今日は朝からあいにくの天気。
テレビではどのチャンネルも金環日食の話題一色になっていましたが、肝心の太陽は薄雲に覆われた状態でした。
日食も月食も、数年おきに聞いているような気がしていたので、恥ずかしながら今回もそういうものだと思っていた。
でも、東京地方で金環日食が観測されるのは、実に173年ぶりとのこと。
小さい頃に見たような記憶があったのですが、まだ173年も生きていないので、どうやら過去を捏造していたようです。(笑)
そもそも日食とは、太陽が月によって覆われる現象で、金環日食は月の視直径が太陽よりも小さい場合に起こり、月の外側に光輪状の太陽光がはみ出して見える状態を言います。
反対に皆既日食は、月の視直径が太陽よりも大きく、月が太陽を覆い尽くすので、地上から太陽が消えた状態に見えるものを言います。
きっと、どちらも昔の日本では天変地異だったことでしょう。
平安時代の皆既日食のときは、天下に大赦を発布して、死刑執行直前の大罪人まで釈放したそうです。
そういう時代の5月21日にお生まれになられた親鸞聖人のご遺徳を、天文ショーへと昇華した日食の映像を見ながら改めて感じ入りました。
ネットにも、さまざまな金環日食の画像がありましたが、その中で一番感じ入った画像を貼り付けておきます。
そういや来月は、わたしたちの結婚記念日だったような…。