さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

2016年の忘事録/道迷い、繰り返す同じ質問、たったひとつの調理法

2020-02-27 21:56:35 | 2016年の忘事録
忘事録とは忘れた事の記録です
また思い出すこともあるでしょうが
忘れるよりも もっと
新しい思い出を
作ればいいのです


この忘事録カテゴリー文章はほぼその日付当時メモした文章のままこのブログに載せています)

2016年3月22日

今日は書道の日。9:40ころtel入る。どうやら降りるバス停を間違え、朝日会館へ歩いて向かおうとしたらしいのだけれど、辿り着けず、今日は諦め、行かないと言う。本人曰く、家へは戻って来れるようだ。「分からなくなったら、telしてね」と言いふくめる。

昨日の山登りでも、登った山の名前や下山する先などを、繰り返し質問する。関心は強く持っているのだが、すぐに忘れ、おそらく、質問したこと自体も忘れているよう。
下山後、電車に乗っても「この電車はどこから来てるの?」みたいなことを聞く。最初、僕もその質問の本意が分からず、どう答えていいのか戸惑ったが、始発駅、つまり奥多摩駅ということだったようだ。

一昨日、豚バラ肉のトマト缶煮を僕が作ったのですが、さっちゃんが「私はこんな風なのを今は作れないのよね」と話していました。最近、何でも醤油だし汁での煮物っぽく作るので、炒め物や洋風、中華風などのメニューが出来なくなってきていることは自覚しているようです。
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