エフゲニー・ザラフィアンツ♪レッスンin古河&小山
2013年10月27、28日、2日間にわたって、エフゲニー・ザラフィアンツ先生にプライベートレッスンを行っていただいた。
初日は、午後2時より5時間、主にピアノ講師の方々、学生時代に熱心に勉強され現在も趣味で練習を続けている方、中学校の教師の方など合計5名、それぞれの方のレベルに合った細やかなレッスンが行われた。
曲目は、ショパンのポロネーズ、バラード、楽興の時、スクリャビンのソナタなど…
場所は、いつもの私のレッスン室だったが、先生は国産のピアノ側に座られ、生徒にスタインウェイを使わせていただいた…が、隣の部屋から聴いていた私は、思わず先生のピアノがスタインウェイではないかと間違えるほど、その音色が鮮明で美しく、本当にびっくりした。
それぞれ、レッスンを終えた生徒さんたちは、一様に、真っ赤な顔をしながら「あぁ~緊張した~でも、勉強になりました!」と目を輝かせていた…
その夜は、ローズKさんと先生、3人で古河市本町に新しくできた「みらい蔵」で夕食をした。ザラフィアンツ先生は大変喜ばれ、特にお風邪が治られたばかりのお身体には優しく温かいおもてなし料理がぴったりだったようで嬉しかった。特に「秋刀魚の釜炊きごはん」はいつかご自分でも作ってみたいとレシピをお店の方にお伺いになり、すると料理長さん自らがいらして丁寧に説明して下さり、お料理ともども繊細なお心遣いのあるお店に感動した。
2日目は午前9時半から午後5時半ころまで、小学生や趣味でありながらも熱心に勉強されている方、講師の方々など合計8名、さまざまな作曲家の作品を通して、その時代の様式、作曲家のスタイルなど基本的なことから音楽的に聴かせる演奏のポイントなど、熱心なレッスンが繰り広げられた。曲目は、ショパンのバラード、ポロネーズ、ノクターン、モーツァルトの幻想曲、スクリャビンのソナタ、シューマンのアラベスク、ラフマニノフのプレリュード、メンデルスゾーン無言歌集など…
場所は、古河の教室からほど近い小山の進駸堂楽器店さんのホールをお借りして行われた。
ここで~ほんの少し余談ですが………
2日目の朝、8時40分に先生をホテルへお迎えに行かなくては~ということで、前日の夜は緊張してあまり眠れなかったが、なんとか遅刻せずにホテルへ到着。ザラフィアンツ先生、前日のお疲れも見せず、実にすがすがしいお姿でご登場。2日間連続の素敵な秋晴れ、そして小山市の会場まで先生と2人っきりでのドライブに心がワクワク…
しかし、そこまでは良かった……ところが………
なんと、あろうことか、道を間違えてしまったのだ……………
もちろん、道を間違えるというのは、私の生徒さんならもうご承知の方々も多いが、とにかく迷わずに現地に到着できたことが滅多にない…
でも、今回は、開始時間が決まっているし、何度も行ったことのある場所なので、なんとかなるかと、ただ、新4号からは慣れていても旧4号からは初めてだったので、あらかじめネットで調べメモしておいたはずが…(注:私の車には危ないのでナビが付いていません←「危ない」というのはナビのせいで注意力が鈍くなったり、あるいはナビがあるともっと遠乗りしてやはり危険になるかもしれないので付けていません)
とにかく、1つ看板を見落としたのか、調べた距離を運転しても、まったく右折できる道がない!そのため、一度戻って見慣れた道を曲がった…が、それがどうも、まちがいだったらしい…行けども行けども、調べたはずの道が出てこない…それまで、カーステレオから流れるポリーニとフィッシャーディスカウの「冬の旅」を心地よく聴いていらした先生も「誰かに聞いたら?」と少々不安になられたようで…しょうがない、先生をお乗せしているとはいえ、やはり聞くしかない!
やむをえず、先生を車に置き去りにしたまま、セブンイレブンに入り、道を教えてもらった…突き当りを左に~どこまでもどこまでも行って、KDDを過ぎたらローソンがあるからそこを右へ…などなど。
結果的には無事にたどり着けてほんとにほっとしたのだが、とにかく突き当らないほど遠い道をただただ走ったり、果てしなく不安になるほどどこまでも続く道というのを経験し、「あぁ~小山って広いんだなぁ~」としみじみ思った。
横道にずれたが、ようやくその日のレッスンも終了し、再びローズKさんと先生を新宿まで見送りながら、Kさんのお兄様のお店パパミラノにて、これまた素晴らしいお料理の数々にもう、先生は夢中に……
そして私は、とにかく今まで見たこともないような特別メニューに驚きの連続…詳しくはローズKさんのホームページにご紹介されるかもしれないので、その時はまたお知らせします!
全てが無事に終わり、時計を見ると既に10時をとっくに過ぎている…楽しい一時はあっという間。ローズKさんと新宿高層タワーのビル群を見上げながら~「あぁ、ここは別世界よね~」たった数時間前に見た景色との違いに、ふ~っと溜息がもれた…そしてまた宇都宮線で小山に戻り、家に着いた時はすでに翌日の日付になっていた………
2日間を通じて経験した数々…それを簡単にここでまとめることは難しい…
でも、主題としては「音楽を通じて本当にさまざまな経験、人との出会いが生まれ、さらにそれは発展していく…」ことを新たに確信した。
そして、ますます…ピアノが面白くなった。たぶんこの感想は、受講した皆さんが感じられたことと思う。「さぁ、早くピアノに向かいたい…」そんな気持ちかもしれない…
※11月3日 エフゲニー・ザラフィアンツピアノリサイタル、まだ若干チケットあります。詳しくはこちらをご覧下さい♪
2013年10月27、28日、2日間にわたって、エフゲニー・ザラフィアンツ先生にプライベートレッスンを行っていただいた。
初日は、午後2時より5時間、主にピアノ講師の方々、学生時代に熱心に勉強され現在も趣味で練習を続けている方、中学校の教師の方など合計5名、それぞれの方のレベルに合った細やかなレッスンが行われた。
曲目は、ショパンのポロネーズ、バラード、楽興の時、スクリャビンのソナタなど…
場所は、いつもの私のレッスン室だったが、先生は国産のピアノ側に座られ、生徒にスタインウェイを使わせていただいた…が、隣の部屋から聴いていた私は、思わず先生のピアノがスタインウェイではないかと間違えるほど、その音色が鮮明で美しく、本当にびっくりした。
それぞれ、レッスンを終えた生徒さんたちは、一様に、真っ赤な顔をしながら「あぁ~緊張した~でも、勉強になりました!」と目を輝かせていた…
その夜は、ローズKさんと先生、3人で古河市本町に新しくできた「みらい蔵」で夕食をした。ザラフィアンツ先生は大変喜ばれ、特にお風邪が治られたばかりのお身体には優しく温かいおもてなし料理がぴったりだったようで嬉しかった。特に「秋刀魚の釜炊きごはん」はいつかご自分でも作ってみたいとレシピをお店の方にお伺いになり、すると料理長さん自らがいらして丁寧に説明して下さり、お料理ともども繊細なお心遣いのあるお店に感動した。
2日目は午前9時半から午後5時半ころまで、小学生や趣味でありながらも熱心に勉強されている方、講師の方々など合計8名、さまざまな作曲家の作品を通して、その時代の様式、作曲家のスタイルなど基本的なことから音楽的に聴かせる演奏のポイントなど、熱心なレッスンが繰り広げられた。曲目は、ショパンのバラード、ポロネーズ、ノクターン、モーツァルトの幻想曲、スクリャビンのソナタ、シューマンのアラベスク、ラフマニノフのプレリュード、メンデルスゾーン無言歌集など…
場所は、古河の教室からほど近い小山の進駸堂楽器店さんのホールをお借りして行われた。
ここで~ほんの少し余談ですが………
2日目の朝、8時40分に先生をホテルへお迎えに行かなくては~ということで、前日の夜は緊張してあまり眠れなかったが、なんとか遅刻せずにホテルへ到着。ザラフィアンツ先生、前日のお疲れも見せず、実にすがすがしいお姿でご登場。2日間連続の素敵な秋晴れ、そして小山市の会場まで先生と2人っきりでのドライブに心がワクワク…
しかし、そこまでは良かった……ところが………
なんと、あろうことか、道を間違えてしまったのだ……………
もちろん、道を間違えるというのは、私の生徒さんならもうご承知の方々も多いが、とにかく迷わずに現地に到着できたことが滅多にない…
でも、今回は、開始時間が決まっているし、何度も行ったことのある場所なので、なんとかなるかと、ただ、新4号からは慣れていても旧4号からは初めてだったので、あらかじめネットで調べメモしておいたはずが…(注:私の車には危ないのでナビが付いていません←「危ない」というのはナビのせいで注意力が鈍くなったり、あるいはナビがあるともっと遠乗りしてやはり危険になるかもしれないので付けていません)
とにかく、1つ看板を見落としたのか、調べた距離を運転しても、まったく右折できる道がない!そのため、一度戻って見慣れた道を曲がった…が、それがどうも、まちがいだったらしい…行けども行けども、調べたはずの道が出てこない…それまで、カーステレオから流れるポリーニとフィッシャーディスカウの「冬の旅」を心地よく聴いていらした先生も「誰かに聞いたら?」と少々不安になられたようで…しょうがない、先生をお乗せしているとはいえ、やはり聞くしかない!
やむをえず、先生を車に置き去りにしたまま、セブンイレブンに入り、道を教えてもらった…突き当りを左に~どこまでもどこまでも行って、KDDを過ぎたらローソンがあるからそこを右へ…などなど。
結果的には無事にたどり着けてほんとにほっとしたのだが、とにかく突き当らないほど遠い道をただただ走ったり、果てしなく不安になるほどどこまでも続く道というのを経験し、「あぁ~小山って広いんだなぁ~」としみじみ思った。
横道にずれたが、ようやくその日のレッスンも終了し、再びローズKさんと先生を新宿まで見送りながら、Kさんのお兄様のお店パパミラノにて、これまた素晴らしいお料理の数々にもう、先生は夢中に……
そして私は、とにかく今まで見たこともないような特別メニューに驚きの連続…詳しくはローズKさんのホームページにご紹介されるかもしれないので、その時はまたお知らせします!
全てが無事に終わり、時計を見ると既に10時をとっくに過ぎている…楽しい一時はあっという間。ローズKさんと新宿高層タワーのビル群を見上げながら~「あぁ、ここは別世界よね~」たった数時間前に見た景色との違いに、ふ~っと溜息がもれた…そしてまた宇都宮線で小山に戻り、家に着いた時はすでに翌日の日付になっていた………
2日間を通じて経験した数々…それを簡単にここでまとめることは難しい…
でも、主題としては「音楽を通じて本当にさまざまな経験、人との出会いが生まれ、さらにそれは発展していく…」ことを新たに確信した。
そして、ますます…ピアノが面白くなった。たぶんこの感想は、受講した皆さんが感じられたことと思う。「さぁ、早くピアノに向かいたい…」そんな気持ちかもしれない…
※11月3日 エフゲニー・ザラフィアンツピアノリサイタル、まだ若干チケットあります。詳しくはこちらをご覧下さい♪