みなさま、ゴールデンウィーク、いかがお過ごしですか?
ゴールデンウィークといえば、私は小さい頃の思い出が、さ~っと駆け巡ります
物心ついてから大学生のはじめまで、私は、さいたま市の盆栽町というところに住んでおりました。盆栽町というのは、その名のとおり、盆栽あふれる緑豊かな所で、桜通り、もみじ通り、けやき通りなど通りごとに、移ろいゆく四季折々の景色を楽しめる道があり、また盆栽「四季の家」では、散策のひと休みができます。
そもそも盆栽町という名の由来は、戦時中に戦火を免れるために、盆栽職人が疎開してできた村という所から来ており、町内には数々の盆栽園があり、海外からも盆栽愛好家の方々がたくさん訪れ、私が茨城に越した後ですが、大宮駅近くの「鉄道博物館」と並んで「盆栽博物館」も建てられたほどです。子供時代に、歩いて行ける範囲内に、そんな芸術的な盆栽に自然に接する機会があったことは、大変良い環境だったと思います。
さて、その盆栽町から自転車で15分くらいの所に、大宮公園という桜の名所でも有名な広い公園があります。園内には、芝生が敷き詰められた広い公園、ボート池、動物園、白鳥池、そして氷川神社などいつでも自由に入れましたので、小学生の頃は、自転車に乗って地域の図書館で借りた本を持っては、わざわざ大宮公園へ行き、芝生に寝そべって何時間も読みふけったりしていました
そして、毎年、5月の子供の日には、地域の方々の手作りの催し物が行われるテント等で公園がいっぱいになり、シャボン玉や小さなアスレチック、昔の伝承的な遊びなどで、それはそれは楽しい広場での思い出がいっぱいあります
小学校の校歌は「みどり ゆたかな 植竹の野に~♪」で始まりますが、本当にこの季節になると、これから始まる季節に心が躍る…そんな思い出が、ふとよみがえってきます。
自粛…子供さんも大人の方々も、今日のような素晴らしい天気の5月に外出できないことは、本当に残念です。美しい花々が、来園者の密を避ける為に切り取られるニュースを目にすると、心が痛みます。
でも、こんな時も、時間との闘いのように医療に従事される方々、日々のみんなの生活を支える為に働く多くの方々、働きたいけれど自粛を余儀なくされている方々…いろんな方のいろんな思いが日本じゅうを渦巻き、そのうちパンクしてしまうのではないかと懸念される中、少しでもまず「生きている」ことに喜びを見出し、歩んで行く、みんなで支え合って乗り越える~それには、こんな時こそ、音楽が大切な役目を果たしてくれるのではないかと思います。
さて、真面目な話はここまで~
実は、このたくさんある時間を利用して、昨日、動画を作成してみました。
ピアノの練習の合間に、ちょっと疲れたなぁ~という休憩時間に…おちゃらけ過ぎていますが、是非、ご覧いただければ嬉しいです
それでは、皆様、楽しいゴールデンウィークお過ごしを下さい♪