さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

僕のワクチン副反応は2日目には消えていました

2021-07-11 23:52:07 | 新型コロナウイルス
朝、目覚めると僕の体調はほぼ普段通りでした。
ほんの僅か頭が重いような気がして、首周りの筋肉が少し痛いくらいでした。
頭の重い感じは1時間くらいで消えました。
首周りの筋肉は夜中の今も少し痛いですが、これはワクチン接種の副反応ではないみたいですね。

丸1日を副反応のせいでほとんど何もせずにグ~タラ過ごせましたから、良しとしましょう。
それに、ワクチンが本当に自分の肉体の内部に入って、何やら活動し始めていることが実感出来たので、これも良しとしましょう。

昨日作らなかった僕の朝食も普段通り作って食べました。
コーヒー豆を挽いて淹れ、ベーコンエッグ、トマト、レタス、イギリスパン、僕の定番の朝食です。
もちろん、さっちゃんの朝食も。
オートミールにバナナを加えて牛乳で煮たのとヨーグルト。
夕方は天候が不安定で、雨が降ったり止んだり、雷も時々鳴っていました。
ですから、散歩はなし。
夕食もご飯を炊き、お味噌汁を作りました。
さっちゃんは、花豆5個とクリームチーズ1個、焼売2個、牛すじ肉のカレー、お味噌汁、玉子かけご飯。
牛すじ肉のカレーは何日か前に作って冷凍しておいたものです。
7割方食べてくれましたが、最後は眠くなったのか、食卓で眠りそうになったので、寝てもらいました。
僕はお味噌汁と牛すじ肉カレーライス、3日ぶりにアルコールも摂取しました。
カレーライスだったのでワインをグラス1杯だけでしたが。

さっちゃんは今日もよく寝ていました。
昼間寝ても、夜になるとちゃんと眠たくなる不思議のさっちゃんです。
水分を摂る量が少ないせいもありますが、さっちゃんは今日1枚もパッドを交換しませんでした。
少しもおしっこをパッドに漏らさなかったんです。
トイレでおしっこは3回ほどしました。
そんな時は何となく分かるんです。
そのサインも以前のように割と分かり易いものではなくなりました。
おしっこだな、と分かるサインではなくて、トイレに連れて行った方がいいな、程度のサインなんです。
そんなサインですが、今日は全部分かりました。
もちろん、トイレに入っても出なかったことも同じくらいありましたけれどね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2回目接種の翌日ですが、副反応のせいで1日中横になっていました

2021-07-10 22:24:38 | 新型コロナウイルス
1回目の後は注射をした左肩が痛くなる程度の副反応しか僕には出ませんでした。
さっちゃんも1回目の翌日は左肩が痛かったようですが、2回目の後はどこも何ともなかったみたいです。
ですから、僕の2回目接種後の副反応に対しても少々甘く見ていたきらいがあります。

今朝はさっちゃんが先に目覚めました。
僕も起きて、トイレに連れて行きます。
その時、自分の体調が良くないことに気付きました。

その後、夜になって起き出すまでの間に自分で感じた症状は以下の通り。
・微熱、37度2分程度
・左肩が1回目の時よりも痛い
・全身の筋肉痛、特に腰
・短時間でしたが、胸が痛む。主観的には胸と言うよりは肺が痛い感じ
・頭痛
・倦怠感(これは普段でも怠惰な人間なので、副反応か否かは区別できず


今も基本的症状は上記と同じですが、全体的には弱まって来たようです。
熱は37度ありました。

さっちゃんは空腹を訴えることなく、ほぼ1日中僕と一緒に布団の中に居ました。
ほんの時々は僕にちょっかいを出していましたが、わりと大人しい一日でした。
僕としては助かりました。
さっちゃんは昼にヨーグルト、夜に朝食用のオートミールを食べました。

ブログを書くのも少し辛いですから、今日は短めで終わります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日、僕の2回目のワクチン接種が完了しました

2021-07-09 23:20:24 | 新型コロナウイルス
1回目の接種から3週間後の今日、2回目の新型コロナウイルスワクチン接種をしました。
これまでさっちゃんので2回、僕自身ので1回経験していますから、かなりのベテランです。
それは接種会場のスタッフの皆さんも同じようで、自転車で会場へ乗り込むと、まだ7分も前なのにいきなり僕の時間帯の人たちが呼ばれました。
来場者も前回の時と比べてかなり大人数です。
おそらく、1回目接種の人と2回目接種の人がいるからなのでしょう。
それもあって、スピーディーに回転させようとしているのでしょうね。

接種会場内も前回よりも多くの人々が並んでいます。
問診の医師と注射する人が同じBOXに入っているのですが、今日は5つのBOXが機能していました。
入場してから30分ちょっとで退場することが出来ました。

さっちゃんの時も感じたのですが、1回目接種の時よりも2回目接種の時の方が、注射針が筋肉に入っている時間が圧倒的に短かった気がします。
1回目の時は筋肉内に液体がズン、ズン、ズンと注入されていく実感がありました。
でも、2回目は針が刺さったと思ったらすぐに抜いてしまうのです。
ワクチン不足の情報も流れていますから、ワクチンが入っていないんじゃないか? などと邪推してしまいそうです。
ただ、注射箇所の左肩が痛くなる副反応が出始めていますから、やっぱり邪推のようですね。


金曜日はいつも長風呂の日なんですが、今日は午前中に長風呂しました。
午後は気象庁の「雨雲の動きナウキャスト」で確認しながら、接種会場そばのお店で買い物してから接種会場入りします。
さっちゃんの時はタクシー移動でしたけれど、僕は自転車移動なんです。
接種終了後も雨が降ったり止んだりの天気が続いていましたから、ナウキャストと睨めっこしながら、スーパーへ行ったりパン屋さんへ行ったりしました。
雨が降っている時間は店内で買い物をしつつ雨宿りするように調整したんです。

帰宅すると、4時近くなっていました。
30分もせずにさっちゃんが戻って来ます。
さっちゃんは朝食を食べてくれませんでした。
薬も飲めていません。
デイサービスの昼食も食べなかったそうです。
薬は飲ませてくださったようですが。

一昨日あたりからお腹は張っているのですが、なかなかモノが出ません。
デイサービスの方も、そのせいで食べないんじゃないか、とおっしゃってました。
夕食時、とりあえずパン屋さんで買っておいたコロッケを食べてもらおうとしたんですが、ほんの少し食べただけで、受け付けなくなります。
食べてくれそうな雰囲気がまったくありませんし、すごく眠たそうなのでそのまま寝てもらうことにしました。
7時半でした。

今日は散歩には行きました。
ここのところ雨が多くて、散歩に行けない日も多かったのです。
今日は4時半過ぎに出て、僅かな雨の合間を縫って歩いて来ました。
予報よりも少し早く雨が降り始めましたから、最後の5分間ほどはさっちゃんとの相合い傘でしたね。

これで我が家はふたりともワクチン接種完了です。
今月の下旬あたりからこれまで出来なかったことを少しずつしていこうと思います。
・ショートステイの施設見学
・映画を観たり、音楽会に行ったり
・八王子での失語症グループリハビリへの参加

当面はこの程度でしょうかね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昨日は3ヶ月ぶりの神経内科の診察。朝からいろいろあって僕は疲労困憊?

2021-07-08 23:58:22 | 病院
3ヶ月おき神経内科の先生に診てもらっています。
診て、と言っても最近の様子を僕から聞くことが主で、時々血液検査等をするくらいです。
薬もメマリーだけはこの先生から処方箋を出してもらっています。
何かの治療が出来る訳でもありませんけれど、定期的に見てくださって、さっちゃんの病状を把握してもらっているだけで安心感はありますね。

予約は11時半でしたから、GW以降1ヶ月に1度ほどになっている言語リハビリも同じ日の10時半から予約が入っていました。
ですから、家を9時20分までには出て、駅へ向かおうと予定していました。
僕はいつもと同じようにアラームをふたつ、6時と6時1分にセットしておいたんです。
前の晩は普段と同じ1時半ころ寝つきました。
アラームが鳴っていることには気付いていました。
6時のアラームは1度しか鳴りません。
6時1分のはセットを解除しない限り、止めても5分おきに鳴ります。
どちらも止めたような記憶はあるのですが、6時1分のアラームは何度も鳴っていたような朧げな記憶があります。

でも、目覚めたら7時20分でした。
僕は毎朝のルーティンをし、自分の朝食を作ります。
時間が押してしまったので、昨日の朝はコーヒーは淹れませんでした。
自分の朝食が終わり、棟のゴミ集積所にプラスチックごみを出して来ました。

そして、さっちゃんを起こしにかかったんです。
8時10分ころでした。
デイサービスに行く日のことやこの日の家を出なければならない時刻を考えると、余裕のある時刻でした。
布団の中で目を開けたさっちゃんは笑顔を浮かべていました。
機嫌が良さそうだ! と、僕は嬉しくなります。
予定通り順調に行きそうです。

ところが、起き上がって、ソファに座ってもらって、着替えさせようとすると、様子が一変!
ズボンを穿くことを拒否します。
つまり、僕を足で蹴飛ばすんです。
こうなってしまうと、取り付く島もありませんから、放っておくしかありません。
順調に行くと思っていた朝の進行が暗雲に包まれてしまいました。
時間を置いて、再度進めてみるしかありません。

その後、少しは落ち着いたかな? 気分が変わったかな? とさっちゃんの着替えを進めようとしましたが、駄目。
時間だけが経過していきます。
9時前になってようやく着替えをさせてくれました。
トイレに連れて行ったり、口を漱いでもらおうとしたり(これは拒否されました)、髪を梳いたりしました。
食事をして、急げば予定の電車にも乗れるかもしれません。
でも、こんな芳しくない気分で、無理に歩かせたりしたら、病院に着くころには最悪になりそうです。
しかも、昨日は雨が降ったり止んだりでしたから、傘をさして歩くようになったりしたら、時間がかかって間に合いそうにありません。

僕はあれこれ考えた末、10時半からの言語リハビリは行かないことにしました。
そして、さっちゃんを急かせることなく、さっちゃんペースで朝食等を進めて行きました。
さっちゃんもだんだん気分が平常に戻って来ます。
言語リハビリのT田先生にも電話を入れ、翌々週に変更してもらいました。

神経内科は11時半の予約ですから家を10時半までには出なくてはなりません。
ゆっくりペースで進めていると、すぐその時間が来てしまいました。
雨も予報より早めに止みましたから、駅までの歩きも傘を差さなくてよくなりました。
ところが、歩き始めると、日差しがあります。
薄雲ごしの陽光ですから、ギラギラしているわけではありませんが、雨上がりの日差しは蒸し暑苦しさ満点です。

発車時刻の10分前に到着したのはいいのですが、さっちゃんは同じ場所に立ち続けると不穏になって来ます。
入線数分前にはじっとしておれなくなったさっちゃんと、僕はホームを歩きます。
電車が入線してくると、二人とも座ることが出来ました。
冷房が効いているので、さっちゃんに上着を着せます。
マスクもしてはいるのですが、さっちゃんはすぐに下げてしまいます。
僕が上げても、また下げます。
下げてすぐに何度も上げると、さっちゃんも次第にイライラして来ますから、適度に時間を開けてマスクも上げるようにするんです。

電車を降り、病院へ向かいますが、蒸し暑苦しさは続いています。
こんな悪条件の中、病院まで20分ほどの歩き続けて、よく病院のすぐ手前の上り坂で不穏になりがちなんです。
「帰る」などと言い出すこともあります。
でも、昨日はさっちゃんはしっかりと歩き通してくれました。

ただ、病院に入ってからが大変でした。
まずは僕と手を繋ぎたがりません。
自分で勝手に歩いて行こうとします。
予約受付の機械で立ち止まってくれませんから、僕はさっちゃんを追いかけなければなりません。
追い付いて、逃げる手を何とか掴んで病院2階を歩き回ります。
(受付は2階なんです)
何とか機械で受付を済まし、神経内科がある1階に降りました。
11時半を数分過ぎていたと思います。

これから延々とおよそ2時間待つのですけれど、じっとしていることが大嫌いなさっちゃんがじっと待てるわけがありません。
最初から2時間待ちなんてことは分かりませんから、さっちゃんの受付番号が表示板に載るのを常にチェックしなければなりません。
つまり、その表示板の前から離れられないのです。
でも、さっちゃんはそんなことにはお構いなし。

待っている2時間の間にいろんなことがありました。
普通に手を繋いでその階を歩き回ることも2度3度ありました。
これなら僕にとっては気分的に楽です。
ところが、ほとんどのケースでは手を繋ごうとしません。
こんな所でじっとさせられている原因が僕にあるかのように、僕を責め、怒りを向けるんです。
大きな声を出して、僕を罵倒します。
叩こうとします。
そして、走り去るように僕から遠ざかって行きます。

僕から逃げるようにして歩くのですが、待合室に並べられた長椅子と長椅子の間ばかりを歩こうとするんです。
そこには来院者も座っていますから、僕はそこを通らせないようにしたいのですが、無理に通らせないようにするともっと大変なことになります。
結果、さっちゃんの通りたいように通るんですが後を歩く僕が座っている方に「済みません」と謝るんです。

さらにさっちゃんは待合室で座っている人に語りかけるんです。
語りかけられた人もさっちゃんが何を言っているのか分かりませんから、途方に暮れますよね。
さっちゃんは結構しつこく長く喋りかけ続けますから、僕は「済みません」と謝りながら、さっちゃんの手を強く引くことになります。
そうすると、さっちゃんはますます怒る。

また、さっちゃんは待合室の長椅子に座っている人の近くに座りたがるんです。
今はどこも間隔を開けて座るようになってますよね。
さっちゃんはコロナのことも分かりませんし、長椅子に付けられているバッテンの意味も分かりません。
気にされない方もいますし、すごく気にされる方もいて、席を替えたりなされます。
さっちゃんが近くに座っていた方の体に触ろうとしたりもしますしね。
そんな時は僕がさっと阻止します。

そして、行った先々で僕に対して怒りの感情たっぷり込めて大きな声で喋るんです。
そんな僕とさっちゃんの様子が周りの人々にはどのように見えるんだろうか? そんなこと、いちいち気にはしておれません。

時にはさっちゃん一人を遠くに残しておきます。
僕は表示板から長く離れ続けるわけにはいきませんからね。
もちろん、さっちゃんは遠くですけれど、見える席に座っている条件は必須です。
それにしばらく一人にしておくと、少しは寂しく心細くなって、僕に頼る気分が戻ってくるかもしれませんからね。
あまり長い時間放っておけませんから、さっちゃんが素直になってくれるまでには至りませんでしたけれど、抵抗や怒りは僅かですが小さくなったと感じました。
この待っていた2時間の間中、表示板が見える近くと遠くの間をさっちゃんと揉めながら往復し続けていました。

1時半ころ、さっちゃんの受付番号が表示板に載りました。
遠くの長椅子に座っていたさっちゃんをほんの少し強引に立ち上がらせて、診察室のすぐ外の待合場所に移動しました。
そこでもけっこう揉めて、僕はさっちゃんと隣り合って座らせてもらえなくなりました。

神経内科のN川先生がさっちゃんの認知症に関しては主治医になります。
意味性認知症ということで、難病指定の認定を得ようと努力してくださったのはこのN川先生でした。
ただ、可笑しなことに意味性認知症は65歳未満で発症していないと難病指定が受けられません。
さっちゃんが発症したのは軽度認知障害だったかもしれない時期を含めても、70歳以降ですから認定されませんでした。

3ヶ月ごとの診察と言っても大したことをする訳ではありません。
「敬礼してみて」とか手をフラフラフラと振って、「は~い、真似してみて」と同じ動作をさせようとします。
でも、さっちゃんは出来ません。
握力計を使わせようとしますが、持てませんし、持たせても強く握ろうとはしません。
さっちゃんに掴まれると酷く痛いんですけどね。
何にも出来ないことの確認をするだけの結果です。

ただ、昨日はN川先生から初めて僕に対しての言がありました。
「ご主人も本当によくやっておられますよね」と。
先生が僕の日頃のさっちゃんとの間の言動を知っているわけがありませんから、社交辞令のようなものだとは思います。
でも、そう言われて若干の嬉しさはありましたね。
と同時に、その言葉に相応しい自分でなければとの自戒もありましたけれど。

診察が終わり、会計へ向かいます。
会計窓口にこの日のファイルを渡すために並ぶのですが、最近はさっちゃんと一緒に並んでいます。
以前はさっちゃんに座ってもらっていて、僕ひとり並んだのですが、今はそれが出来ません。
さっちゃんがどこに行ってしまうか分からないからです。
列に並んでいても、列がなかなか進まずその場にじっと立っていると、さっちゃんはイライラして怒り始めます。
昨日も列が進んで2番目になった時に、さっちゃんが大きな声を上げ始めました。
その時はすぐに収まったのでラッキーでしたが、大声を上げ続けることもあるんです。

ファイルを渡し、会計手続きが奥の方で進み、掲示板にさっちゃんの受付番号が載るまでの時間がまた大変なんです。   
じっと座って待っていることに耐えられず、「もう帰る」と言い始めることがよくあったんです。
一度などは会計を機械で済まさずにそのまま帰らざるを得なかったこともありました。
病院の外までは出て、また戻って来たこともありました。
ただ、僕もだんだん知恵を付けて来て、じっと座って待っていることをしなくなったんです。
僕がおしっこしたくて、車椅子用トイレに一緒に入ったり、手を繋いで同じフロアをグルグルと歩いたりして、時間を潰すんです。
昨日もそうでした。
トイレに入り、歩き回り・・・・

思いの外、早く掲示板に表示され、会計を機械で済ますことが出来ました。
駅までの道も本当に蒸し暑苦しかったですけれど、さっちゃんは調子よく歩いてくれました。
ただ、信号待ちをしている時が大変なんです。
さっちゃんは同じ場所で待っていることが大嫌い。
信号待ちでも同じで、横断歩道を渡ろうとすることもありますし、歩道を別の方向へ歩いて行こうとしたりもします。
そのたびに僕が強く引き止めると、怒るんですよ。

さすがに駅が近づくとさっちゃんの疲労が目に見えて来ました。
が曲がって来るんです。
いつもは必ず階段を使うんですが、昨日はエレベーターを使いました。

電車に乗って、座席が空いていましたからさっちゃんを座らせました。
さっちゃんは自分で自分が座るべき席に自分のお尻を収めることが出来ません。
僕がさっちゃんのお尻を持って収めてあげなければなりません。
そんな様子を見ていた隣りの席の女子高生が僕に「席に座りませんか?」と言ってくれました。
嬉しかったですが、「大丈夫ですよ」とお断りしました。
次の駅で向かいの座席が二つ空きましたから、僕とさっちゃんはそちらへ移動。
すると、さっちゃんは隣りの別の女子高生の手(に握られているスマホかも)を触ろうとします。
僕は直前で阻止。

僕たちが降りる駅に着きました。
さっちゃんを座席から立ってもらおうとしますが、立とうとしません。
強く引っ張ると、さっちゃんも縦の金属ポールを強く握りしめます。
ドアからは乗客が乗り込んで来ています。
僕はさっちゃんがポールを握っている指を力ずくで引っぺがし、両腕を引っ張るようにして電車から降ろしました。
こんな時の力ずくは仕方ありませんよね。

この日は駅の改札のすぐ外にあるパン屋さんでイギリスパンを買いました。
本当はもう1斤、切ってもらって買いたかったんですが、さっちゃんが何をしでかすか分かりませんから、あるものだけを買ったのです。
一緒に店内を歩きながらでも、さっちゃんは手で置かれているパンを触ろうとするんです。
以前は、店の外で待っててもらえたのですが、今では難しいですね。
「待ってて」の意味が分からないのでしょう、そう言っても一緒に付いて来るんです。

いよいよ最後の家までの帰りです。
さっちゃんの足で30分かかります。
蒸し暑苦しさも最高潮!
よほどタクシーで帰ろうかと思いましたが、頑張って歩くことにしました。
家ま残り3分の1くらいの場所で、さっちゃんに飲むヨーグルトを飲んでもらおうとしました。
これまでも、少量ですが時々飲んでもらっていたんです。
さっちゃんは湯呑とかコップとかなら、どう飲めばいいのか割とすぐに分かるんですが、
ペットボトルとか、この飲むヨーグルトのように飲み口が3cmほどある容器苦手です。
まずは口を大きく開けてその飲み口全体を咥えようとします。
それが無理だとか飲み辛いだとかが分かったら、何となく記憶が蘇るんじゃないでしょうか?
ちゃんと口を添えて飲むことが出来ます。
この飲むヨーグルトもそうでした。
僕が手を添えて飲んでもらいました。
・・・・飲んだものと思っていました。
ところが、2口目を飲んだはずなのに、さっちゃんは大量のヨーグルトを路上に吐き戻したんです。
幸運なことに、さっちゃんは疲れて腰が曲がっていましたから自分の服にはかからずに全部路上に流れ落ちました。

そんなこともあって、3時過ぎに帰宅したさっちゃんは疲れているかと思いきや、意外と元気です。
逆に僕の方が疲労困憊していて、すぐに布団で横になりました。
もちろん、その前にはさっちゃんを部屋着に着替えてもらい、手をウェットティッシュで拭きました。
さっちゃんの腰の辺りにティッシュを当てると、何回当ててもティッシュが濡れてしまいます。
リハパンを穿いている内部が想像できないくらい蒸れているんでしょうね。

布団に横たわっている僕を邪魔するようにさっちゃんがちょっかいばかり出します。
こんな時は一緒に寝て欲しいのですが、物事はそう上手くは運びません。
でも、6時ころにはさっちゃんも布団の中に来たと思います。
散歩にも行かず(もう十分すぎるほど歩きましたから)、ただ寝ていました。
目覚めると、10時でした。
さっちゃんは僕の横ですやすやと寝息を立てています。
今日木曜日の日和田中止のメールを慌てて送りました。
パン屋さんで買ったコロッケ3つのうち2つと、前日に酒屋さんでもらったトウモロコシをレンチンして1本食べました。
その後、PCチェックしたり、食器を洗ったりして、やっぱり寝付いたのは1時半ころ。

本当にさっちゃんと一緒に病院へ行くと疲れます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

さっちゃん、2回目のワクチン接種が今日終了しました

2021-07-05 23:57:33 | 新型コロナウイルス
今日はさっちゃんの新型コロナウイルスワクチン2回目接種の日でした。
3週間前1回目接種と同じ会場、同じ時間です。
すでに1回経験していますから、すべてがスムーズに進行しました。

タクシーも慌てずに出発時刻が近づいてから呼びました。
もちろん余裕ある時間に到着するよう出発はしたのですが、万が一大幅に遅れても接種を断られることはないことも分かったからです。
会場に到着し、受付時間になって呼ばれても、前回のように最後尾になってしまうこともしませんでした。

ただ、前回は問診の医師は1人しかいなかったようでしたが、今回は3、4人いましたね。
ですから、問診を受けるために並んでいる人が、前回は20人前後いましたが、今回は並ぶこともなく次々と問診のBOXに入って行きます。
注射を打ってくれる人も複数人いたようです。
いろんな理由で、今回は前回よりも20分早く会場を出ることが出来ました。
会場にいた時間は30分程度でした。

これでさっちゃんはワクチン2回接種完了!
もちろん、これで感染しないようになったわけではありませんから、基本的生活方法はこれまでと変わりません。
ただ、これまで控えていたことを行なえるようになったと思います。
例えば、映画を観たり、音楽会に行ったりとか。
当然、さっちゃんは僕と一緒に行動しますから、4日後2回目接種をする僕が終わってからということになりますけどね。
さらには、ワクチン接種による抗体が形成されるのには2週間ほどかかるそうです。
と言うことは、7月下旬からということですね。

あと心配なのは副反応。
1回目の副反応は接種箇所が痛かった程度でした。
さっちゃんは自分の症状等を説明できませんから、倦怠感等あったのかもしれませんが、僕が見ている限りは何もありませんでした。
2回目の方が副反応は出易いそうです。
まだ接種後半日も経っていませんが、さっちゃんの体調に変化はありません。
夕方、散歩して40分ほど歩きました。
夕食も少量とは言えほぼ完食してくれました。

先ほど10時半過ぎに起き出して来たさっちゃんですが、とりあえずはトイレに連れて行きました。
でも、おしっこは出ず。
トイレの中でさっちゃんはご機嫌な様子でした。
トイレから出て、洗面所の鏡の前でも、さっちゃんはこれまでになかったくらいにご機嫌もご機嫌!
鏡に映っている自分に語りかけ、歌いかけるんです。
(それが自分だと分かっているか否かは不明)
これまで聞いたことのないほど大きな声で、笑いながら歌うんです。

これまでになかったほどのご機嫌具合ですから、ワクチン接種の副反応かと疑ってしまいます。
ネットで調べても、副反応の中に躁状態になるとはありません。
鬱もないので、さっちゃんの今日のご機嫌は副反応ではなくて、本当にご機嫌だったのでしょう。

まあ、明日起きてからの様子を注意して見ようと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

遅い起床、久し振りの散歩ではネコに話しかけ、夕食拒否して早く寝る

2021-07-03 23:58:18 | 今日一日の暮らしぶり
なんにもない土曜日、そんな日の様子を書くと、僕のグータラぶりやダラケぶりを知らしめることになりますが、書いておきます。
前にも言いましたが、土日月と早起きする必要のない日が続きますから、金曜日の夜はとりわけ緊張感が緩みます。
次の朝が早いので早く寝なくちゃというプレッシャーが一切ないからです。
昨晩もそうでした。
結局、布団の中に入ったのは3時。
寝付いたのは3時半でした。

今朝、僕が起き出したのは10時半。
朝食(昼食?)を食べたのは11時半ころ。
さっちゃんはよく寝ていて、起きて来たのは1時ころ。
それから朝食(昼食)を食べました。
今日のさっちゃんの機嫌は良さそうでした。

僕に纏わり付き、喋りかけ続けます。
僕はさっちゃんの相手をしていると何も出来ませんから布団で寝かせたり、ソファに座っていてもらったりするのですが、
今日のさっちゃんはすぐに立ち上がって来て、また僕のそばに来るんです。
PCをしていると、すぐに画面を触ったり(タッチパネル式なんです)しますから、僕は何も出来ません。
テレビを観ることにしても、すぐ横で喋り続けていますから、テレビの音がよく聞こえません。
まあ、仕方ありませんね。

夕方5時過ぎに散歩に出かけました。
ここのところ東京地方も雨続きで、散歩に出かけられない日が多かったんです。
気象庁のHPでナウキャストを見て、「これから小1時間は雨が降らないぞ」と確認して散歩に出かけても、
途中で10数キロ離れた地点で、まったくの無から雨雲が急速に発生・成長し猛烈な雨を降らせたりしたこともありました。
その時は、スマホで確認しながら歩いていましたから、途中で多摩川土手から離れ、急いで帰宅しました。
さっちゃんが傘が差せれば傘を2本持って散歩に出かければ気楽なんですが、差せませんから大変なんです。
今日はナウキャストの予報通り、雨は降りませんでした。

多摩川土手に出る直前で、いつもの場所にいつもの虎毛の野良ネコがいました。
このネコは50cmほどの近さまで接近することは許すのですが、それ以上近づこうとしたり、手を伸ばして撫ぜようとしたりすると、離れていくんです。
今日もそのネコは手が届きそうな近さに居ました。
さっちゃんは腰を屈めてネコに喋りかけます。
「ネコさん、あんたは ◎※△×♯ どうするの?」
そんな風に言ってるように聞こえました。
そして、手を伸ばして撫ぜようとします。
もちろんそのネコはサッと離れて行きました。
その瞬間にさっちゃんははっきりした言葉で言いました。
「あっ、行っちゃった」
まあ、それだけのことなんですが、そんな些細なことが僕には物凄く嬉しいことなんです。

散歩中に(散歩でない時も同じですが)さっちゃんが一番関心を寄せるのは人間です。
歩いてる人、自転車の人、ジョギングしてる人、ベンチで休憩してる人、犬の散歩をしてる人、いろんな人を振り返ったり指差したりします。
たまにはすれ違う人に挨拶したりもします。
挨拶された方は何を言われたのか分からずにキョトンとしますけれどね。

今日は久し振りの散歩でしたし、日没までまだ1時間以上ありましたから、いつもの基本周回コースよりも遠くまで歩きました。
その帰り道、住宅街の道で小型のプードル(のように見えました)がリードなしで遊んでいました。
もちろん飼い主はすぐそばにいましたが、その犬がさっちゃんの方に近寄って来ました。
さっちゃんは腰を屈めてその犬を迎えます。
僕も同様に迎えます。
犬はすぐに離れて行きましたが、さっちゃんは嬉しそうでした。

棟に着くと、郵便受けのところにポスティングの人がいましたが、さっちゃんは彼に挨拶をします。
僕はさっちゃんの手を引いて階段を登ろうとしますが、さっちゃんは彼が気になるみたいで、何度も振り返っては挨拶の言葉を掛けていました。
そのポスティングしている人には、さっちゃんが自分に挨拶の言葉を投げかけていることは分からなかったでしょうけれど。

帰宅してから、夕食のおかずを作り始めました
麻婆茄子です。
もちろん総菜の素を使って作るのですが、実に適当に作ります。
ナスは5本のところ2本しかありませんでしたし、ピーマンもありませんでした。
人参はありましたが、少な目に入れ、豚ひき肉は多めに入れました。
その他、指示にないエノキ、ズッキーニ、オクラ、豆腐なども少しずつ入れました。

以下がさっちゃんの夕食です。
玉子かけご飯、麻婆茄子、お味噌汁、黒大豆煮物10粒とKiwiクリームチーズ1個、かぼちゃの煮物2個。
お味噌汁は昨日作りました。
かぼちゃの煮物も昨日作りました。
あっ、そうそう、ご飯は炊かなくちゃならなかったんですけど、忘れてしまって、2分間チンすれば食べられる白飯を使いました。
最近、こんな時のために2食分を買い置きしてあるんです。

さ~て、夕食です。
寝ているさっちゃんを起こそうと、寝室の戸を開けると、さっちゃんはもう立ち上がっていました。
食卓の席に座ってもらい、ウェットティッシュで手を拭きます。
さっちゃんの前におかずを並べて箸を持たせました。

さっちゃんは食べようとしません。
さっちゃんの右に僕が座って、僕が食べさせてあげようと介助しますが、さっちゃんは食べようとしません。
時間を置いて、何度も試みますが、さっちゃんは食べようとしません。
僕もけっこぅしつこく繰り返しましたが、さっちゃんは食べようとしません。
食事は終わりにして、寝てもらおうと、席から立ち上がらせようとしましたが、動こうとしません。

僕はさっちゃんをそのまま放っておくことにしました。
さっちゃんのおかずと玉子かけご飯を対面に移動し、僕が食べることにしました。
焼酎のお湯割りも飲みながら、僕はその夕食を食べます。
時々、さっちゃんにおかずのひとつを箸でつまんで口元に運び食べてもらおうとするんですが、さっちゃんは頑なに拒否します。

僕の夕食がほとんど終わったころ、さっちゃんの手を引くと立ち上がって寝室まで来てくれました。
寝巻きに着替えてもらって、さっちゃんは寝ました。

1時間も歩いた後なので、お腹が空かない訳はないと思うんですが、 さっちゃんは食べないと決めたら梃子でも食べません。
夕食は食べてくれませんでしたけれど、今日機嫌のいいことが多いさっちゃんでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6月は毎週1回ずつ5回の排便がありました。とても安定した1ヶ月間でした

2021-07-01 22:43:48 | トイレ・排泄
今回で4度目ですが、6月の排便状況の全日を記号で表わしておきました。
参考までに前月最後の中心日からも載せておきます。
は中心日、〇はそれなりの日、△はほんの少しの日、×は排便のない日)
× △△××××× ××(←5月21日から 6月→)×××× ×××××× ×××××× ××△××× ×××

5月最後の排便から6月最初の排便までは15日間もかかりました。
ところが、6月になると一転、毎週コンスタントに排便が続きました。
6月5日の排便だけは15日ぶりということもあって、ちょっと大変でした。
でも、他の4回はさっちゃんに苦痛はまったくありませんでしたね。

7月もこの状況が継続して欲しいと思います。
何も書くことのない、今回のような記録・報告が続いてくれるといいですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする