おしゃべりピアノの今日の一言♪

考えたこと感じたことを 気ままに徒然に〜

共演………♪♪♪

2012年12月28日 | Weblog
今日は、うれしいお知らせが…
来年、某オーケストラとピアノ協奏曲で共演させていただくことになりました。
実は、今日そのお電話をいただき、全く期待していなかったので、本当にびっくり…

協奏曲といえば学生時代にシューマン、コンクールでモーツァルト、卒業してまたモーツァルトくらいかな…ソロとはまた違って、自分もオケの一員になれたようで面白い…

今回、このような突然の嬉しいニュースのきっかけを作って下さったのは、私のブログでも常連さんのdodoさんのご主人さまが、オーケストラのお知り合いの方にお話していただいて、それが団長さんのところまで届き…オーディションもなければ面接らしいものもなく、先月、簡単に練習風景を見に行っただけで決まってしまった。
本当に無名で新進気鋭でもない私で良いのですか?という感じなのですが…なんだか良いらしいです…

今年の最後にこのような来年に続く嬉しい舞台をいただいて…遅れてきたクリスマスプレゼントですね!

dodoさん、本当にありがとうございます♪
皆さまに楽しんでいただける舞台になるように、頑張ります~♪

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あと5日で、今年も終わりです~

2012年12月26日 | Weblog
コンサートが終わって、予想以上の大反響になんだか嬉しさいっぱいです!
小ホールだというのに200人を超える勢いのお客様にいらしていただき、大変感謝しております。ありがとうございました♪
演奏が終わって、ロビーでお花を1輪ずつお渡しした時に、私の手をとってぎゅっと握りしめたおばあちゃまがいらっしゃいました。こんな私ですが、少しはお役に立てたのかなぁと胸が熱くなりました。
来年は、もしかしたら朗読コンサートや思い出コンサート、その他またいろいろな楽器の方々とのコンサートも…と夢は大空を駆け巡ります。

そして…あっという間に今年も終わりますね~
昨日からレッスン再開しました。先週お休みさせていただいたぶん、皆さん、もう4月の発表会を意識されているのでしょうか?気合が違います。私もその気合をいただいて…あと3日間、がんばります!
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Merry Christmas !

2012年12月24日 | Weblog
今日はクリスマスイブですね。楽しいイブをお過ごしですか?
今日1日は、昨日の余韻に浸る間もなく、午前は大宮へ車を飛ばし、クリスマスの買い物に走り回り、しかし車は大渋滞で走るどころかノロノロ…ようやく姪っ子にプレゼントを渡して家へ飛ばし…夕方からは近所でご不幸があったのでそのお通夜へ行き…ようやく、先ほど帰ってきた次第です。

さて、昨日はたくさんの方々にいらしていただいた上に素敵な花束まで…どうもありがとうございました。
終わってみれば、各楽器の演奏者も気持ちよく演奏できたようですし、全体的にお客様も楽しんでいただけたようなので少しはほっとしたものの、今回はさまざまな意味での葛藤がありました。

去年のチャリティのように、全てを私が決めて皆さんにお願いするよりも、なるべくたくさんの方々の意見を参考にしてよりよいコンサートを目指そうと努力した結果、それが簡単ではないことを痛切に感じました。やはり、私と他4人の方はつながっていても、4人の中でほとんどの方が去年顔を合わせて知り合ったばかりという間柄なので、なかなか意見をあわせるのは大変。1人の人が賛成だったとしても、他の人は全く反対の意見を持たれることも多く、そのつなぎ目の私としてはどちらの意見を聞いたらよいのかわからない。かといって集まることもできず、メールでは気持ちが通じず……同じ音楽をやっている仲間といっても専門が異なるからいろいろなことで簡単には通じない…
前日まで調律のN氏に相談して、トークを入れたほうが良いかどうかを聞いたり…すると帰ってきた答えは…「いまどき、表現するということは演奏するだけでなくあらゆる手段を使って表現するのは当たり前。自分の全てを出し切って枯渇したら終わりというくらいしないと、さまざまな演奏会を選べる立場のお客様には感動してもらえないよ。それは、感動の法則からいってまちがいない」と。そして、なんとか演奏だけでなく、皆さまに喜んでいただけるように考えたのが前の日。
ついでに、伴奏初あわせが2週間前だったが、意外にバロックを甘く見ていた私は、テンポのわりに音符が多いのにびっくりし、2週間前は伴奏にかかりっきり…自分のソロはというと、1週間前からようやく再開…でも、それが甘かった。今までどんなときもひどい失敗をしたことはなかったし、リハでどんなにひどくなっても本番は大丈夫、と変な過信が招いた不運。。。
でも、そんなこんながあっても、結局は自分次第だと思います…コンサートの種類によって曲は選ぶことは大切なのに、今回はチャレンジ精神を発揮したが、ものの見事に大失敗!

今日1日は、そんな自分を反省しながら、ラジオから流れるクリスマスソングで、クールダウンした。今日のお通夜の席で、お坊さんがこんなお話をされた。
「人間の肉体は、生を受けてから死ぬ瞬間まで、仮の肉体を与えられる。先祖の教えや伝統を受け継ぎ、そしてまた後世に受け継ぐ…その繰り返しだから、死んだとしても悲しむことはない。ただ、肉体が返されるだけ…」
私の場合は、音楽だろうか…その私の肉体が天に返される日までに、あと何人の人にその素晴らしさを伝えることができるのか…としたら、1つの演奏会の成功、失敗で嘆くよりも、その音を聴いて何かを感じていただける、それだけでも感謝しなくては…と。
いつか、私の肉体が滅びたとしても、それまでにまだ数限りなくいろいろな失敗を行ったとしても、1人でも多くの音楽を愛する方がまた次の世代へと伝えていけたら…素敵なことなのかもしれない。

しかし…そうは言っても「後悔、先に立たず…」
また、来年、出直します~! どうぞ、よろしく!  
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いよいよ明日…

2012年12月22日 | Weblog
いよいよ明日は、コンサートです♪
前日の心境というのは、ピアノの舞台を経験したことのある方はみな同じような気持ちになると思いますが、不謹慎にも、「あぁ~この瞬間、大地震が起きて明日が中止になるといいのに…」などと、つまらないことでくよくよしてしまいます。
あれだけ大好きなスクリャービンが弾けるのに、その気持ちが膨らみすぎて思わぬ失敗をしないかとか…いきなり最初の音から記憶喪失になるのではないかとか…

いけませんね~生徒さん方の発表会前の気持ち、痛いほどわかります。
でも、終わってしまえば注射と同じ…また時はいつもと同じように過ぎてゆくんですよね~

だったら、特別な時間を持てることに感謝し、なるべくこの一瞬を大切に、そして一人でも多くの方に喜んでいただけるように…これから、あと開演まで数分たりとも無駄な時間が過ぎないように。

頑張ります!
みなさんと、お会いできることを心から楽しみにしております♪
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Kさん家の”ちゃんちゃんこ「ちゃこ」ちゃん♪”

2012年12月18日 | Weblog
先日、Kさんより、と~ってもかわいらしいお写真を送っていただきましたので、載せさせていただきたいと思います。その名も……

ちゃんちゃんこチャコちゃん

まだ、ご存知でない方のために~
チャコちゃんは、この記事下の私の猫、櫻の子供ちゃんです~
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初めてYouTubeにアップしてみました♪

2012年12月13日 | Weblog
チンチラ「櫻」の今日の横顔


特にアップするほどの画像でもないんですが~
ちょっと、YouTubeを試してみたくて、やってみました!
携帯からでは、やはり画質が悪いですが…でも、意外に簡単なので、びっくり~!
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クリスマスツリー飾りました♪

2012年12月09日 | Weblog


今日は久しぶりに日差しが暖かい…
練習もしなきゃ~と思いつつ、やっぱり生徒さんたちの「うわっ!」と喜ぶ笑顔を想像し…
ごそごそと倉庫の奥からクリスマスツリーを出した。
年に1度、こうやってツリーを飾るのもまた楽しい…
櫻も今年で9歳。ずいぶん貫禄が出てきました。

若かりし頃の櫻↓



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音楽三昧……

2012年12月06日 | Weblog
この1週間といったらあまりの忙しさに毎日が飛ぶように…散るように…消えていくような状態…しかし、ふと我に返れるのが、教えている時と練習する時。

先週の土曜日は、かねてから楽しみにしていたアルド・チッコリーニのコンサートへすみだトリフォニーまで出かけた。1925年生まれのチッコリーニは今年87歳。私は、10年ほど前に一度日本公演で聴いてから、あまりの卓越した感性と技巧の演奏にただただ驚くばかり…それ以来、ほとんど来日するたびに行くことにしている。
考えてみれば、10年ほど前であっても77歳。到底普通のピアニストでは考えられない、昼、夜続けて2回公演でプログラムは全く別。2時間あまりのコンサートにアンコールがこれまた続けて出るわ出るわ…さらっと10曲くらい弾きとおした、しかも、美しいショパンから激しいファリャまで、そのレパートリーの幅広さといったら凄すぎる…
さて、そんなチッコリーニであるが、果たして今回は…と非常に期待してでかけた。
プログラム前半は、セヴラックの曲より、「春の墓地の片隅」「休暇の日々から」「リヴィアのキリスト像の前のラバ引きたち」そして「演奏会用の華麗なワルツ、ペパーミント・ジェット」…後半はドビュッシーの前奏曲集第1巻全曲だった。
全てにおいて、世界が違った。ドビュッシーはもう聴く前から素晴らしいことはわかっていたので、それを再確認するような演奏だった。セヴラックは、あまり聴く機会も弾くこともないが、もちろん美しい曲もあるものの、あまり有名にならないような面白みのない類の曲でさえも、チッコリーニの手にかかると魔法のように素敵な曲になるから不思議。特に「リヴィアのキリスト像~」は感動した。。。
ご高齢であるにもかかわらず、晩年のリヒテルのように楽譜を置いて演奏ということもない。舞台袖からピアノまでは杖をついてゆっくりゆっくり歩かれるのに、ピアノを弾き始めるとそのみずみずしく柔らかい音は、どこから鳴っているのか…思わず目をつぶって聴いてみる…
アンコールの拍手が鳴り止まない中、2度3度、お辞儀をしてゆっくりと舞台に戻られ、でもいつものチッコリーニだったら、「もう、しょうがないなぁ~」というような茶目っ気のあるしぐさをしては3曲4曲どんどん弾き始められた。が、今回は、何度舞台に現れてもお辞儀をするだけでなかなか弾いてくれない…でも、聴衆はアンコールを必ずやってくれるチッコリーニを知っている。
かなりの時が流れた。ようやく、おもむろにピアノの椅子に座った…しばらくして照明が全て消えた…おや?これは演出なのだろうか、チッコリーニの顔のあたりにだけボーッとほの暗い照明が当たる…
そして、スカルラッティのソナタ、ホ長調(L.23)が本当にゆっくりと静かに始まる…
こんなに美しくももの悲しいスカルラッティの響きを聴いたのは初めてだった。涙が頬をすーっと流れた…宝石箱に永遠にしまっておきたいような1曲だった…
きっと、観客はみな私と同じ気持ちになったのかもしれない。そのスカルラッティを聴いてさらに前にもまして、もうこの舞台、この時を止めてくれ!と言わんばかりの嵐のような拍手、そして歓声が鳴り止まない中、今度は先ほどよりいくらか早めに椅子についた。そして、グラナドスの「アンダルーサ(祈り)」
チッコリーニの長い人生を奏でるかのように、走馬灯の様に音が走り去っていく…
2曲でアンコールは終わりだった。何度も何度も鳴り止まぬ拍手に手を振る姿は何か今までとは違って悲しい表情に見えた。まさか、これで日本は最後「さようなら」なんていう意味じゃないよね?と自分自身に問いかけながらいつまでもいつまでも拍手した。
もう再び舞台に現れることのないチッコリーニを待つ聴衆もだんだんに少なくなり、私もしょうがなく席をたった。なんだか感動したコンサートのはずなのに、ロビーに出る人ごみの空気は時折、鼻をすするような音も聞こえるくらい暗い空気がよどんでいた。
限界を感じさせないチッコリーニでも時を重ねるってこういうことなのか…でも、考えようによっては、私がチッコリーニの年になるまでには、まだまだまだまだ…どんな時が流れようとしているのか想像もできないほど年月が流れる…でも、もしそれでもその年齢まで、ピアノを弾くことができたら、それは本当に幸せなことなのかもしれない。

続いて、翌日はコンクールの審査、その翌日はクリスマスコンサートの初合わせと、そして生徒たちの発表会の曲目を決めたりレッスンしたり…音楽三昧の日々は続きます…
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