Diary Of 酒田の人

田舎住まいの60代サラリーマンの趣味の日々

新着古伊万里(色絵古九谷花鳥文碗)

2023-09-27 20:35:42 | 古伊万里
このところ、お世話になっているDr.kさんや故玩館の主、遅生さんところで色絵古九谷の瓢箪形皿の優品がUPされていますので
ウチでもどさくさ紛れに色絵古九谷をUPすることにしました。
「色絵古九谷花鳥文碗」(うまく撮れないのでひっくり返してます)
実に古九谷らしい色使いと筆致の茶碗で、直径13.3cm、高さ4.9cmほどのサイズです

何の花であるのかは判然としませんが、この赤がたまらなく魅力的なのは確かです

鳳凰が描かれていますが、この角度だと歪みがあるのが良く判ります

紫で絵付けされた部分のUPですが、古九谷らしい厚塗りで、抜けている部分は釉薬が剥がれたのではなく
焼成時に釉薬がはじけたもののようです。
内側にも宝尽くし(?)のようなものが絵付けされています
時代的には江戸前期の1650年~60年代といった感じでしょうか
状態は特別良くはありませんが、古格を感じる品なのは確かでしょうか。



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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
酒田の人さんへ (Dr.K)
2023-09-28 08:57:14
酒田の人さんのところにも新着古伊万里がありましたか(^_^)
古格を感じさせる碗ですね。
特に、見込みの赤には初期赤絵の色を感じさせますね(^_^)
この頃の色絵は厚塗りですよね。
そのためか、色絵の一部に抜けている部分が見られるのも特徴に一つですね。
これは、釉薬が剥がれたのではなく、焼成時に釉薬がはじけたことによって生じたものですか。
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Dr.kさんへ (酒田の人)
2023-09-28 20:36:23
ドクターさんと遅生さんに触発されて、久々に伊万里を買ってみようと思った次第です
予算の関係でたいした品は買えないんですが、できるだけ時代のある品をと思い
探したら出て来たのがこの品でした。
「古九谷らしさ」が魅力だと思いますが、このあたりの品も、昔より随分安くなったように思います。

色絵の剥落した品はウチにもありますが、この品の場合
端の方が焦げたような跡があったので
厚塗りゆえに釉薬がはじけたのだろうと想像した次第です。
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酒田の人さんへ (遅生)
2024-03-11 18:49:42
色釉が古九谷そのものですね。
当時、磁器、特に色絵磁器はとても高価だっと思うのですが、この碗はいったいどんな人がどんな用途に購入したのでしょうか。
見込みも不思議な図ですね。
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遅生さんへ (酒田の人)
2024-03-11 19:28:42
この厚塗りと発色が古九谷ですよね~
状態はイマイチですが、やはり魅力的な品であるとは思います。
当時の色絵磁器は高級品だったはずですから
どんな人が何に使ったのかは興味のあるところですが
浅学ゆえに判りません。
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