なんだか植物紹介が続いています。(笑)
今回はコチラの植物。
シャクナゲです。
正面の階段を上がって、山門右前にあります。
大きな花のようにも見えますが、よく見るとツツジのような花が幾つも集って咲いているのが分かります。
正確には「ツツジ目ツツジ科ツツジ属無鱗片シャクナゲ亜属」……、たぶんツツジなのでしょう。(ザックリ)
シャクナゲは、漢字で「石南花(石楠花)」と書きます。
この「石南花」を呉音読みした「しゃくなんげ」が転じて、「しゃくなげ」になったといわれています。
シャクナゲというと思い出すのは、中学生の時に歌った『夏の思い出』という唱歌。
同じ時期に行った林間学校での散策先が、尾瀬の自然公園だったこともあり、歌詞にあった水芭蕉も実物で見ることができました。
でも、「石楠花色に たそがれる」という歌詞が、そのときはどんな色のことをいっているのか分かりませんでした。
そして20年経った今も、白・赤系・黄色などの色があることは分かっても、歌詞の意味は分からないまま……どなたか分かりますか?
さて、前回のカルミア同様、シャクナゲもいろいろ調べました。
すると、シャクナゲの葉には吐き気・下痢・呼吸困難を引き起こすケイレン毒が含まれているので、有毒植物であるとのこと。
やっぱり毒ーーーーーっ!!(泣)