今日は6月9日以来の言語リハビリです。
1時からの予約なのですが、夏は往きも帰りも猛暑の中の歩きになります。
今日の11時過ぎ、熟睡しているさっちゃんをそろそろ起こさなければと思っていました。
でも、こんなに暑い中、さっちゃんに駅までそして病院まで歩いてもらうのは可哀想だなとも感じていました。
ですから、タクシーで行くことも考えていたのです。
タクシーで行けば3000円くらいはかかるようですが、全然歩かなくてもいいのです。
それに、歩いたり電車に乗ったりのストレスがかかりませんから、病院に着いても不穏気味にはなっていないと思います。
でも結局、タクシーは使わないことにしました。
たとえ不穏気味になったとしても、病院に行って言語リハビリをして帰って来る、その全てがさっちゃんにとっての体験だと思ったからです。
とは言え、雨の日とかはいつかタクシーを使ってみようと思います。
さっちゃんは朝食をしっかり食べてくれました。
ヨーグルトまでは行きませんでしたけれど、薬も飲めました。
さっちゃんは以前は駅まで20分で行っていました。
今の僕も同じです。
でも、今のさっちゃんは急いでも25分はかかります。
通常は27、8分はかかるでしょう。
途中で何が起こるか分かりませんから、家を電車の時間の40分前に出ようとしています。
でも、何かとバタバタしてそんなに余裕たっぷりには出かけられません。
今日もそうでした。
31分前に出かけました。
まあまあ順調な方ですね。
最長90秒足止めを喰らう国道が出発して数分後に現われます。
いつも歩く横断歩道ですから、100m以上手前のある目印の場所で信号が赤になるタイミングが横断歩道を渡れるか否かの目安になっているんです。
その目安の10mほど手前で信号が赤に変わってしまいました。
つまり、僕の足で普通に歩いても横断歩道の信号が点滅してしまう可能性があります。
さっちゃんの足では横断歩道直前で信号が赤に変わってしまうでしょう。
90秒ももちろん痛いのですが、それ以上に90秒もじっと待っていなくてはならないことにさっちゃんが耐えられるかどうかが大問題なんです。
精神的にイラついて、かなり不安定になるでしょうね。
ですから、ちょっとだけさっちゃんを急がせました。
急がせる僕に怒り始めて、歩くことを拒否する可能性もあるくらいの急がせ方でした。
結果は、間に合いました。
途中で信号が点滅し始め、残り2、3mのところで赤に変わりました。
さっちゃん、よく歩きましたね。
こんな暑い中を。
さっちゃんも歩きながら「暑いねぇ」と言っていました。
正しく言えていましたから、心の底から暑いと感じていたんでしょうね。
さっちゃんにはもちろん帽子をかぶってもらっていますが、それに加えて本当は日傘も差してあげたかったんです。
でも、以前にもブログで書きましたが、さっちゃんに傘を差してあげるのはとても大変。
時刻も12時台ですから、日陰もほとんどありません。
最後の関門は改札口への最後の数十段の階段です。
エレベーターに乗ろうかなとも考えたんですが、頑張ろうと・・・・
ただ、最後の最後で転んでしまいました。
さっちゃんが階段で転んだり突っかかってりする原因は以前にもブログで書きましたけれど、こんな理由です。
・足を上げる高さが足りなくて、次の段の階段に爪先がぶつかってしまう
・足を運ぶ幅が短くて、だんだんと階段の手前に足が乗り、ついには足が乗らなくて突っかかる
最近はこの2つに加えて、もうひとつ出て来ました。
下りの時なんですが、
・すぐ下の段をよく見ていないのか、もうひとつ下の段まで足を下ろそうとする
そんなことをすると、当然つんのめってしまいます。
すごく危険。
これも、最近ブログに書きましたが、さっちゃんの右手を僕の右手で取り、僕の左手はさっちゃんの右脇の下を持つんです。
さっちゃんの歩幅が大き過ぎるな、危険だな、と分かったら左手でさっちゃんの体を支えるんです。
今日の原因は2番目の理由で、踏み外したようになって、バランスを崩しこけたんですね。
しばらく痛そうにして倒れていましたけれど、大丈夫でした。
この日のさっちゃんはよく歩いてくれて、25分で駅に到着しました。
それにしても暑い!
電車を降りた駅から病院までは20分かかります。
去年くらいまでは15分もあれば大丈夫だったのですけどね。
病院に近づいて来ると、疲労からかさっちゃんは不穏気味になることがあるんです。
病院を目の前にして「もう帰る」と言ったりすることがあります。
でも、今日はしっかりと最後まで歩き通してくれました。
病院の中ではずうっと何となく不穏気味でした。
なんとか対応しながら、無事に終了。
帰りの歩きですが、さっちゃんはしっかりと歩いてくれました。
僕と一緒に歩いてくれなかったり、違う方向に勝手に歩いて行ったりすることもあるんですけれど、今日はしっかりと歩きました。
今日のような暑くて暑くて嫌になってしまうような日でも、歩くことだけは止めないさっちゃんです。
さすがに最後の自宅までの歩きの時は僕と繋いでいる腕に体重をかなり預けて来ました。
腰もかなり曲がって来ていて、前のめりになりながら歩くんです。
なかなか真っすぐは歩けなくて、僕と繋いでいるさっちゃんの右腕を中心に時計回りに歩いてしまうんです。
僕は平地ですけれど、さっちゃんを両手で支えながら歩きました。
団地に着き、最後に階段を上ります。
腰が曲がっていて、手が階段に付きそうです。
さっちゃんの右手を僕が持ち、左手は手摺りを掴んでいます。
ところが、8段目でさっちゃんは階段に躓いて転んでしまいました。
原因は駅の階段で転んだのと同じです。
でも、今回はなかなか自力では立ち上がれません。
8段目上った場所は踊り場ですから、そこにまずは座ってから立ち上がってもらいました。
そこからは下る時と同じように僕はさっちゃんを脇の下で支えながら階段を上りました。
さっちゃんも疲労していたので、足が高く上げられなかったんでしょうね。
家に着くと、冷房をつけ、さっちゃんのズボン、靴下、Tシャツを脱がせました。
リハパンの腰の辺りを何枚ものティッシュで汗を拭き取りました。
リハパンは暑くて蒸れるはずです。
自分が穿いていることを想像しただけで嫌になります。
トイレにも連れて行きますが、おしっこは出ません。
何故かさっちゃんは上機嫌で、便座に座って歌を唄っています。
トイレを出ると、消毒用のウェットティッシュで両手を拭き、冷たい飲み物を飲んでもらいました。
少し落ち着いてから、さっちゃんと僕は布団で横になって体を休めました。
散歩はさすがに行く気にならず、6時半くらいから夕食のおかずを作りました。
本当はお味噌汁も作るんだったのですが、そこまでは気力が湧かず・・・・
作ったおかずは冬瓜のひき肉あんかけ、です。
マイタケと生キクラゲも加えました。
僕が用意した夕食をさっちゃんは全部食べてくれました。
それでも、ごく少量ですけれど、食べてくれると本当に嬉しいですね。
1時からの予約なのですが、夏は往きも帰りも猛暑の中の歩きになります。
今日の11時過ぎ、熟睡しているさっちゃんをそろそろ起こさなければと思っていました。
でも、こんなに暑い中、さっちゃんに駅までそして病院まで歩いてもらうのは可哀想だなとも感じていました。
ですから、タクシーで行くことも考えていたのです。
タクシーで行けば3000円くらいはかかるようですが、全然歩かなくてもいいのです。
それに、歩いたり電車に乗ったりのストレスがかかりませんから、病院に着いても不穏気味にはなっていないと思います。
でも結局、タクシーは使わないことにしました。
たとえ不穏気味になったとしても、病院に行って言語リハビリをして帰って来る、その全てがさっちゃんにとっての体験だと思ったからです。
とは言え、雨の日とかはいつかタクシーを使ってみようと思います。
さっちゃんは朝食をしっかり食べてくれました。
ヨーグルトまでは行きませんでしたけれど、薬も飲めました。
さっちゃんは以前は駅まで20分で行っていました。
今の僕も同じです。
でも、今のさっちゃんは急いでも25分はかかります。
通常は27、8分はかかるでしょう。
途中で何が起こるか分かりませんから、家を電車の時間の40分前に出ようとしています。
でも、何かとバタバタしてそんなに余裕たっぷりには出かけられません。
今日もそうでした。
31分前に出かけました。
まあまあ順調な方ですね。
最長90秒足止めを喰らう国道が出発して数分後に現われます。
いつも歩く横断歩道ですから、100m以上手前のある目印の場所で信号が赤になるタイミングが横断歩道を渡れるか否かの目安になっているんです。
その目安の10mほど手前で信号が赤に変わってしまいました。
つまり、僕の足で普通に歩いても横断歩道の信号が点滅してしまう可能性があります。
さっちゃんの足では横断歩道直前で信号が赤に変わってしまうでしょう。
90秒ももちろん痛いのですが、それ以上に90秒もじっと待っていなくてはならないことにさっちゃんが耐えられるかどうかが大問題なんです。
精神的にイラついて、かなり不安定になるでしょうね。
ですから、ちょっとだけさっちゃんを急がせました。
急がせる僕に怒り始めて、歩くことを拒否する可能性もあるくらいの急がせ方でした。
結果は、間に合いました。
途中で信号が点滅し始め、残り2、3mのところで赤に変わりました。
さっちゃん、よく歩きましたね。
こんな暑い中を。
さっちゃんも歩きながら「暑いねぇ」と言っていました。
正しく言えていましたから、心の底から暑いと感じていたんでしょうね。
さっちゃんにはもちろん帽子をかぶってもらっていますが、それに加えて本当は日傘も差してあげたかったんです。
でも、以前にもブログで書きましたが、さっちゃんに傘を差してあげるのはとても大変。
時刻も12時台ですから、日陰もほとんどありません。
最後の関門は改札口への最後の数十段の階段です。
エレベーターに乗ろうかなとも考えたんですが、頑張ろうと・・・・
ただ、最後の最後で転んでしまいました。
さっちゃんが階段で転んだり突っかかってりする原因は以前にもブログで書きましたけれど、こんな理由です。
・足を上げる高さが足りなくて、次の段の階段に爪先がぶつかってしまう
・足を運ぶ幅が短くて、だんだんと階段の手前に足が乗り、ついには足が乗らなくて突っかかる
最近はこの2つに加えて、もうひとつ出て来ました。
下りの時なんですが、
・すぐ下の段をよく見ていないのか、もうひとつ下の段まで足を下ろそうとする
そんなことをすると、当然つんのめってしまいます。
すごく危険。
これも、最近ブログに書きましたが、さっちゃんの右手を僕の右手で取り、僕の左手はさっちゃんの右脇の下を持つんです。
さっちゃんの歩幅が大き過ぎるな、危険だな、と分かったら左手でさっちゃんの体を支えるんです。
今日の原因は2番目の理由で、踏み外したようになって、バランスを崩しこけたんですね。
しばらく痛そうにして倒れていましたけれど、大丈夫でした。
この日のさっちゃんはよく歩いてくれて、25分で駅に到着しました。
それにしても暑い!
電車を降りた駅から病院までは20分かかります。
去年くらいまでは15分もあれば大丈夫だったのですけどね。
病院に近づいて来ると、疲労からかさっちゃんは不穏気味になることがあるんです。
病院を目の前にして「もう帰る」と言ったりすることがあります。
でも、今日はしっかりと最後まで歩き通してくれました。
病院の中ではずうっと何となく不穏気味でした。
なんとか対応しながら、無事に終了。
帰りの歩きですが、さっちゃんはしっかりと歩いてくれました。
僕と一緒に歩いてくれなかったり、違う方向に勝手に歩いて行ったりすることもあるんですけれど、今日はしっかりと歩きました。
今日のような暑くて暑くて嫌になってしまうような日でも、歩くことだけは止めないさっちゃんです。
さすがに最後の自宅までの歩きの時は僕と繋いでいる腕に体重をかなり預けて来ました。
腰もかなり曲がって来ていて、前のめりになりながら歩くんです。
なかなか真っすぐは歩けなくて、僕と繋いでいるさっちゃんの右腕を中心に時計回りに歩いてしまうんです。
僕は平地ですけれど、さっちゃんを両手で支えながら歩きました。
団地に着き、最後に階段を上ります。
腰が曲がっていて、手が階段に付きそうです。
さっちゃんの右手を僕が持ち、左手は手摺りを掴んでいます。
ところが、8段目でさっちゃんは階段に躓いて転んでしまいました。
原因は駅の階段で転んだのと同じです。
でも、今回はなかなか自力では立ち上がれません。
8段目上った場所は踊り場ですから、そこにまずは座ってから立ち上がってもらいました。
そこからは下る時と同じように僕はさっちゃんを脇の下で支えながら階段を上りました。
さっちゃんも疲労していたので、足が高く上げられなかったんでしょうね。
家に着くと、冷房をつけ、さっちゃんのズボン、靴下、Tシャツを脱がせました。
リハパンの腰の辺りを何枚ものティッシュで汗を拭き取りました。
リハパンは暑くて蒸れるはずです。
自分が穿いていることを想像しただけで嫌になります。
トイレにも連れて行きますが、おしっこは出ません。
何故かさっちゃんは上機嫌で、便座に座って歌を唄っています。
トイレを出ると、消毒用のウェットティッシュで両手を拭き、冷たい飲み物を飲んでもらいました。
少し落ち着いてから、さっちゃんと僕は布団で横になって体を休めました。
散歩はさすがに行く気にならず、6時半くらいから夕食のおかずを作りました。
本当はお味噌汁も作るんだったのですが、そこまでは気力が湧かず・・・・
作ったおかずは冬瓜のひき肉あんかけ、です。
マイタケと生キクラゲも加えました。
僕が用意した夕食をさっちゃんは全部食べてくれました。
それでも、ごく少量ですけれど、食べてくれると本当に嬉しいですね。