TBSの火曜夜10時に放送しているTVドラマ、『ファイトソング』が気になっています。
10万人に一人という「聴神経腫瘍」という言葉、自分が罹ってしまうまで一度も聞いたことがありませんでした。
どういう偶然なのか、なんとドラマの主人公が「聴神経腫瘍」に罹っているというのが、この『ファイトソング』です。
NHKの朝ドラ『おかえりモネ』のモネ役の清原果耶さんが、その主人公の花枝を演じてます。
彼女はこの病により両耳が聞こえなくなってしまうかもしれないという設定です。
学生時代から空手一筋で生きてきた花枝は、ある日交通事故により日本代表の夢を絶たれます。
それ以来無気力に人生を過ごしていた花枝は、幼なじみの慎吾が経営するハウスクリーニングで、バイトをしていました。
そんなある日、ハウスクリーニングで入ったマンションで、運命の出会いが訪れます・・・。
一昔前のドラマを見ているような、リアリティのない台詞や演出と、登場人物たちの演技がことごとく浮いているという、なんだか微妙に盛り上がらないドラマなんですが(笑)、「聴神経腫瘍」をどういう風に扱っていくのか気になって、毎週見ています。
両側に腫瘍ができてしまうっていうのは、極めて希だと思うんですけど、花枝には突然塞ぎ込むような頭痛が襲ってきたり、先週は気を失ったりとかかなり激しい症状が現れています。
この腫瘍はゆっくりと大きくなっていくので、そんな重傷になるまで、なにか耳鳴りとか初期症状が無かったのかとか、なんでもっと早く病院へ検査に行ってないのかとか、ドラマなんですが悔しくて悔しくて。
私の場合は、耳が聞こえずらいとか、めまいやふらつきということもなかったです。
発見できたのは、会社で定期的に受けている健康診断の脳ドックです。
この脳ドックが無ければ、今も分かってないと思います。
至って健康なので、検査なんて必要ないと思う方もいると思いますが、私のように検査で異常が発見されるケースもあるし、異常が無いということを確認するという意味でも、定期的な検査は大事だと思います。
ドラマの方は、いよいよ手術をする日がやってくるようです。
ドラマチックにするためだけに「聴神経腫瘍」が使われていそうですが、実際に現実の世界で今もこの病気で悩み闘ってる人たちがいるという事実が認識されるということにおいて、目が離せないドラマかなあ、なんて思いました。
幸せなエンディングを期待しています。