おしゃべりピアノの今日の一言♪

考えたこと感じたことを 気ままに徒然に〜

電気屋さん

2008年09月30日 | Weblog
このところ、ピアノの調子がよくない…入れてから1ヶ月ちょっと…ようやく家に慣れてくるところなのか…
だから、残念ながら古いピアノでもっぱら練習~

で、湿度が問題なのかも?と調律師さんに言われたので、除湿機を探しに、午前中はでかけた。
家のそばには新しくできたYA○○電気があるけど、どうも店員さんの応対がいまひとつ…機械のことについても、全然トンチンカンな私にとって、1から説明してくれる店員さんは、ありがたいんだけど、このお店は、「はぁ。ちょっと係りのものを呼んできますので、しばらくお待ちください」と言われて、ずいぶん待たされる。そのうえ、係りの人も「う~ん、そうですね~」となんだかイマイチよくわかってないみたい…で自ら説明書を取り出して「う~ん…こう書かれてあるので、こうじゃないですか~?」みたいな答え。それじゃ、読めば私だってわかるっ~

で、今日もそのお店の店員さん、一応、除湿には3種類あるんだけど~といいつつ、どれが一番いいのか教えてくれない
それで、サティの中のMA○○電気にも行ってみた。実はここ、私常連なのでちょっと恥ずかしい…パソコンが動かないといって、もう何度も(5回以上~でも、10年無料保障に入っているので、いつもタダなんだけど~)来てもらってる。しかも恥ずかしいことに、動かない理由がたいしたことじゃない場合が多いから、わざわざ来てもらって、なんだかとっても悪いことをしたような気がするただでさえめずらしい名前だから、もちろん覚えられてるし、私の顔を見ると「またどうしたんですか~?」って感じで、寄ってこられるから、ちょっと…
で、今日も早速、それぞれの性能について聞いてみたら、これが意外に詳しい…除湿機全体のことから、各メーカーについての説明まで、何もみなくても全部わかるって、これが本来の電気屋さんだと思うんだけど~
結局、あえて除湿機を使うよりもエアコンの除湿を使ったほうが、音も静かだし、機能的にもよいということで、何も買わずに帰った。
これからも、またちょっと遠いけど、MA○○電気に行こう、と思った

風邪に注意!

2008年09月28日 | Weblog
先週(昨日までの)のレッスン…
ほぼ、風邪をひいてない方のほうが少なかったような…
特に大人の生徒さん、熱は微熱だけど1週間寝込んでしまった方が3名、子供さんたちは、咳をゴホゴホ、咳、鼻水、といわゆる風邪の症状オンパレードの方ばかりでした~
先週の雨の中の運動会が影響したのかな?
みなさん、お大事に~…なんていう私も、昨日はちょっと誰かさんの風邪をおみやげにいただいたかな?と思いましたが、一晩寝たら、スッキリ!元気回復です

しあさっては、いよいよ来年4月の発表会の抽選。あぁ~また、熾烈な戦いなのかなぁ~
年々、あのホールは人気が高くなって、同じ日にあたる組も多く、決まらない時は、ジャンケンポンになってしまうんです~
本当は、4月のはじめ(コンクールの課題が出る前&春休み)に行いたいと思っているんですが、なかなか当たらなくて…
ジャンケンに負けないように、頑張ってまいりまする~

初心に帰る…

2008年09月23日 | Weblog
昨日は、いろんな方とお話をする機会があって、つくづく思いました。

「初心に帰る」

最近、「あぁ~コンサートまであと○日…」とか「あぁ~時間がない、ない…」とか、あせることしか考えていなかった毎日。
でも、ふと気がつくと、季節は変わり、蝉の声も弱弱しくなり、風もあの暑かった夏を忘れさせるような清清しい薫りに…
こんなに素敵な季節を感じることもなく、あくせくするのはもったいないなぁ~と思った。

だいたい、自分が楽しくなければ聴いてる人だって楽しいわけがない。
なぜ、この曲を選んで弾いてみよう、と思ったのか?
なぜ、今、小さくてもいいからコンサートをやろうと思ったのか?
本当は、プロのピアニストのようにプロダクションがあったり事務所があって全部準備してくれるわけではないから、雑用まで自分でやるのは非常に大変だし、毎日生徒さんと共に仕事だけでもあっぷあっぷしているのだから、あえて無理してやらなくても全然いいのに…

そこで考えた
「やっぱり、その曲が好きだったから~
だから、みんなにも伝えたい、どうして自分が好きなのか…

それに焦点を絞れば、暗譜がどうの、テクニックがどうの、なんていう余計な壁は除かれて、純粋にピアノで歌いたい気持ちを自然に伝えることができるのではないか…

なんて思いながら、午前はピアノに向かってみたら、あら。不思議
今までの抑圧的な気分から解放されて、とっても楽しく弾けた。。。

11月、今年も、何人かの生徒さんはコンクールの季節が始まります。
とかく、仕上げ段階になると、失敗を恐れる気持ちばかり先行してしまいますが、それは誰でも同じです
無心になって、コンクールで弾けることに喜びを感じて…(なんてことは難しいかもしれませんが)
楽しく…弾けるといいですね一緒にがんばりましょう

秋…ですね。

2008年09月23日 | Weblog
先週の土曜日は、運動会が延期になった生徒さんも多かったことと思いますが、日曜日は、小雨ちらつく中、無事にできましたか?

今日は、調律師さんに弦を2本直していただいて、ついでに全体の調律もやっていただきました。
また、音が見違えるように美しくなりましたよ

そのNさんも、開発に関係者として参加された「ケロミン」というカエルちゃんを一緒に連れてきていただきました。なんでも、一見、かわいらしいふつ~うのぬいぐるみが、ボタンの操作1つによって、本物のカエルの声から、さまざまな数種類の音(芸大のオルガンの音まで!)が出せて、しかもその音程が口の開閉によって変わるのだから不思議もともとは、聴覚に障害のある方が、骨から伝わる振動の刺激によって声を発することができるようになるための医療器具からの開発だそうで(詳しいことは、私自身まだよくわからないので、まちがえているかもしれませんが)これが更に進むと、両親の声を認識することができなかった方が、その声で歌えるようにもなるらしいから、すごい。。。
また、スピーカーにつなげば、ピアノとの共演もできるそうで、いつの日か、ケロミン3兄弟の伴奏ができる日も、そう遠くないかもしれない

アルバイト

2008年09月15日 | Weblog
この季節になって思い出すこと…もう1つ…アルバイトがあります

大学の頃から、楽譜代や本代を稼ぐために、しばしばいろんなアルバイトをやりました~
それが、あんまり音楽に関係することではなく…某落ちこぼれ君たちの学習塾の講師、コンビニ、某テレフォンショッピングの苦情係、ヨーカ堂の棚卸し、ブライダルモデル、古河の桃娘(バイトのつもりが髪結い代などに消えて全然ダメでしたが)、ドイツの医学書出版社(で雑用)などなど…ほんとにさまざまな人生勉強させていただきました

かれこれもう、5年以上前?もっと?…まだ今ほど忙しくなかった頃、ある新聞の折込チラシで「栃木自治医大でのアルバイト」というのを発見。うどん屋さんなのに、グランドピアノの挿絵が付いている!うどん屋にピアノ???
好奇心から、早速、面接にでかけた

自治医大までは、新4号を使っても家から、45分はかかる遠距離。
ようやく着いたら、期待どおり!地下のうどん屋さんには、木目調のスタインウェイが!!!
なんでもそのうどん屋さんのオーナーは大学書房?に関係する本屋さんで、音楽愛好家でもあり、3時の休憩時間には、患者さんのために週に2回、ミニコンサートをやっていいとのこと…
まぁ、うどんを運ぶのも面白そうだし、ピアノも弾けるし、一石二鳥「やった~」と早速、バイトをやることに決まりました。

しかし…そんなにバイトは甘いものではなかった…
だいたい、病院が始まる前の早朝から、掃除やうどん、喫茶関係の準備をやり、10時頃からは、もう患者さんのご家族やその他、いろんなお客様がいらっしゃる…食品関係のアルバイトは未経験の私の手際の悪さったらない…一生懸命やってるんだけど、なんだかいつも足手まとい

コーヒー紅茶の類は、いつも気をつけて運んでいるのに、歩き方がバウンドしているせいか、いつもお盆に少しこぼれてしまうし、大きく広がったかき揚は、もみじの葉のように立てて運ばなきゃいけないのに、「あっ!」と思った瞬間には、いつも汁の上にかぶさって浸してしまったり…一度は、巨大な湯沸かし器のお湯の栓を閉めるのを忘れて、辺り一面お湯で溢れているのに気がついたオーナーから「だれだぁ~!」と怒鳴られ…
ついでに、お昼の定番メニューで、お稲荷さんのかんぴょうを巻くことを頼まれれば、いちいちかんぴょうが切れて使い物にならないし…あげればきりがないくらいの失敗の連続で…

でも、それでも2ヶ月も続けられたのは、やっぱり午後3時から30分間のピアノタイムがあったから…
もちろん、ベートーヴェンでも悲愴ソナタの第2楽章とか、癒し系のポピュラーなものとか、静かな曲という指定はあったんだけど、でも誰かの為に弾ける、って嬉しいことだった…
その時間は、各病室から患者さんが出て来られて、みんな楽しそうに聴いてくださるんだけど、ときどき印象的な出来事があった…
”エリーゼのために”を弾いて、と頼まれたので弾いていると、「あたしも弾ける弾ける~」と明らかに成人した女性と思われる方が、まるで4,5歳児のような感じで寄って来られたので、驚いて交代すると、それは幻覚だったのかその場で笑い出されたり、品の良い初老の方が「私が好きな曲はこれですよ」と言われて、いきなりショパンのエオリアンハープをかなり上手に弾かれたり、かというと何気なく天空のラピュタか何か弾いていたら、突然泣きながら「これを弾こうと思っていたら、手術が決まっちゃったんですよ」と言われたり…

普通の病院と違って、自治医大は1日や2日で出られる人は少ない、みるからに重いご病気の方がたくさん入院されている。「あなたの人生は明日で終わりですよ」なんて、いつ言われるかわかったもんじゃない。
こんな小さな窓から、外をながめるだけの日々になるまで、まだまだ自分にはできることがあるかもしれない、なんてその時に思った。
人間、生きているのは普通なんじゃなくて、感謝しないと…とそのアルバイトを通じて、痛感した。

しかし…そうはいっても血の気の多いお年頃…どうして2ヶ月で辞めたのかって?
はい、これはまたの機会に…

運動会シーズン到来!

2008年09月10日 | Weblog
9月は、学生のみなさん、運動会ですね!
私が子供の頃は、運動会は10月と決まってましたが、最近は早いんですね=

運動会といえば…私は大好きでした!
運動会、遠足、バスケットボール大会…目覚ましなしでも起きれるくらい、はりきってました
短距離は、でも苦手で…50mを恥ずかしながら9秒以下で走れたことがありませんでした7秒台の陸上部の友達なんて、うらやましかったなぁ~
でも、マラソン大会となると、これが俄然やる気が出て=
最初に全速力で飛ばして、中間は歩いたりしながら最後は猛ダッシュ!
一番速かったときは、中2のマラソン大会で、1クラス40人で11クラスあった中で、女子で3位でした3位以内は、一応優勝だったから、記念品もらえたんだけど、なんとそれが…数学に使うコンパスで…
全然スポーツに関係のないもので、がっかり…でした。

中学の運動会の応援では、居残りしたりして応援の旗を作るのも楽しかったなぁ=(今でも旗なんて作るのでしょか?)
運動会、合唱コンクール、この行事で盛り上がると、そのクラスが忘れられないクラスになるんですよね~
そうそう…合唱コンクールも燃えました。もちろん、私はいつも伴奏でしたが、いつもクラスには2,3人、ちょっとみんなから外れて、パーマをかけたりいわゆる不良グループの人たちがいましたが、それでも「みんなで歌おうよ~」なんて歌うまでず~っと日が傾いていくのも忘れて説得したり…青春ドラマのような気分に浸っていたのを思い出します~

あぁ~懐かしいなぁ~この季節になると、そんなことを思い出したりします

ヘンデルヴァリエーション

2008年09月07日 | Weblog
この曲を今回のプログラムに入れたそもそもの理由とは…
「高校時代のリベンジをしたかったのだ~

高校3年の6月に芸高では卒業演奏会なるものがあり、私はこの曲を弾いた…が、その時は、最悪だった…
リハーサルから既に悪い空気は流れていた。
何時限目だったか忘れたが、たしか体育の時間、卓球をやった後、すぐにリハーサルだったのを覚えている。たしか、301という教室はちょっと大きめで、小さな舞台も備えてあり、そこで実技試験は行われていた。…が、その頃の芸高は、まだ御茶ノ水にあった為、敷地面積が大変小さく、だいたい運動場がテニスコート1面分しかなく、もちろんプールも体育館もない。水泳クラブに入っていた私は、放課後、クラブ活動は区民プールまで行って、帰りは先輩に連れられて、ラーメン屋に寄り道…
~と話が横道に逸れてしまったので、元に戻ると~
その日の卓球ももちろん、スポーツ好きの私は、おもいっきり汗を流した。が、なんとその場で、すぐにリハーサルだったのだ。もちろん心の準備どころではない。
で、のっけから、オクターブのところで、ビョ~ンと大きなミスその動揺がまた動揺を誘って、全体にわたって落ち着きのない無表情な演奏になってしまったそこで、本番までにその失敗した部分を二度とまちがえないように練習するとか、何か転換ができるように精神状態をもっていければよかったものを、そのまま「どうしよう、どうしよう…」病のようになり、そのまま数日後、本番へ。
青ざめて無表情な私どう終わったのかさえ、いまだに覚えていないが、全くいつもの自分が出せないまま、ただ弾いた感じだったかな。
後で、友達に聞いたところによると、試験前は、仮病を使っても学校を休んで練習していたとか…う~ん…私は、入学の時の「みなさん、無遅刻無欠席で、3年間を終えられた方は、モンブランの万年筆をさしあげますよ」という言葉を胸に、40度ある日も解熱剤まで飲んで、通っていたというのに…
まぁ、卒演で華々しくデビューを飾れなかった私は、その後、ヘンデルヴァリエーションという名前さえ聞きたくないほどアレルギー反応を起こしていたついでに、モンブランの万年筆といっても、どこがありがたいのか全然わからなかったから、もらったと同時にどこかにいってしまった。まぁ、最近になって、銀座にモンブランがあるのを発見し、そうか~高価なものだったんだなぁ~と初めてわかった次第で…

などなど…さて、そのリベンジに~そして、本当は好きな曲だったから、もう一度ちゃんと弾けるようになりたいなぁと選んだわけだけど、これがまた…大変!
高校時代は、あんなに簡単に弾けて、いつのまにか自然に暗譜ができていたのに、今では、覚えた!と思った瞬間から、もう忘れて同じミスを繰り返す…老化現象+日ごろの練習不足+集中力のなさ…か。。。

毎日が、まるで25mしか泳げないのに、50mの競泳用プールに落とされて「あ~、まだ手が届かない~」と溺れながら進んでいる…そんな感じ
でも、こんな状態でありつつも…やっぱり、「ピアノを弾ける」ことに感謝しなきゃ、とは思うようにしています(…

あと1ヶ月、あぁ~きっと、掃除機に吸い込まれるように速いんだろうなぁ…

現代曲とは…?

2008年09月01日 | Weblog
ふと思いつきました。「あなたにとっての現代曲とは、いつ頃の時代から?」

今、来月のコンサートに向けて、お初「武満」をさらっていますが、私にとってはこれはまさに現代曲。
解読不明な点が多々ありまして…こんな状態で弾いていいものやら…
だいたい、拍子記号が書かれていないのに、なぜ♪=○の速度表示があるのか…この速度は、作曲者が書いたものだから、絶対に守らなければいけないのか、それともニュアンスや曲の雰囲気がその速度から大きく外れていなければ、速さ自体は自分の感じるテンポでいいのか…
右手が2声に分かれていて、下の声部は8分休符、で上は4分音符で、明らかにずれて演奏するのが普通だと思うのに、CDを聴くとずれてない…なぜ~~~

この「雨の樹素描」を選んだのは、ただ単純に、曲を聴いて何かまるで風景画のように私の目の前に世界が広がったから…
しかし、ある生徒さんから「あの~きそびょうって何ですか?」と聞かれ、一瞬なんのことやらわからなかった。どうやら、半角空けなかったから、まちがえちゃったらしいまた、ある生徒さんは、この曲、猫の曲と勘違いしそうになったらしい…たしかに、パッと見ると、雨の日に樹の下で眠る素直な猫の曲かと~ちがいます!

まぁ、話題が逸れましたが…
あなたにとって、現代曲とは、どのへん、または感覚的にどのあたりが現代曲と思われますか?