昨日、無事に終わりました…今は、ほっとしたような…でも、何か早く始めなくては~と使命感に追われるようなハイな状態を保ちつつ…例えて言うなら、ランニングマシーンで走っていて急には止まれないような感覚です。
昨日は、土砂降りのなか、たくさんの方々にご来場いただき、厚く御礼申し上げます
U先生とは、○○年ぶり?のコンサートだったにもかかわらず、やはり懐かしさとかいろいろな思いが混ざって、楽屋は終始、和やかなムードだった。
でも、開演前の独特な緊張感は、いつも同じ…
1曲目のフルートソロが終わると、いよいよ私のソロ。
プロコの3番は、なんどか舞台で弾いているので、自信はあった。が、しかし…
第1音目を弾いて、唖然とした…
な、な、なんと……ピアノの音が聴こえないのだ
形容するとしたら~
むか~し、高校受験の頃、防音設備がなかったので、アップライトピアノの上に布団をかぶせて練習したことがあったけど、まさに、それを彷彿とさせるような音と重さ。これは、相当きつく弦を締めて調律されたに違いない…と泣きたい気持ちでピアノに向かった…でも、いまさら不平を言っている場合ではない。
ピアノの場合は、自分の楽器で演奏できないので、あらゆるコンディションのピアノであっても、できるだけベストの自分を表現できるように瞬時に反応しなくては…
そがれそうな集中力を、できるだけ1点に絞って、メロディを歌った…この旋律が好き、これを伝えたい
そんな気持ちで。
そして、終わった…
次は、I氏の曲。これは、お初の曲だったので、緊張することは目に見えていたおかげか、このピアノに慣れたのか、むしろ集中できたような気がする。
本当に、風のような2曲はあっという間に過ぎ去り、メシアン、クリスマスメドレー、そしてメインのフランクと続く…
フランクは、本番は、やはり生だから味わえるスリルと緊張感がことごとく走った
ソロと違って、本番で相手の音をどのように感じてあわせていくのかがデュオは面白いところなのだが、それが同じ方向に走る場合とそうでない場合があって…ただ、そうでなかった時にも、どの程度お互いの感覚に近いように合わせられるかが大切なのですが…読み間違えると大変。極端にどこまでも、突っ走っていく…譜めくりFさんは、打ち上げの時に、私の背中から緊張感が伝わってきた、なんて言ってましたが、まさにそれ
でした。
でも、大好きな曲なので、この曲を演奏することができて、とても幸せでした
コンサート終了後、お手伝いしていただいた方々と、
ナシ!の、宴会状態で盛り上がり、いろいろ反省点もありつつ、とても楽しいひと時を過ごしました。
そして、今朝になってあらためて、皆様からいただいた
あまりの多さにびっくり!
もしかしたら、私がブログで、お花をいただいて嬉しいなぁ~と載せてしまったので、わざわざお気遣いいただいたのでしょうか? どうもすみません
これからは、是非、手ぶらでいらしてください。その代わり~(と言っちゃあ、なんなんですが…)なるべく、皆様のご期待に添えるようなコンサートを作っていきたいと思いますので、是非、ご感想などをブログにお寄せいただけると、非常にありがたいです。
注:もし、恥ずかしいなぁ~と思われる方は、私に直々にお手紙いただいてもかまいませんよ~
では、またまた来年も、どうぞよろしくお願いいたします