いよいよ3月…寒暖の差が大きいので、桃の花もビックリですね!
今月は、いよいよジュニアクラシックコンクール全国大会、そしてピティナが始まります😀
コンクールについては…私は小さい頃、ほとんどコンクールに出場したことがありません。が、最初にピアノを教えていただいた先生がとても教育熱心な方でしたので、地元の大宮(現在のさいたま市)のヤマハ主催の子供のジョイントコンクールや才能教育の演奏会に出していただく機会はありました。小学1年生の時はベートーヴェンのソナチネト長調全楽章、3年生の時はモーツァルトのロンドニ長調、それぞれ賞と記念の盾をいただいて、とても嬉しかったのを今でも覚えています。ただ、一番良い金賞はもっと大きなお姉さん達だったので、悔しい思いもしましたが…
もちろん、その頃から既にピティナはありましたから、以前、ホームページに書いたように、芸高へ入って、周りの方がほとんど全てピティナ出身者ということを知ってとても驚いた事もありました。が、かといってコンクールが必要な全てだとは今でも思っていません。ただ1つ、コンクールは練習の励みになるという事では大きな意味があると思います。
ピアノは日々、練習の繰り返し、またどんなに練習してもなかなか思うように弾けなくて投げ出したくなるとき、その上、小さなお子さんにとってはピアノが遊びより魅力的という方は…いらっしゃるかもしれませんが、私は遊びの方がもちろん!好きでしたから…
でも、一瞬、遊びよりももっと好きと思えた瞬間、それは舞台で上手く弾けて、周りの方々から褒められた時。それは子供心にも何にも変えがたい嬉しい時間でした。
ということで、長くなってしまいましたが、子供さんにとって、練習の励みに、また特別な舞台で演奏する機会として、そしてステップアップの為に、ぜひコンクールを利用しましょう。もちろん入賞したら更に嬉しいですが、受賞するかどうかよりも更に先の大きな目標の為に、上手く使っていく事が大切なのではないかなと思います。