おしゃべりピアノの今日の一言♪

考えたこと感じたことを 気ままに徒然に〜

チャコちゃん☆(チンチラ櫻の子供です!)

2012年04月23日 | Weblog


先日、生徒さんのKさんより、Kさんのお宅で飼っていただいているチャコちゃんのお写真をいただいた。あまりのかわいさに、思わず、ブログに掲載!
チャコちゃんは、ご存知の方もいらっしゃいますが、櫻の子供です!
その櫻ときたら…
今年の春は毛玉との戦いで…去年の震災後も、身体を全く触らせてくれない状態で、毛玉がゴロゴロでしたが、今年は更に年をとって気難しくなったせいか、お腹は毛玉の大きな塊が4,5個、そして両足の後ろ、わきの下といたるところできすぎ、本人(本猫)もあまりの毛玉の多さに身体も思うように動かせなくなって、ちょっとした段差につまずいたり…
そこでようやく、飼い主としては「自分の手に負えないのなら、思い切ってお医者さんへ…」と意を決するが、猫の毛玉トリは、麻酔を伴う。全身麻酔は、猫の小さな身体にとっては大きな負担になることもある。ヴァイオリンのMさんに相談すると最近、歯石をとる為に、全身麻酔をかけたけど、しばらく目が覚めないのでとても不安だったとか…(←もちろん、猫ちゃんの話です)ネットで検索しても、麻酔をかける前には、身体全体の検査も行うが、そこで大きな病気が見つかることも…いろいろ恐ろしい。
毎晩のように、パソコンで調べる私の横では、何食わぬ顔ですやすやと寝息をたてながら眠っている櫻。
ある夜、「よし、明日こそ、お前を医者に連れて行ってあげるからね…」と言い聞かせるように、ゆっくりなでなでした。すると………
ベリッ、ベリッ……何かを剥がすような音がする……しかも、皆寝静まった夜更けに……私の枕元で……である。   なに???
そう、なんと、櫻が自分の毛玉を自分で剥がしている音だったのだ。そんな猫なんて、今まで見たこともない。
もちろん、自分で剥がせるのだったら、麻酔の心配もしなくて済む!私は、ちょっぴり剥がされた毛玉を小さな鋏で切れ目を入れ、そしてまた次の夜も期待してベッドに入った。すると、またしても……ベリッ、ベリッ……剥がしている。
10日か、それ以上か…櫻のベリベリと私の小さな鋏で根気強く毛玉を削除していった。
そしてついに今日!!!毛玉が全てとれた!!!おめでとう!!!医者へ行かずに済んだね!記念して、1枚!



1万個の風船が飛んで行ったら……

2012年04月16日 | Weblog
1万個のバルーン


昨日、久しぶりに那須へ出かけた。那須へは、年に1,2回、家族旅行で訪れているのだが、今回の目的はもちろん、この「1万個の風船」が飛んでいくところを見物するため…
なぜ、どうしてそんなにたくさんの風船が?とよくわからない方の為にちょっとばかり説明をすると~
去年の震災以来、お客さんの数が激減してしまった那須に、もう一度元気を取り戻そう!と、那須の旅館組合の方々が、共同で企画したことらしい。

りんどう湖ファミリー牧場で11時に始まった受付。私は、はるばる2時間あまりかけてようやくたどり着いたので、まさか受け付けが終わっては大変!と駐車場から受付まで全速力で走ったが、受付は風船が放たれる2時頃まで行われていたようなので、全然急ぐ必要がなかった。
受付の終わった私達は、今日は入館料無料のりんどう湖をの~んびりと…ひさしぶりに春らしいポカポカしか日差しの中、ウォーキングした。メイン会場に近づくと、早くも漫才や地元の中学生による吹奏楽部の演奏、各種パフォーマンスなど、会場を盛り上げていた。
しばらくすると、受付周辺で風船を手にした方々が増えてきたので、早速私も!とオレンジ色の風船をいただいた。そして、油性マジックペンでその風船に心をこめて書いた。
「福島の方々へ 大変なことと思いますが、みんなで頑張りましょう♪♪♪」
でも、柔らかい風船に書いたのは初めてだったため、あっち向いたりこっち向いたり、幼い子供のような字になってしまった。

さて、いよいよ、風船を飛ばす瞬間です!
5、4、3、2、1 !掛け声と共に、一斉に1万個の風船が飛んだ!!!
ひとりひとりの手元から1つずつの風船が、そして1000個ずつ束になってまとめられていた風船は、網が解かれた瞬間、一度大きく膨れ上がって自由になった開放感に浸るように大空に舞い立ち、そして、あっという間にまるで鳥の大群のようにまとまって、驚くほどの速さで空の彼方へ…消えていった。もう、圧巻だった!

ただ、とても残念だったのは、風が強かったためか、一部の風船が大空に飛び立つ前に、近くの枝に大量に引っかかってしまい、飛び立てなかったことかな。でも、それはそれで、あの童話「もちもちの木」とそっくりの絵柄が大自然に描かれたので、やはりこれも感動だった。

やっぱり、実際に見た方でないと、この感動を伝えることは難しいと思うのですが、私の拙い文章と撮影技術で、なんとかお伝えできたら~と思います。

がんばれ、東北&北茨城&那須……そして、日本!

発表会、終わりました~♪

2012年04月09日 | Weblog
昨日、無事に第15回発表会を終えることができました。
今はなにしろ…脱力感でいっぱいです…
昨日は、またまたた~くさんの素晴らしいお花をいただいて、まずは午前中はいろいろとお花を生けたり、たまっていた洗濯をしたり片付けたりであっという間…
でも、合間に~この数ヶ月、ソロの曲よりも器楽や歌や昨日の打楽器の方の伴奏に明け暮れていたので、やっと自分の練習ができるのが嬉しくて…めちゃくちゃではありましたが、ラフマニノフのコレルリを弾いたりして遊びました(笑)

昨日の発表会で、驚いたのは、午前中第1部に演奏された大人の方々…レッスンの時にはあんなに「どうしよう、どうしよう」と緊張されていたのに、昨日は次から次へと最高の出来!しかも、大変音楽的なので、アナウンスをしながら舞台袖で聴いていた私は、じ~んときた。仕事などで、忙しい合間をぬっての練習であったはずなのに、そんなことは全く感じられないほど素晴らしい名演奏だった。
第2部は、子供さんから大学生までの演奏。小さい方々は、曲が少し難しかったからか、なかなか完成度の高い演奏ができなかったのが、少し残念だった。来年からは、あまり背伸びをするのではなく、ふだんの練習に見合った曲選びを徹底しなくては…と思った。それでも、なかには、きちんと練習してミスのない音楽的な方もいらした。中でも、やはり凄かったのは、今年大学の卒業演奏で発表されたN・Hちゃん。あの水戸での演奏会もよく弾けたが、たいてい、そこに照準を合わせて練習した場合、その後にまたもう一度舞台で弾くために練習するというのは、オリンピック選手と同じく、なかなか自分のコンディションが作りにくい。それなのに、あの時よりも良い演奏になっているというのは、やはり並大抵のことではない。あの演奏に心を動かされた方はたくさんいらしたことでしょう…
特別演奏のマリンバも、素敵だった。私は伴奏だったので、会場で聴けなかったのは残念だったが、ピアノとマリンバの白熱した演奏は、十分会場の皆さまにもお届けできたことではないかと思う。Kちゃんのテクニックも、特に小学生の皆さんは、びっくりしたことでしょう。
発表会のたびに、ふだん接することの少ない楽器の演奏に触れてもらうことを目的として、いろいろな方にお願いしているが、さて、来年は……乞うご期待を!

今年は、早くもこの3月からの3連続、本番の経験を得た私としては、やはりピアノも「練習が1番」と、つくずく思う。ピアニストといってもいろいろだが、やはりピアノの練習だけに打ち込める環境にいてそれをメインの仕事にできる方は、なかなか羨ましい。たいていは、同じ大学を出ても、留学して帰ってきて演奏会を少しやって結婚して子育てをして…そしていつしか全くピアノから離れた方もいるし、また私のように教室経営を主とするものは、練習時間がなかなか作れず、日々のことに追われるうちに指が動かなくなるということも…
でも、やはり練習をすれば、練習した分だけ、また感覚が取り戻せてきたことも実感できる。
舞台の前だけでなく、日常生活の中でも、いつも練習する時間を見つけていかなくては…と生徒と同様、私自身もつくずく思う。