さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

さっちゃんとの会話が成り立って続くと、なんとなく幸せな気分です

2018-10-05 23:17:35 | 生活の一場面
今日は台風の刺激による秋雨前線の影響で一日中雨。
洗濯もできず、買い物に出かけるのも億劫で、一日中家にいました。

夕方4時前くらいからだったでしょうか、布団で横になってるさっちゃんの横で僕も寝ました。
長く寝ているつもりはなかったんですが、目を覚ますと6時過ぎ。

それから僕は夕食を作り始めました。
まあ、寝る前には今晩のおかずを何にするかは大雑把には決めていたんですが、
クックパッドできちんとレシピを検索します。
冷蔵庫にある材料で決めたメニューは「冬瓜と豚バラの味噌炒め」。
ヒラタケとオクラも加えます。

僕が台所で作り始めてると、さっちゃんが僕に聞きます。
「なにしてんの?」
僕は「夕飯作ってるの」
「じゃあ、わたし待ってるから」と、さっちゃん。
「待ってな」と僕。
たったこれだけの会話でしたが、とってもスムースに交し合えて、嬉しくなりました。
ポンポンポンとスピーディーに二人の言葉がつながったんです。

さっちゃんの話す言葉はなかなか聞き取れません。
と言うよりも、意味不明瞭。
いつも僕はそんな意味不明瞭なさっちゃんの発する言葉を、聞き返したりはしません。
「うん」とか「そうだね」とか相槌を打ちます。
分かってあげられない自分が悔しくもあります。

でも、今日の夕方は素晴らしい会話でした。
少しでもこんな会話が一日に一回でもあればいいな!
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 家をゆっくり出て、金毘羅尾... | トップ | さっちゃんは「また出かける... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

生活の一場面」カテゴリの最新記事