おしゃべりピアノの今日の一言♪

考えたこと感じたことを 気ままに徒然に〜

来年の発表会…クリスマスコンサート…そしてパソコンが……

2012年11月25日 | Weblog
久しぶりのパソコン復帰。
ともかく、先週は、ついにこのパソコンも限界か…と電源を切ることも、システムの復元作業をすることも何もできないままいつものように、一番やってはいけない方法で「ブチッ」と強制終了するしかなく、本当にまいっていた。が、使ってないソフトを捨てて捨てて~とするうちに、なんとか動くようになった。やれやれ…でも、いよいよipad?を買う時期に来たのかもしれない…この忙しい時期を乗り越えて、お正月明けでも、とにかく電気屋へ行こう~と思ったが、そういえば、うちの近所のジョイフル〇田の近くに来春、某大手電気屋が「地域最大オープン」なんて、看板が立っているのを目にした。オープンセールまで待とうかなぁ~そうしたいなぁ~

今月は、早くも来年春の発表会の申し込み受付を始めた。やる気に満ち溢れた方々を見ると、こちらも心から嬉しくなる。もうピアノ歴〇〇年の方から、まだ始めたばかりのおちびちゃん達まで…どんな演奏をしていただけるのか…想像しただけでもムフッ、一人笑いをしてしまう。なかなか一人一人が個性的なので、実に楽しみ…
そして、この中から、1人でも多くの方が、本格的にピアノの道に進めるように…心から願いながら、日々、レッスンを行う…

そして、話題は変わり…いよいよ1ヶ月以内に迫ったクリスマスコンサート。
あわせは、これから…
今回は、チャリティにするかどうかもさんざん迷い、結局5人で話し合った結果、普通のコンサートにすることになった。ただ、私自身、本当にそれでよかったのか、まだ心にわだかまりがある。その上、曲目自体、みなそれぞれが演奏したい曲にしたためか、どうもまとまりが…並べてみると今までにないようなプログラム…かもしれない。

伴奏に関しては、去年のようなチャリティなら寄せ集めだし、緊急ということもあるので、何でも屋のようにいろんな種類の伴奏を一手に引き受けるのも仕方が無いが、今年のように、あらためて全体を見渡してみると、だいたい、楽器によって伴奏法は異なるので、譜面が簡単だからといって、伴奏が簡単なことはない(むしろ、音が少ないと難しいこともある)ヴァイオリンや打楽器など、ある程度音量があって華やかな楽器の伴奏は、ピアノの独奏に近いようなタッチで演奏できるから、技術的な所さえクリアできれば楽しく演奏できる。ところが、管楽器になると、バランスを考えなくてはいけないので、指のコントロールが必要になる。そして、歌の~となると伴奏譜どおりに弾くだけでなく即興などアレンジも要求されたりするので、作曲の方のほうが、はるかに伴奏向きかも…
きっと、今年のこのコンサートは今回限りかな…とも思う。もう少しいろいろな面で改善しなくては……と、始まる前から反省。

でもね~少なくとも自分で選んだ曲は、その良さが伝えられるように頑張りたいな。
この秋は、たぶん数年後に振り返ると、「あの時の重苦しい雰囲気がスクリャビンの音楽的な雰囲気にあっていたかも…」なんて思えるかもしれないし…。そういえば、もう数年前のことだけど、あの「白ミサ」と「黒ミサ」を弾いたときも、気持ちはどん底状態で、逆にそれがプラスに作用したのか、曲の事を理解できたような気がする…だから、ピアノって面白いのかな~

結局、私はピアノが好き♪♪♪
だから~生まれ変わっても…たぶん、いや、きっと、ピアノを弾いている…かな。

☆公開レッスン&クリスマスコンサート☆

2012年11月03日 | Weblog
この1週間は、何をやっていたのかもわからず、嵐のように過ぎ去った…
10月29日のZ先生後悔…後悔…(もぉ~このパソコンったら、私の気持ちを悟ってか、何度押してもこの文字ばかり~)公開(やっと出た!)レッスン。
これについては、もう詳しく書くほど時間も余裕もないので、簡単に…
ともかく、数年ぶり、いや、この年になってまさか自分が公開レッスンに出るなど考えも及ばなかった…が、出演した。もちろん、弾く側で~
クリスマスコンサートに間に合えばいいかな、なんて気軽く考えていたのがおおまちがい!10月に入ってもいまだに音符が頭に入ってこない…死に物狂いで覚えた…でも、そんなギリギリで練習して、良い演奏なんてできるわけがない。

当日の様子は…自分のところだけ録音をしていたので、後になって聞いてみると、よくもまぁ、こんな爆音が開場全体を轟かせたなぁと、すごい不協和音が鳴り響く…ひどすぎ…自分自身、このスクリャビンの「幻想曲」は、かめばかむほど味が出る、じゃなくて、弾けば弾くほど味がでるような本当に好きな曲なので、思いをこめて弾いたつもりが、思いがけないところで、はなはだしくつまずいた…おぉぉぉ。指がもつれてわからなくなる久しぶりの感覚。そして、更に、暗譜が怖くて、結局、楽譜を置いて弾いたものの、左隣にはこの「幻想曲」の素晴らしい演奏をCDに残されたZ先生がいらっしゃる…そんなことを意識したとたんに、またまた私の頭のねじが1本、ポトンと落ちる…
生きた心地がしない集中力の途切れ続けた10分が終わった。
Z先生、なぐさめのお気持ちか(きっと、はるばる茨城から来たんだから、ちょっとくらいお世辞を言わなきゃとお気遣いになられたのでしょう)一言二言お褒めの言葉が…
しかし次からは、核心をついた内容ぎっしりのレッスンが始まる……ギリシャ神話のプロメテウスの話、スクリャビン独特の空気感のある自由なフレーズの歌い方などなど興味深い内容が次々と…そして今回なぜかお初の”先生からの質問コーナー”。

Z先生「この曲は、大変美しいのになぜロシアでは滅多に弾かれることがないのでしょう?」
私「う~ん…左手が難しいから…(この時も、あまりに自分の演奏に絶望した私は、何を質問されかのか意味もわからず出任せに答えた)」
Z先生「それなら、テクニックを誇示したい人はあえてこの曲を選ぶでしょう…」
私「では…ラフマニノフっぽいから…(たしか本に書いてあったような…)」
Z先生「これは、ラフマニノフっぽくありません。似ているとすれば、和声が充実しているという点だけです。」
私(内心、先生が不快に思われるんじゃないかなぁと思いつつ…)「じゃ~…スクリャビン自身もこの曲を作曲したことを忘れてしまうほどの曲だから」
Z先生「それもちがいます…」
そこでもう、私は降参とばかりに首をかしげていたら、先生曰く、
「それは、この曲がせっかく中間部にこんなに壮大な盛り上がりがあるにもかかわらず、その後、またメロディが戻ってきたりわかりにくい部分が多い、構成力の弱さがある曲だからです。3番や4番のソナタなどは、最後に向かって盛り上がるから演奏効果もあるけど、これは抽象的で、自然に作られたというよりは頭で考えて作られた曲。最大の山場の印象が薄れる結果になるから、これは労力の割りに報われない曲で、マニアックな人が弾く曲です。内容は偉大な芸術ですが…」
・・・そうなんだぁ~「報われない曲」なんだぁ…そして、私もマニアック???

しかし、あらためて感じたことは、Z先生のレッスンの素晴らしさは、普通の評論家の言うようなわかりきった解説ではなく、独自の研究に基づいたものであること。スクリャビンは哲学的思想を持っていたことはもちろんだが、それが更にギリシャ神話にまでさらには、日本の神との違いにまで言及されるあたりは、ただものではない…  私も日々の雑用や練習に追われるだけではなく、せっかくの秋、読書の秋だから本を読もう、と今日はニーチェ関係とわかりやすい解説入りギリシャ神話など3冊購入した。これで、イメージがさらに深まるように…

ちょこっと書くつもりが、こんなに長くなっちゃった…
今日は、そう、クリスマスコンサートのちらしが出来上がったので、それを載せるためにホムペをクリスマスバージョンに変えていたら、もうこんな夜更けに…
でも、お知らせしますね。こちらがちらしです!
実は、伴奏譜はいただいたばかりの方も多く、私はまだ全然譜読みを始めていません…大変、大変…日曜日あたりから練習しなきゃ!私の出番は、無伴奏のフルートの方以外全部です♪今回は、去年のチャリティコンサートに比べると、有名でない曲が並んではいますが、それぞれに大変美しい曲ばかりだと思います。クリスマスに寄せて~と副題がありますが、各々が思いを込めて演奏することと思います。
ぜひ、いらして下さい! お待ちしていま~す!

それでは、おっと、もう2時! 明日こそ、読書しましょう~☆☆☆