三太郎一家・福猫はどの子!PART7(完結編)

三太郎一家を応援してくださった方々に送るブログ
※写真文章の無断転載リンクを禁止

病気の子たち

2018-06-15 16:31:25 | 保護ねこを看取るとき
またまたブログ更新できませんでした。私の場合、作りごとを書くのではなく、
生の体験を書いているので、書くと疲れます。作文は苦手ですが、書きたいことは多い。
猫の世話しながら掃除しながら、頭の中は常に、書きたいことが渦捲いています。
今回の更新休止の理由は、板橋のボランティア活動されている方の崩壊ニュースを
見てしまったからです。ショツクではなく、言いたいことが渦捲いてました。
その渦は、後日に書いてみます。

欲しいものリストの中にある品物が届きます。本当に助かっております。
ストックは無く毎回、品物が届いた日に、すぐ開封して使っております。
譲渡対象外の猫を沢山保護してきました。病気の猫には医療費が掛かります。
病気だからこそ、安い餌ではなく、良質なフードを与え飼育してみたい。
人と同じです。栄養状態が悪かったら、治る病気も治りませんから。
ご寄付の品がなかったら、自分の理想とする猫の飼育はできていません。
ご支援に感謝しています。

ケージの消毒にはビルコンという塩素系のものを使用していますが、
床だけは、このオレンジxで拭くのが私の趣味です。
床がさっぱり綺麗になり、ほんのりオレンジの香りが残ります
その香りは翌日には消える。だから毎日、床を拭く。
崩壊を防ぐ手段は、掃除をすること。掃除をする時間をたっぷり持つこと。
猫の餌代を稼ぎに1日8時間働きに出ると、たぶん崩壊します。
シェルター運営、猫の飼育、掃除は一つの仕事です。
この仕事で収入を得ることができたら理想ですが、日本には、そんなものは無い。


病気でボロボロになった猫の写真を掲載することが嫌いです。
それは可哀想な猫と思って欲しくないからです。老いても、汚くなっても
一生懸命、生きようとしている姿だから、同情は必要ないのです。
でも、どんな猫がご寄付の品を使っているか。きょうはそのために写真をあげます。

腎臓サポートを食べている猫たち。
東大泉の保護のミーちゃん。5歳くらい。毎日100CCの補液が必要。
補液をしないとすぐにダメになるくらい、腎臓の数値が高いのです。
食事は2日に一度。少量しか食べません。
5月に入院させて、できる治療は全てやりました。余命2ケ月の宣告を
なんとか1年に伸ばしたく、補液をしています。あと1週間に1度のインターフェロンも。
この費用は保護依頼者の全額負担です。本当に猫を愛している方だからできることです。


駅前のお花屋さんに長年いた地域猫のボス(メス)
お花屋さんの前がラーメン屋さんで、残りものの砂肝やチャーシューを
山にように食べていたから、腎臓が壊れるの当然。ここで保護した猫は
全て腎不全で死にました。


ボスの子のミーちゃん。多飲多尿。毛艶が悪い。おまけに鼻ずまりがひどい。
抗生物質を投与中。


(腎臓サポートを食べている猫は他に2匹います。次回に紹介予定)

A/D缶を食べている猫たち。
元保護猫カフェにいた、大海。オスなのに小さい。何を食べても大きくならない。
血液検査の結果はどこも悪くない。子猫の時、ろくな物を食べていないのかも。


三原台保護のミーちゃん(三毛はみんなミーちゃん)
まだ3歳でボロボロです。白血球が高い。口内の炎症が強いからだと思います。
入院させインターフェロン、抗生物質の治療は2度ほどした。完治しない。
今は口内の炎症を防ぐために、人用の笹エキスを試しています。
食べてはいますが太らない。どんどん、おばぁさんみたいになっていきます。


だんだん汚い写真になってきました。すみません。
崩壊現場の室内写真に、こんな猫がたくさんいたら、「病院に連れていかない虐待!」とか
書かれるるでしょうね。行っているのです。行っても治らない病気があるのです。猫には。
自分の食費を削って猫たちには、良いフードを与えていても病気は治らない。現状維持が精一杯。

と小さく、叫んでみる。

最後に、この前死んだエイズのモコちゃんの写真をあげます。
公園で保護した子です。まだ4歳くらい。エイズは口内の炎症が強くでます。
自分で毛ずくろいはできなくなります。毛が絡んでできる、大きな毛玉をとっていました。
毛玉のほうが、痩せた身体より大きかったです。治療法のない病気だからと放置している
訳ではないのです。好きな物を最後まで、食べさせてやる。ブラシをしてやる。抱っこしてやる。
治療できない病気ほど、見送る辛さは大きい。私に、この子の保護依頼をされた方は
モコが死んだことも知らない。保護依頼される方のほとんどは、預けたらそれで終わりでした。
その後の支援はありません。その辺が、保護活動をする人間の崩壊劇に繋がっているのではないかな。
猫を押し付ける人が、支援する人より多い。押し付ける者は、一般人、行政、自称猫ボラ。
猫ボラが猫ボラに押し付けるパターンがとても多かった。私は公園のボラさんに、
どれだけ頼まれたことか。私がボラだから、無料で引き取ることが普通になっていました。
なんでも、福田さんは好きでやっているから、無料で良いと言う噂が有るとか無いとか。
まぁ、好きですけどね。数が多過ぎました。公園の保護猫で、今、生きているのは1匹。
全て看取り、私のお墓に入っています。たまにはお線香あげてもらえると、嬉しいかも。
みんな忘れてしまうのかな〜公園ではあんなに可愛がっていたのに。

そして私の支援者の多くは、お会いしたこともないネットの世界の方々。
私のブログを信用してくださり、支援をしてくださる。ありがたいことです。




🐱ご支援のお願いをしております。猫たちの主食はロイカナのカリカリです。
カリカリだけで毎月120キロ(約10万円)を消費しています。
安価で購入できる店から購入するので、なんとか私の力で買えるのですが、
猫たちの平均年齢が上がり、口内の炎症でウエットしか食べない猫が増えてきました。
ウエット代が、かなり大きな金額となっております。
皆様からのご支援の品を送っていただけると助かります。
アマゾンより、他店が安い場合があります。1円でも安い物を探していただきたく
お願いいたします。



Amazon 欲しいものリスト

http://www.amazon.co.jp/registry/wishlist/2NH321O3R5DZM

リストは随時更新いたします。


ご支援のお願い(はっぴーねこちゃんHP)
https://www.happynekochan-towa.com/%E3%81%94%E6%94%AF%E6%8F%B4%E3%81%AE%E3%81%8A%E9%A1%98%E3%81%84/


















この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 米国クラウドファンディング... | トップ | 金出さないやつほど口を出す? »
最新の画像もっと見る

保護ねこを看取るとき」カテゴリの最新記事