えんぴつ - Lápis de Cor - / Composed by Ryotaro Imai, 2010
En.
・Ao Céu - 空へ - / Composed by Ryotaro Imai, 2003
・浜辺の歌 / Words by Kokei Hayashi / Composed by Tamezo Narita
* * *
〈今井亮太郎LIVE info〉
♪10. 3(土) / スウィング(銀座)
今井亮太郎×助川太郎
メンバー *
今井亮太郎(Piano/Organ)
助川太郎(Guitar)
オープン * 18:00
ステージ * 1st 19:00〜, 2nd 20:30〜
チャージ * ¥3,200
※ご予約・お問い合わせ
mail : ryotaro_pianista@yahoo.co.jp
tel : 03-3563-3757 (営業時間のみ)
- スウィング -
東京都中央区銀座西2丁目2番地 銀座インズ2-2F
03-3563-3757
♪10.24(土) / 珈琲美学(学芸大学)
今井亮太郎
〜Ryotaro Trio Groovin〜
メンバー *
今井亮太郎(Piano/Organ)
亀山アキラ(Bass)
黒田清高(Drums)
オープン * 18:00
ステージ * 1st 19:00〜, 2nd 20:30〜
チャージ * ¥4,000
※ご予約・お問い合わせ
mail : ryotaro_pianista@yahoo.co.jp
tel : 03-3710-1695 (珈琲美学 : 営業時間のみ)
- 珈琲美学 -
東京都目黒区鷹番2-19-20-B1
東急東横線学芸大学駅 徒歩1分
03-3710-1695
☆10/24LIVE有料配信アリ!
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♪11.3(火・祝) / カルッツかわさき
今井亮太郎グループ Bossa da Culttz〜リオデジャネイロ→川崎〜
開場/16:30 開演/17:00
会場 * カルッツかわさき ホール
出演 *
今井亮太郎(Piano/Organ)
今井亮太郎グループ
川満直哉(Sax/Flute)
満島貴子(Flute)
亀井恵(Marimba)
外園健彦(Guitar)
澤田将弘(Bass)
”Alex”Alexandre Ozaki(Drums)
Francis Silva(Percussion)
ゲスト * 小野リサ(Vocal)
■カルッツかわさきチケットセンター (10:00~18:00※休館日を除く) 044-222-5223
インターネット予約
■e+(イープラス)
日本のブラジル音楽界を牽引するピアニスト、今井亮太郎。彼の率いる「今井亮太郎グループ」が、本格派ブラジル・サウンドと共に川崎で初のコンサートを開催します。ゲストに迎えるのは、ボサノバの歌姫・小野リサ。「イパネマの娘」「彼女はカリオカ」などスタンダードなボサノバから、通好みの名曲まで幅広いラインナップ。今井亮太郎の熱く情熱的なグルーヴに初夏の風のような爽やかな歌声が絡み合い、ハッピーな気持ちになれる、スペシャルな時間をお届けします。
☆今井亮太郎『シネマ・ボッサ〜ニュー・シネマ・パラダイス/ラ・ラ・ランド〜』
2020.7.1(水)リリース!
¥2,200(税込) COCB-54303
※新星堂、山野楽器、タワーレコードなど全国CDショップ、Amazonなどwebショップにてご予約開始されています♪
ボサノヴァ・サンバのピアノスト&オルガン奏者、今井亮太郎がシネマ・ミュージックに挑んだアルバム。「ボサノヴァ」×「シネマ・ミュージック」の組み合わせは、じっくり聴いても、BGMにもぴったり!おしゃれな雰囲気で名曲をたのしめる、リラックスに最適な一枚。シネマの名曲はもちろん、今井亮太郎の新曲も収録!ハモンド・オルガンのサウンドにも注目。
↓日本コロムビアのページ↓
↓『シネマ・ボッサ』試聴ダイジェスト映像はコチラ↓
☆Karen Tokita&今井亮太郎『海辺のカフェの水曜日』9.23(水)配信限定シングルリリース!
Karen Tokita & 今井亮太郎のダブルパーソナリティでお届けしているFM狛江(コマラジ)[85.7 Mhz]の番組「Bossa da Comaedade(ボッサ・ダ・コマエダージ)」のテーマソング「海辺のカフェの水曜日」の日本語版が、9/23(水)に日本コロムビアより配信限定シングルとしてリリースされます!
カップリングには新曲「流星ピアス」も!
Apple Music、amazon music、LINE Music、Spotifyなどなどの各サブスクリプションや、iTune Store、レコチョクなどの配信ダウンロードサイトから、お聴きいただけます。
お楽しみに♪
1. 海辺のカフェの水曜日 - Quarta-feira no Café da Praia - (Karen Tokita Vocal Ver.)
2. 流星ピアス - Brinco de Estrela Cadente -
↓日本コロムビアのNewリリース↓