GWに入り、Amazonプライムで『ゴジラ-1.0』が観れるようになってるか確認してみる。
あった!しかもプライム会員無料だよ(^^)
おまけに『ゴジラ』映画シリーズとして、1954年公開の最初のゴジラ作品『ゴジラ』に『ゴジラの逆襲』も。
そして私の一番好きなゴジラ作品『モスラ対ゴジラ』に『ゴジラ対ヘドラ』まで観れるようになってる(^^)
これは朝から晩まで一挙観だよ、なんて思いながら他にも何かないかと探してみる。
するとトップ10(日本)というところに、一位で『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』という作品を発見。
解説を読むと目玉のおやじの70年前のストーリーのようだ。
水木しげる生誕100年記念ということで製作された作品、なんだか面白そうなので観てみることに。
鬼太郎の誕生というと、実際には読んだことはないけど、水木しげるの『墓場の鬼太郎』の墓場で墓石の下の土の中から這い出てくる鬼太郎の姿が描かれた漫画のシーンが浮かんでくる。
その原作からさらにさかのぼったストーリーを創作しているんだろうけど、まずこの後付けのように製作されて、それまでの過去の作品のイメージまで影響するようになってないかが心配になる。
というのも、話は突然変わるけど、『ルパン三世』ってみなさん知ってますよね。
変装の名人でもあるルパン三世なんだけど、あのおなじみの顔までもが変装している顔だったというのをご存じですか?
原作にもそういう設定があるそうだけど、次元や五ェ門も知らない本当の彼の素顔を知っているのは、峰不二子ただひとりだけ。
アニメシリーズの「ルパン三世 PART5」の最終回で、なんとラストでルパンがマスクを取るというシーンがあり、まあその衝撃といったら大変なもので、観るんじゃなかったと思ってしまった(^^;)
話を鬼太郎に戻し、本作は目玉のおやじの話なんだけど、前半は横溝正史ばりの跡目争いをする一族のゴタゴタに巻き込まれるという、よくあるミステリー仕立てで、絵柄もふくめ水木しげる感も薄めで、意外に面白いが「これ本当に鬼太郎?」って気分に。
そして話はさらに一族間のドロドロの話に発展し、あまりの設定に「鬼太郎の話にこんなエピソードいる?」って思わず引いてしまう。
それでもラストはしっかり原作のシーンにつながりエンドロールへ。
ここではっきりと確信します。
本作を製作された方たちに、アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」への愛がない(キッパリ)(笑)
エンドロールでそれらしい曲は流れていたけど、なぜ熊倉一雄の「ゲゲゲの鬼太郎」を流さないんだ!
庵野秀明監督の『シン・仮面ライダー』を観てないのか!
結局見終わった後、グロいエピソードを含め私的には観るんじゃなかったという感想になっちゃいました。
知りたくない情報、知らない方が良かった情報っていうか、鬼太郎の出生の秘密は謎のままでよかったんじゃないかなあ。
本作が好きなファンの方、ごめんなさい(^^;)
さあ!次は『ゴジラー1.0』を観よう!