境内のソメイヨシノが咲き始めました。
今年は関西より、東京のほうが早い満開となっているそうです。
夕方のテレビで見た目黒川の桜並木は見頃を迎えていましたが、こちらはもう少し時間がかかりそうな気配が…。
全体を撮ると、花はまだまだ、まばらです。
とっても背の高い桜なので、見ようとしないと花が視界に入らないという、お花見に向かないソメイヨシノ。
それでも、毎年誰かと見上げていたという、この場所で積み重ねてきた記憶を思うと、なんだか心がポカポカしてきます。
咲く姿の美しさより、散る姿の儚さより、その姿にまつわる記憶が胸の内にあるからこそ、桜の花を愛おしく感じるのかもしれません。