先月突然ガンマナイフ治療した右側の耳がこもったようになって、慌てて病院へ行きステロイドなど薬を2週間飲み続け、なんとか治ったのも束の間、昨日の17時頃、なんとまた突然右側の耳が詰まったように聞こえなくなった。
だいたいガンマナイフ治療をして1年半、耳鳴りはずっと鳴っているが聴力が落ちることはなかった。
なのにここにきて、急に難聴になるなんて・・・。
前回も担当の先生に異常があればすぐに病院へ来るように言われてたので、今朝病院へ行ってきました。
この時点で、前回もそうだったけど、耳の横で指をこすってもほとんど聞こえなかった。
ただ今回さらに嫌な症状が出ていた。
唾を飲み込むと、耳の奥から”パキ”という音が毎回聞こえてくるというもの。
高いところに上って耳がキーンとなって、唾を飲み込んだときに鳴るあの音。
※すぐにネットで調べてみると、耳の奥と鼻の奥で繋がっている耳管の働きが悪くなって(耳管機能異常)起こる症状だということ。
病院へ入ると今回もまた聴力検査です。
悪い方の右側の耳で、かなり大きな音量で検査され、もう少し上げてもいいかと言われたがもう無理ですと断る。
これはかなり悪い感じ。
そしてここから担当の先生の診察です。つい2週間前に1年半後のMRI検査をしたばっかりなので、思わず「もう来ちゃいました」と言ってしまう。
先生はまったく無反応で、こう言います。
「前回より相当悪くなってますねえ」
といい、パソコンの画面に聴力検査のグラフをみせてくれます。そして、
「10日しか持ちませんでしたねえ」
と言います。
前回は低音は左耳とほとんど変わらず、高音になると急激に悪くなっていたのが、今回はその低音も悪くなっていた。
そして結局前回回復に貢献しただろうステロイドを、とりあえず17日間服用するように言われます。
そしてもしこれでも治らなかったら、耳鼻科の病院に紹介状を書きますと急に言われました。
なんでも突発性難聴に効果があるらしい「高気圧酸素治療」というものがあるらしい。
これを紹介するのは先生も初めてらしく、さらに通院や入院とかどうですか?とまた急に聞かれ、ちょっと無理かも知れませんと答えると、「そうですね、仕事に支障がでますよねえ」といいながら、手はパソコンで耳鼻科の病院を調べるている。
「この病院の近くにもあるんですよ」と言われるが、高速を使って1時間も掛かる病院より、地元の近くの病院をお願いしますと答える。
そして再度、私はこう聞いてみる。
「腫瘍が小さくなってるのに、聴力が落ちるってどういうことですか?」
というと、前回小さくなるときに神経を引っ張ってるのかもなんて言ってたのが、今回先生はこう答えた。
「神経や血管に放射線の影響が出てるのかもしれません」んんっ!!
いまさらそれを言いますか。
じゃあガンマナイフしない方がよかったということ?
なんだか先生への信頼感もテンションも今回はがた下がりです。
唾を飲み込んだら耳の奥が鳴るについても、パソコンに打ち込んではいるようだけどスルー。
今この記事を書いてる時点で、ステロイドは薬局でもらってすぐに飲んだだけだが、左側の耳を指で塞ぐと右からはほとんど音が聞こえてきません。
今はとりあえずステロイドが効果あることを願うだけです。
今日ガンマナイフ治療から1年半後のMRI検査を受けてきました。
つい2週間前に治療した右側の耳の聞こえが詰まったように聞こえにくくなったということで受診したばかりで、今日までずっと処方された薬を飲み続けていました。
結果詰まったような感じはほぼ無くなりました。
ただお風呂でお湯を頭からかぶったりするときの”ザバっ”みたいな大きな音がすると、しばらくこもったりするのは相変わらず続いています。
それと耳鳴りの”キンキン”という音も大きく、時には聞こえにくくなるほどの大きな音で鳴るときもありました。
それが今朝、ほとんど耳鳴りが鳴っていませんでした。
(ただ今これを書いている時点で、ちょっと鳴ってますが)
さあ、腫瘍はどうなっているのか、モヤモヤした気持ちで朝6時半に家を出ました。 病院に到着し受付を済ますと、すぐにMRI検査に入りました。
身につけてるものを全部外し、検査着に着替え検査中はガンガン大きな音がするので耳栓をし、台に横になると頭が動かないようにあごの辺りにクッションのようなものを詰められ、トンネルの中に入っていきます。
もう何回もやっているんだけど、やっぱりノドがイガイガして咳が出ないかとか、口の中につばがたまってくるのが気になったり、相変わらず落ち着きません(^^;)
時間にして20~30分ぐらいで終わったのかな。
続いて採血と、これも何回もやった聴力検査です。
2週間前にやった聴力検査が相当悪かったので心配だったけど、耳鳴りもあんまり鳴ってない状態だったこともあり、結構聞こえた手応えがありました。
そしてここから問診の状況です。先生は開口一番
「戻りましたねえ~」
と言います。
聴力検査の結果グラフをみせてもらうと、急激に下がっていた高音の聞こえも上がっており、ガンマナイフ治療前とほぼ同じくらいの聴力が戻っていると言われました。
さらにどれくらいで治ったという自覚がありましたかと聞かれたので、二日後には耳の横で指をこする音が聞こえるようになり、今は詰まった感じもあまりなくなったけど、耳鳴りは今朝は小さいですが普段は大きな音で鳴ってると答えました。
そしていよいよMRIの検査画像を見ます。
先生は半年前の画像と並べてみて、
「小さくなってますねえ」
と言います。
私もドキドキしながらパソコンの画像をのぞき込みます。
聴力が落ちてきたので、反対に大きくなっているんじゃないかと心配していたので、わずかでも小さくなっているのがわかりホッとします。
「ああ~、やっと小さくなったか」
心の中でつぶやきます。
先生にこの画像を写真に撮ってもいいですかというと、あっさりいいですよと言われ、とった写真がこれです。
左側が半年前のMRI画像で、右側が今回の検査画像です。
画面真ん中のちょっと左側に、脳に入り込んだように映っている黒いものが腫瘍です。
さっそく先生が画像にスケールを出して計測すると、1.3cmから1.1cmに減少していました。
「このまま小さくなっていくんですかね」と聞くと
「大きくなることはありません」と先生ははっきりと答えてくれます。
※今こうして写真を見ると、なんだか左右大きさというか画像の倍率が微妙に違うことに気づく(^^;)
ここで一つ疑問が。
腫瘍は小さくなったのに、なんで聴力が悪化したのか?
なんて思った瞬間、先生から意外な言葉が返ってきました。
「小さくなったときに神経を引っ張ったのかしれません」
「ええ~!!」
そんな話初めて聞いたので、慌てて言います。
「それじゃあ腫瘍が小さくなると神経を引っ張って聴力が悪くなるということですか?」
聞くと、先生は一瞬黙ってしまい
「という話もあり、データーが少なすぎて確かなことは言えません」
と答えます。
さらにだいたい術後5年後ぐらいに一番悪くなるケースが多いと付け加えます。
せっかく腫瘍が小さくなって喜んだのも束の間、初めて聞くネガティブ情報にがっくりです。 薬についても続けますので処方箋を出しておきますといい、ステロイドについてはダラダラと続けるものではないのでこれは停止し、
・ビタミンB12製剤(傷ついた末梢神経を修復する働きがあり)
・ビタミンE製剤(血液の流れを改善する)
をなんと90日分飲むことになりました。
一日食後3回飲むので90日×3回×2種類ということで、とんでもない量に(^^;)
ちなみにあとで薬局に行き出された処方箋を渡すと、薬を出すときに薬局の方が
「様子見としては多すぎる気もしますが、いるんでしょうね」
と苦笑いしながら大量に薬が入ってパンパンになった紙袋を渡してくれました。
あと先生に、まえに自分で購入していた「耳鳴り・難聴 耳鼻咽喉科の名医が教える 最高の治し方大全」という本の中で、「集中音響療法」という治療法があり、ずっと気になっていたので聞いてみました。
この「集中音響療法」とは、
”突発性難聴が治りにくい一因に、無意識に正常な方の耳だけを使うようになることで、難聴側の耳に対応する脳の聴覚領域が刺激されていないことが考られるということから、
正常な側に耳栓をして過ごし、難聴側の耳だけで音楽を6時間ほど聴く
というリハビリ法”です。
この本で紹介されていたリハビリ法を先生に説明すると、先生は
「私はその知識はありません」
と、あっさりとスルーされてしまいました。
ここではたと気がついたんですが、難聴自体については耳鼻科の病院へ行って相談した方がいいのではないか。
今更ですけど(^^;) 次の半年後のMRI検査を予約して、この日の診断は終了です。
腫瘍が小さくなったらなったで、また聴力が低下するリスクがあるということが判明し、今日も気分はすっきりしません。
それでもこの日はむちゃくちゃ天気がよくて、帰りの高速を走っているときに見た青空の青さがとっても綺麗で、ちょっとだけ幸せな気持ちになれました(^^)
とりあえず処方された薬540粒を粛々と飲んでいくしかないということですね。
先週の金曜日の晩に急に右耳が詰まったように聞こえにくくなり、翌日病院へいって処方された薬を服用して一週間経ちました。
実際薬を飲んで二日目くらいに、耳の横で指をこする音が聞こえなかったのが聞こえるようになり、
ステロイドさすが!
なんて思ったけど、相変わらず耳が詰まったように聞こえにくくこもった感じが続いていました。
それが今朝起きたら右耳の耳鳴りが小さくなり、こもった感じがやっと無くなっていました。
とにかくこの一週間の右耳側の耳鳴りの「キーン」が凄まじく、ほんとうるさかった。
それに水道の水を流したり、お風呂でお湯を頭からかぶるとかの”ジャバっ”ていう音で、急に耳が詰まった感じで聞こえにくくなったり、このままの状態がずっと続いちゃうんだろうかと、ずっと心配だった。 そんな中、なんの偶然か木曜日に会社で毎年受ける健康診断があり、そのなかで聴力検査をやったんだけど、通常30dBのところが
1000Hz(低音):40dB
4000Hz(高音):70dB
という、高音が聞こえない状態が治っていないのがはっきり証明されたばかりだった。
そして今朝やっと耳鳴りが小さくなり、ちょっと久しぶりに気分がいい(^^)
ただこの健康診断でお医者さんとの面談があり、聴神経腫瘍から今の状態を説明すると
「分らないけど、新しいのが出来てるかも知れませんね」
なんて恐ろしいことを言われる。
結局どうなってるかは、来週にあるMRI検査の結果待ちです。
心配は尽きません。
あと一週間、今は処方された薬を飲むしかない。
ガンマ手術治療から1年半後のMRI検査を2週間後に控えたこのタイミングで、昨日の晩に突然耳の聞こえ方に違和感を感じる。
治療した右側の方だけ、急に耳の中に何か詰めたようにこもった音が聞こえだし、左の正常な音と一緒になって妙~な音に聞こえ慌てる。
聞こえてる方の耳を塞いで、TVの音を聞くとものすごく小さな音になり微かに聞こえてる状態に。
最初に聴神経腫瘍の診察に行ったとき、先生が耳の横で指をこすり聞こえてるかどうかの判断をしていたのを思いだし、すぐに右の耳の横で親指と人差し指をこすってみると全然聞こえず、同じように左の耳でやるとしっかり”シュッ、シュッ”と聞こえたので愕然とする。
「これはやばい!」
もうすっかりへこんでしまい早々に寝ちゃいました。
ひょっとして朝になったらすっかり治ってるかもという期待を乗せながら。
途中夜中の2時頃に目が覚めたので、すぐに右側の耳の横で指をこすってみたが何も聞こえない。
「ほんとにやばいかも!」
朝5時に起き、さっそくネットで「耳が詰まったように聞こえない」と検索してみる。
驚いたことに耳のつまりを解消するという、耳鼻科の医師たちの動画がたくさんでてくる。
”わらにもすがる思い”で動画で紹介される、難聴に効くというツボを押さえたり、耳を引っ張ったりしてみたがまったく効果なし。
「これはやっぱり病院に行くしかない!」
先生から聴力に異常があればすぐに病院に来てくださいと言われていたので、今日朝一で病院へ行った。
一応事前に電話で症状と先生から異常があればという話をすると、「それではすぐ来てください」と診察の予約をあっさりと受付てもらえる。
ここから診察状況を書いていきます。
病院へ着くとすぐに聴力検査を受けました。
ヘッドホンを付け、片方の耳の音を流すので聞こえたら手に握っているボタンを押すいつもの検査だったけど、今日は正常な左側に”ザーッ”ていうノイズを流しさらに右側に検査用の音を流すという、初めての検査をされます。
思いのほか右側もいろいろの周波数の音が聞こえたので、「あれっ」という感じになり、検査終了後に担当の方に「やっぱり悪くなってますか?」と効くと、「私からは答えられないので、先生から聞いてください」と言われました。 そして約半年ぶりに担当の先生とご対面です(^^)
先生は聴力検査のグラフを見て開口一番こう言います。
「もっと悪いと心配してたけど、これならまだいいです」
自分もパソコンの画面に映る右側と左側の検査結果を見ると、正常な左側に比べて低い音は500Hzまではほぼ同じ状態で、それより高い周波数は右側がガクンと下がっているグラフでした。
自分ははっきりと悪くなっている状態にがっくりきていたんだけど、先生は低音から高音まで全体的に落ちていないのでほっとしたようで、こう言います。
「たぶんこれは腫瘍がまだ大きくなっているということで起きた症状だと思います」
続けて
「治療を施した患者の半分は半年ぐらいで小さくなるんですけど、こういうケースもあります」
なんだか前回聞いた話とちょっと違っていた感じだったので私はこう言います。
「このまま大きくなってもういっかい手術とかになるんですか?」
「それはないです。どうしてももう一回と言われれば考えますが」
と即答される。
あっ、ちょっと笑わせにきてるなと感じたので、
「今朝YouTubeで耳のツボを押しまくったんですが、これはそのまま続けてもだいじょうぶでしょうか?」
というと、これも即答です。
「私の口からは何も言えません、ただ彼らは人を呼ぶためにやってるだけでしょ」
そしていきなり
「私も動画出してるんですよ」
と言われ、さらに
「本も書いててAmazonで2冊ぐらい在庫があります」
と嬉しそうに教えてくれました。
これは帰ってから調べたんですが、Amazonで本当にありました!!
在庫は3冊あったので、次の検査で伝えようかと考えてます。
もちろん買いませんけど(^^;)
代わりに東野圭吾の「クスノキの番人」を買っちゃいました(^^;)
まあそんな話はおいといて、先生は薬を出します言われました。
・ステロイド薬
・胃薬
・ビタミンB12
・血流をよくする薬
これを2週間飲むことになりました。
帰ってすぐ昼食と夕食の後2回服用すると、なんと耳の詰まった感が少し和らぎ、試しに指をこすってみると音がもう聞こえるようになっていました。
ちょっとほっとしたけど、まだまだ心配は尽きません。
聞こえにくくなる三日前ぐらいから、とにかく右側の耳鳴りがずっと大きくなっていて、ちょっと聞こえるようになったけど耳鳴りは相変わらずキーンと大きく鳴ってます。
2週間後すぐにMRIの検査があります。
腫瘍が酷いことになってなきゃいいなあ。
昨日術後1年後のMRI検査を受けてきました。
去年の2月にガンマナイフ治療を受け、その後3ヶ月後、半年後、そして1年後に定期的にMRI検査と聴力検査を受けるようになっていました。
そしてちょうど一年後の先々月の2月にMRI検査を受けるようになってたんだけど、あろうことかすっかり忘れちゃってて、病院から電話がかかってきたことで、すっぽかしてしまったことに気づきました。
やっちゃいました(泣)
前の検査から半年経っていたこともあったけど、症状的に耳が聞こえにくくなるとか、めまいとかもなく、ただただキーンっていう耳鳴りがずっとなっているだけだったので慣れてしまい、安心してたこともあったのかな。
それで再度MRI検査の予約をすると、休みを取るのが嫌だったので土曜日を指定したので、なんと2ヶ月後の昨日になってしまいました。
久しぶりに病院へ行き、1階で総合受付をすまし、いざMRI検査の受付をしようと3階にあがると・・・、迷子になっちゃいました(爆)
独り言のように「絶対ここじゃないなあ~」とつぶやいていると、研修生的な若者が声をかけてきてくれ、受付まで案内してくれました。
ありがとう!
さっそく受付を済ます。
時計を見ると8時15分くらい。
朝8時半に来てくださいと、予約したときに言われてたので8時には病院に入ってたんだけど、総合受付をした後に出てくる紙に、MRI検査9:20予約と印刷されていた。
これは1時間ぐらい待つことになるのかと思っていたら、受付の部屋から出てきた男性に、キャンセルが出たので今からすぐ検査しますので、検査室へ行きましょうと言われる。
ラッキー!
ベッドに横になり、耳栓をされ頭を固定されると、足の膝下に台を置かれ足を持ち上げられた状態で、いざトンネルの中へ。
ガンガンガンガン・・・
20分~30分と言われていたが、あっという間に終了。
終わるとすぐに聴力検査の部屋へ移動。
ヘッドホンを付け、音がしたらボタンを押す検査と、ある音量で”あ”とか”ば”とか言葉を流すので、紙に聞こえた言葉を書くという検査をする。
20個くらい聞いて、全問正解になるまで、ちょっとずつ音量を上げていくという検査。
聴力検査が終わるとやっと担当の先生とこれも久しぶりの問診。
前はコロナまっただ中だったので、先生との間にはクリアボードが入っていたのが、今日はそのボードもなく、ほぼ膝をつき合わせるがごとくかなりの近さで会話することになり、ちょっと気まずくなる(笑)
ながなが書いてしまいましたが、ここからが検査結果となります。
まず腫瘍の大きさは、ガンマナイフ後は大抵ちょっと大きくなってしまうんだけど、今回はその術後のちょっと大きくなった状態からぼ変わっていないと言われました。
先生は70人ほどガンマナイフ手術をしたが、大体の人は1年後に手術前の大きさに戻ってるんですけどと言い、ちょっと大きくなった患者は一人だけだったとも言われ、ガンマナイフが全く効果が無かったというその方は、手術することになったとのこと。
私の不安を察知したように、すぐに先生は私の場合は大きくはなってないので、それほど心配されなくてもいいと付け加えました。
ただ聴力に関しては、今回の検査結果は前回より人と会話する周波数帯は変わってないが、高音が悪くなっていて、腫瘍が手術後の大きさから変わっていない影響が出ているのかもしれませんと言われました。
次の検査は10月になりました。
「ちょっとでも腫瘍の大きさが小さくなっていたら安心なんですね」
と、先生にいうと「そうです」と言います。
ちょっと心配が総て払拭される検査結果ではなかったけど、ひどくはなってなかったのでちょっとホッとしたところもありました。
次の検査は10月、今からカレンダーに忘れないように印をつけておきます(^^)
2月3日にガンマナイフ治療を受けて、初めてのMRI検査を昨日受けてきました。
治療後からここまで、変わらず耳鳴りはほぼなりっぱなしで、最近は治療した方の頭痛が時々起こってます。
なのであまり期待してなかったというか、むしろ腫瘍が大きくなっているとして、どれくらい大きくなっているのか心配でした。
MRIは9時に予約でしたが、造影剤を使うということで1時間前に採血をして異常が無いかを確認ということになり、8時前に病院へ行きました。
受付が終わるとすぐに採血してもらうことができましたが、またまた注射です^^;
そんなに怯えてないはずなんですけど、毎回「大丈夫ですかと?」と聞かれるので、いつも「見ないと大丈夫です」と答えます。
そこから1時間ほど待ち時間がありましたけど、我慢できずに30分前に画像診断センターに入ります。
まあ早く行っても時間まで待たないといけませんでしたけど。
そしてあと5分というときに、重要なことを思い出しました。
MRI検査中に咳が出ないように、のど飴を舐めておくのを忘れていました。
看護師さんにそのことを説明すると、売店への近道を教えてくれました。
急いで売店に向かい、無事のど飴をゲットし戻ってきたら、丁度9時ぴったりでした。
さあ、検査だと思ったら、まだ前に検査されている方がいるということで、点滴を打ちながらさらに30分ほど待たされます。
9時半頃にやっと順番が回ってきました。
検査台に横たわり、頭をがっちりと固定されます。
耳栓の上からガンガン音が聞こえてきますけど、なんとそのうち眠くなってきました。
のど飴の安心感に感謝!
そして検査結果の画像がこちらになります。
左側の画像が治療前、右が治療後です。
先生から
「大きさはほとんど変わってないみたいだけど、中が黒く写ってるので空洞になってる感じですね」
と言われました。
でも続けて「経過が悪くなれば、もう一度放射することもありますよ」とも言われる。
「そうなったらもうべちゃべちゃになっちゃうんですかねえ」と、最初にこちらの先生に放射線について言われたことを思い出して言うと、
「初期治療は私じゃ無いんで分かりません」と言われました。
それはそうですね。先生凄い穴あけたがってましたもんねえ(笑)
自分ではゆくゆくはいい感じにスカスカになって、小さくなりそうな予兆を感じたんだけど、ちょっとそれは言えませんでした。
次はこの画像を送ってもらって、約1ヶ月後に手術していただいた方の先生の診断があります。
とりあえず酷いことになってなかったことに、ちょっとホッとしました。
昨日ガンマナイフ治療から3ヶ月後の検診で、久しぶりに病院へ行きました。
正確には手術は2/3だったので、まだ3ヶ月は経ってないんですけど、術後腫瘍が大きくなるケースがあり、その影響が出るのがだいたい3ヶ月後ということで検診を予約してました。
検診の内容は前回の1ヶ月後の検診と同じで、聴力検査と問診です。
聴力検査はヘッドホンをして、ピーピーとなったらボタンを押すという遊びみたいな検査ですが、聞き漏らさないように結構集中するので大変です。
聞きづらくなったという自覚症状も無かったんだけど、検査結果も良好で、聴力の低下はありませんでした。
ただ最近耳鳴りが酷いのだ。
朝起きて寝るまで一日中キーンっていう高音が鳴り続けています。
1ヶ月後の検診時に気になっていた、額の皮膚の痺れはこの時点でほぼ無くなっていたので、今気がかりはただただ耳鳴りがうるさいことです。
久しぶりに会う先生は、聴力検査の結果が良かったので、何度も「聴力がびくともしてないですね」と感心しきりです。
私もホッとしました^^
ただし、術後二年ぐらいで聴力が低下する方もいるという話も聞かされました。
問診では、先生ははっきりと仰らなかったけど、耳鳴りのはっきりした治療方法は無いらしく、和らげる薬はあるとのこと。
その薬の名前を何度か聞いたけど名前が難しく、市販薬ではないということで、メモもしなかったので残念ながら憶えてないので紹介できません。
病院で調合する薬です。
聴力が落ちた患者さんに使って、聴力が戻ったケースがあったと言われました。
ただし、聴力低下などの異常を感じて、すぐに飲めば効果があるけど、時間が経ってしまうと飲んでも効果がないとの補足がありました。
なので、何か異常を感じたら、すぐに病院へ電話してくださいと言われました。
んん~、まだまだ気が抜けないのだ。
次は6月にMRI検査の予約が入っています。
2月3日にガンマナイフ治療を受け、今日は1ヶ月後の検診に行ってきました。
予定では聴力検査と担当医の問診だけだったので、気楽にドライブ感覚で久しぶりの病院へ向かいます。
自覚症状的には相変わらず耳鳴りはなりっぱなし。
それと一番心配なのが、放射された右側頭部辺りのおでこや頭皮がずっとしびれている感覚です。
手術後1週間は広範囲で、指で触っても皮膚感触がなくかなり麻痺していました。
現在は範囲は小さくなり、皮膚の感触も若干戻ってきていました。
この症状が、想定範囲内の症状なのかを一番聞いてみたかったです。
受付を済まし、聴力検査をする2Fの生理検査室へ向かいます。
いままでは担当の看護師さんが、案内してくれていたので迷わなかったんですが、今日はしっかり迷子になりました(笑)
この病院は病棟が2棟あり、3Fの渡り廊下を渡って移動したりと、ほんと複雑な作りなんです。
通りすがりの看護師さんに聞き、予約時間ギリギリに到着です。
耳鳴りが酷かったので、聴力検査ではあまり聞こえなかった感じでしたが、結果は手術前とほとんど変わらずホッとしました。
1Fの診察室に移動し、久しぶりに先生に再会です。
聴力検査の結果を知り、先生は満足げににっこりされます。
いろいろ聞いてみたかったことがあったので、先生の話の途中で切り出します。
「ずっと耳鳴りがしています。なんだか周波数が上がったのかかなりの高音です」
「音が変わることはあります」
「右側頭部の辺りがずっとしびれた感覚が残ってます。指で触ると皮膚感が鈍いです」
「普通術後にはそういう症状にはならないんですが、局所麻酔の影響があるのかなあ」
「そのじびれてるところをマッサージしたりしてもいいんですか」
「問題ありません」
どういう訳か、その局所麻酔で1ヶ月も痺れるものなのかとか、その痺れはどれくらいで直るのかを聞かずに
「お酒は飲んでもいいですか」
「全然問題ありません」
先生も全くの無表情で答えます。
これを書いてる時点で気がつき、なんで聞かなかったのか後悔してます。
先生のリアクションが、あまり気にされていないようだったので、スルーしちゃったのかなあ。
ガンマナイフの反動でいったん腫瘍が大きくなり、聴力が落ちるとしたら大体3ヶ月頃からだということで、4月の頭に再度聴力検査に来ることになりました。
そして半年後の8月の検査までに、最初に行った大学病院でMRI検査を予約してくださいと言われます。
前に大学病院の先生に
「紹介した病院で手術を受けるのであれば、その後のMRI検査はそちらの病院で受けてください。データをまたその病院へ送るのが手間なんで」
と言われていたので、こちらで検査をお願いしたんですがというと、先生は
「このMRI検査は桁違いに病院への実入りが大きくて、こちらは紹介してもらっているので、これからの両病院の関係上こちらはぐっとこらえて、大学病院の方でMRI検査を受けてください」
とぶっちゃけられました。
先生、ぶっちゃけすぎです(笑)
検査を受けるのはいいんだけど、その後のその先生との問診も私は気まずいです^^;
まだ1ヶ月ですが、聴力が落ちないことを祈るだけです。
ガンマナイフ治療から明日で2週間目になります。
治療後ずっと気になっていた症状で、ガンマナイフを放射した右側の頭皮の麻痺があったんですが、今日現在まだ少し麻痺が残ってるんですが、麻痺の範囲がちょっと小さくなっています。
この頭皮の麻痺は、事前に症状として先生からも聞いてなかったので心配でしたが、時間が経てば自然に消えていく気がします。
あと少し^^
さかのぼって術後の夜のことを書きます。
多分麻酔は切れていたと思うんですが、フレームを固定するために刺さっていたピンの痕はそれほど痛くありませんでした。
どれぐらいの傷になっているのか気になって、額に貼ってあったガーゼをちょっと剥がしてみます。
思ったより小さくて安心しました。
後頭部の方は、既に傷から浮いてただ髪の毛についてるだけの状態だったので、もう剥がして捨てちゃいました。
ただこれがいけなかった。
後頭部の方はやはり枕に付けるので、ちょっと痛みがあり、浮いてても貼ってた方が良かったです。
おまけに枕のシーツに、直径1cmぐらいの丸い血痕が二つ付いてしまいました。
慌ててタオルを敷いて寝ました。
その後は多分ホッとしたのか、疲れてたのかいつしかグッスリ寝ていました。
次の朝、目が覚めるとちょうど窓の外から日が昇るのが見えました。
思わず急いで起き上がり写真を撮っていました。
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「ああ~、なんかあっという間に終わっちゃったなあ」
この日は特に検査もなく、10時に退院ということでのんびりしていたんですが、朝食前突然担当の先生が病室に入ってきました。
「お疲れ様でした、調子はどうですか?」
私は朝目が覚めたときから感じていた
「何だか朝から耳鳴りがしないんです。直ったんですかね」
と言うと、先生は笑いもせず、
「気のせいです」
と言います。
そう言われた途端、ちょっと耳鳴りがし始めました^^;
それから、事前にも聞いていたんですが、このガンマナイフは治療後半年から1年でいったん腫瘍が大きくなるので、何かしらの症状が出る場合があり、気をつけて経過観察する必要があるとのことでした。
ホッとしたのもつかの間、油断ならない現実を突きつけられました。
そして退院の時が来ました。
脳ドックで腫瘍が見つかり、一年経過観察後手術するかどうか悩み、思い切ってガンマナイフ治療。
今やっと一区切りつきました。
今年に入ってからは、なんだかバタバタした感じしか残ってないけど、手術して良かったと言うよりも、早く家に帰ってこれから先のことをゆっくり考えたいっていう気分でした。
自身の状態としては手術前とほとんど変わりなく、普通に動けるしダメージもありませんでした。
帰りは自分で車を運転しました。
予定としては1ヶ月後と3ヶ月後に診察が予約されてます。
引き続き症状や、思いつくことを書き綴っていこうと思います。
とうとうガンマナイフで手術する当日を迎えます。
朝食もなく、前日に予定は8:50頃に頭を固定するフレームを付けにいきますと聞いていたので、7時くらいに目を覚ましたあとは、しばらくボーっとしてました。
ちょっと細かい時間を既に憶えてないんですが、8:30頃看護師さんが病室に来て、点滴を打つことになりました。
この時フレームを固定するために頭の前後二つずつ刺すピンの痛み止めの麻酔も一緒に入れます。
そして予定通り9時前に、自分で点滴をぶら下げたスタンドを持って移動します。
なぜか記憶がないくらい、あっという間に頭にフレームを着けられてました。
当然麻酔を打っているので痛みはありませんでした。
そしてフレーム付きのMRI検査を行いました。
その後のことも聞いていたんですが、いったん自分の病室に戻り、昼食をとって手術に入る予定になっていました。
なぜそのまま続けて手術する流れではないのかは分かりません。
さすがにフレームを着けた後は、ストレッチャー(担架みたいなやつ)に寝かされて、病室まで運んでもらいました。
病室に戻ると、手術まで待機となります。
フレームがどんな風についてるのか、ここでやっと鏡を見て確認できました。
フレームだけだったので、思ってたよりコンパクトでした。
看護師さんに記念写真も撮ってもらい、結構余裕(^^)
今ガンマナイフは別の患者が入っているので、その方の後になるためたぶん12時過ぎくらいかなと聞かされます。
なので早めに食事をとってください、ということで11頃に、フレームを着けたまま食事です。
改めてなぜそのまま続けて手術する流れではないのかと思いました。
この時の食事のメニューも憶えてないんですが、食べやすいようにどれも細かく裁断されてたことだけ記憶にあります。
余裕があったつもりだったんだけど、写真を撮るのは忘れてました。
そしてこっそりのど飴を舐めました。
先にやったMRI検査でも、朝に一粒のど飴を舐めていたので、全く喉のイガイガもなく最高に余裕でした。
のど飴恐るべし。
12:10頃看護師さんがやって来ました。
病室の前でストレッチャーに自分で乗り、さあいくぞ!って時に看護師さんの一人が、私がマスクをしてないことに気がついたのか、どこに置きましたかって聞いてきました。
んん~って考えてるときに、マスクが私の顎下にずらされてるのを発見。
小さな笑いが起きます。
どうでもいいですけど(笑)
手術室に入ると、まずそこまでいなかったかも分かりませんが、10人ぐらいの人が群がっているのが見えました。
ストレッチャーから6人ぐらいで別の台へ私をシートごとヨイショっと持ち上げて移します。
この時からずっと目をつぶってたので、なにやらわあわあ言いながら、大勢が頭のフレームにガチャガチャ何かを付けていっている感覚がありました。
大きなヘルメットを付けた写真を事前に見ていたので、多分そのヘルメットを付けてたんだと思います。
そしてまた何人かにヨイショって別の治療台に移されます。
さあ、いよいよ放射開始です。
放射の間も意識はありましたが、なぜか無性にだるかったというか眠かったです。
どこかで麻酔を打たれていたんでしょうけど、これもよく憶えていません。
放射中は痛みも全くなく、のど飴の効果もあり咳をしてしてしまう恐怖もなく、最後までリラックスした状態でいられました。
放射時間大体30~40分ぐらいだったと思います。
ガンマナイフ治療終了です。
終わるとまた大勢がフレームの解体に群がります。
まあここでも目はつぶってたのでどれぐらいの人が群がっていたのかは分かりませんが。
フレームのピンを外すと、つーっと何か液体が流れる感覚があったので、多分血が流れてたんだと思います。
いそいでそこへガーゼを貼り付けていきます。
すべて外し終わったらしく、またまたヨイショって何人かが持ち上げて、ストレッチャーへ移します。
病室へ移動しているときに、自分で右耳の横で指を擦ってみました。
カサッカサッ
と音が聞こえます。
大丈夫、聞こえなくなってはないとちょっと安心しました。
病室に着き、看護師さんに自分で降りれますかと聞かれたので、降りてみます。
なんともありません。
成功したのか、失敗したのか結果は知らされませんでした。
私もなぜか全部終わってホッとしてたからなのか、看護師さんにも聞きませんでした。
とにかくやっと終わりました。