発表会からそろそろ半月が経ちましたが、また新たな気持ちでピアノに向かえている頃でしょうか?
さて、今日は私が小学3年生の頃の演奏をアップしてみましたので、お届けします
とはいえ、この私、中学生になるまで、ピアノは普通の習い事の1つとして、1日1時間以上は練習したことがなく、この録音の小学3年生の頃を振り返ると~
学校では将棋が流行っていて、休み時間になると紙で作った将棋またはゴム飛びで遊ぶのが大好き、そして運動好き(特に走る事や水泳、バスケットなど)、学校から帰ると決まって友達と遊びに行き、定刻に家に戻らなかった時は鍵をかけられ…しょうがないので、ベランダからよじ登って入り~の繰り返し。
ピアノは、毎日1時間。ただし、熱が40度近く出て学校を休んでも、旅行に行く日でも、1日も弾かなかった日はない。お正月は弾き初め、大みそかは弾き納め、常にピアノは自分にとって特別なものだったような気がする…
でも、やはり子供心、遊ぶ方が楽しいし、時には練習してもなかなか弾けないとイライラしてピアノに八つ当たりしたくなる~しかし、そんな時、ぶったたくような音で弾いていると、母が台所から飛んできて「弾きたくないんだったらやらなくていい」と怒り出し、すぐさまピアノの鍵をかけて、引き出しの中に隠す…でも、慣れてくると、だいたい隠し場所はわかってくるので、自分で見つけ出す~の繰り返し…
そんな中で、唯一のコンクール(ピティナ等の大きなコンクールは聞いたこともなかった)は、小学1年生と3年生の時に出していただいた地元の小さなコンクール。
審査員は、今は亡き児玉邦夫、幸子先生。私のこの棒弾き演奏にもかかわらず「どのような音楽的な環境で育ったのでしょうか?これからが楽しみですね」と言われて、その言葉が一生、私の中に響き続けているような気がする。