中間ダクト換気扇の交換工事

昨年リフォームされたマンションに引っ越してこられたお客様から、昨年暮れにお風呂の換気扇から異常音がするという事で連絡がありました。　

訪問する前にふと疑問に思ったのが、リフォームしたばかりのお部屋なので換気扇が故障するワケ無いと思っていました。　
ところが実際に訪問して調査すると、お風呂はきれいにリフォームされていましたが、浴室上にある換気扇は古いままでした。　

これは中間ダクトファンと呼ばれる換気扇で、天井に完全に埋め込まれて隠れているので、リフォーム業者は交換しないで良いと判断したのでしょう。　この点難しいですね。マンションを購入する方は、こんな天井裏まで見ないですから。

でも、この換気扇って、交換するのは結構大変なんですよ。

年末年始の商品の入手の困難な時期ですので、なんとか修理できないかファンを掃除したりしてみましたが、モータそのものが動きが悪いので、年が明けて商品が入荷したら、換気扇の交換という事にしました。

商品が入荷したので、早速取り付け作業です。　


浴室とトイレの２室を換気する中間ダクト換気扇です。　
既存の換気扇は、点検口からちょっとずれています。　さぁどこまで手が伸ばせるか？　


スパイラル管にリベット止めし、さらにコーキング。　こういう取り付け方が出来るのは新築当時。
という事は、この換気扇は３０年モノです。


腕と工具を駆使して外す事が出来ました。


ボルト４本で吊り下がっていました。　
新しい換気扇は２本で吊り下げます。　でもボルトの間隔が新しい換気扇とは違います。　
そこで、ダクターを使ってボルト位置の調整です。　

（写真ぶれちゃった）
こんな感じにダクターから吊り下がります。


この方法は、我らが大先生の泉電気さんから教わりました。

天井裏であり点検口からの作業ですので限られた条件での作業となりました。　

作業が終わって、本来ならリフォームする時に換気扇も交換するべきではないかと思いました。
お風呂を設置する前なら、作業性も断然良かっただろうし。　

後々の我々の作業を考えるとね。　　

そしてなんたって、入居まだ１年くらいなんですから。



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