先日、生徒さんのKさんより、Kさんのお宅で飼っていただいているチャコちゃんのお写真をいただいた。あまりのかわいさに、思わず、ブログに掲載!
チャコちゃんは、ご存知の方もいらっしゃいますが、櫻の子供です!
その櫻ときたら…
今年の春は毛玉との戦いで…去年の震災後も、身体を全く触らせてくれない状態で、毛玉がゴロゴロでしたが、今年は更に年をとって気難しくなったせいか、お腹は毛玉の大きな塊が4,5個、そして両足の後ろ、わきの下といたるところできすぎ、本人(本猫)もあまりの毛玉の多さに身体も思うように動かせなくなって、ちょっとした段差につまずいたり…
そこでようやく、飼い主としては「自分の手に負えないのなら、思い切ってお医者さんへ…」と意を決するが、猫の毛玉トリは、麻酔を伴う。全身麻酔は、猫の小さな身体にとっては大きな負担になることもある。ヴァイオリンのMさんに相談すると最近、歯石をとる為に、全身麻酔をかけたけど、しばらく目が覚めないのでとても不安だったとか…(←もちろん、猫ちゃんの話です)ネットで検索しても、麻酔をかける前には、身体全体の検査も行うが、そこで大きな病気が見つかることも…いろいろ恐ろしい。
毎晩のように、パソコンで調べる私の横では、何食わぬ顔ですやすやと寝息をたてながら眠っている櫻。
ある夜、「よし、明日こそ、お前を医者に連れて行ってあげるからね…」と言い聞かせるように、ゆっくりなでなでした。すると………
ベリッ、ベリッ……何かを剥がすような音がする……しかも、皆寝静まった夜更けに……私の枕元で……である。 なに???
そう、なんと、櫻が自分の毛玉を自分で剥がしている音だったのだ。そんな猫なんて、今まで見たこともない。
もちろん、自分で剥がせるのだったら、麻酔の心配もしなくて済む!私は、ちょっぴり剥がされた毛玉を小さな鋏で切れ目を入れ、そしてまた次の夜も期待してベッドに入った。すると、またしても……ベリッ、ベリッ……剥がしている。
10日か、それ以上か…櫻のベリベリと私の小さな鋏で根気強く毛玉を削除していった。
そしてついに今日!!!毛玉が全てとれた!!!おめでとう!!!医者へ行かずに済んだね!記念して、1枚!