昨日は、バケツをひっくり返したかのようなドシャ降りでした。
ちょうど外出から戻ってきたところだったので、車から降りるかどうかを龍くんと真剣に考え合うくらいの大雨。
結局、車に積んであった傘をさし、龍くんを抱っこしながら玄関へ向かうことになったのですが………重いっ!!
抱っこして動くとなると、前のように軽々とはいかなくなりました。
小さく生まれただけに、龍くんのそういう成長を喜ばしく思う一方で、自分の手から離れていく寂しさのようなものを感じてしまいましたが、これってまだまだ早いのかしら?(笑)
さて、滝のような雨が降る前のこと。
会館の前に敷かれた、綺麗なピンクの絨毯が目に入りました。
八重桜は、花びら一枚一枚がひらひらと散っていく桜のイメージに反し、椿の花のように幾重にも重なった花弁がそのままドボッと散り落ちていきます。
散りゆく様は好みの分かれるところでもありましょう。
確かに桜特有の美しさからは遠くもありますが、花びらが重なり合っていることでピンクを色濃く映す散り様は、私に春の終わりを告げるものでもあります。
梅に始まり、桜で境内をピンクに染め続けていた花の季節はもう終わり。
新緑の初夏が始まります。