おしゃべりピアノの今日の一言♪

考えたこと感じたことを 気ままに徒然に〜

N氏 ピアノ博物館へ

2011年01月31日 | Weblog
先日、かねてから楽しみにしていた調律師Nさんのピアノ博物館へ行ってきました!
総勢24名、古河駅集合組と土呂駅集合組に分かれて、まるでミニ遠足のような楽しい雰囲気で向かいました(私は引率の先生?いや、怪しげなツアーコンダクターか?!)

駅からは、なんとか道に迷うことなく現地に到着。
一般公開はしていないので、一見、普通のビル、しかし…階段を上ると、そこは、本当に日本かと目を疑いたくなるほどの宝物の数々………

国際的な調律師の免許まで取得され、しかも音楽療法などさらなる研究のために、あらためて大学院で勉強されるほどの努力家であり、たぐい稀なる博識家のNさん…う~ん…なんと言ったらいいのかなぁ~(言語力の乏しい私は、何と表現したらよいのか的確な言葉を思いつきませんが)音楽の歴史をそのまま音で再現させることが可能な生きた音の伝道師…
まぁ、いろいろ文字を並べただけでは語れません。見た目は、優しい熊さん(失礼!)のようですが、ほんとに外見と内面のギャップの激しい方です。

ともかく、午後2時から始まった見学会が、ようやく終わりかけた頃時計を見ると、なんと5時近くに……ということは、3時間近く、解説していただいたことになり、本当にびっくりです! 全てにわたって、大変興味深かったのは言うまでもありませんが、最初はメモをとっていた私も、だんだん楽器を間近に見るうちに、メモよりピアノを触ることばかりに気持ちがいってしまい…あらためてブログに、説明文と共に写真を載せようと思っていたにもかかわらず、個々のピアノについての説明がどこかにぶっ飛んでしまいました(泣)

でも、写真は気合を入れて撮りましたので、いくつか掲載してみますね!
(この日のために、新しいカメラを購入しようと思っていたら、なんとパソコンも新しいものにしないと編集できないということで、古いカメラで撮りました…)


まず最初は自動演奏ピアノ。オルゴールのような凹凸のある巻紙を楽器内にセットし、空気を吸って音を出す仕組み デュオアート(と言われたような気がしましたが、もしかしたら間違っているかも)とスタインウェイ社が開発したもの。かなりの速さで鍵盤が動いていました


弦が外に飛び出しているため、ハープのような形のジラフピアノ。ゴージャスなので、音に期待しましたが……


燭台付きピアノ。その時代は電気がなかったので、ピアノの両側に蝋燭を置いて、練習が終わるとそのままそれを持って自分の部屋へ戻ったとか…なんだか、映画の世界が目前に広がりました…


弓形ピアノ。端から端まで身体の小さい人まで弾きやすいように考えられたそうですが、実際にショパンのOp.10-1を弾いてみると、ものすご~く目がちらちらする上にオクターブの感覚がわからなくなります。


スタインウェイのアップライトピアノ。美しかったです!


ショパンの時代のプレイエルで「別れの曲」を弾くdodoさん!華奢で繊細な音にぴったりの演奏でした。

この他にも、家具の中に鍵盤が埋まっているような豪華な家具?ピアノ?やシングルアクションのプレイエルに対向して作られたダブルアクションのエラール、ピアニストのケンプが愛用した物凄い高速での超絶技巧も可能なベヒシュタイン、その弟子オピッツの愛用したピアノ、モーツァルトの時代の膝でペダルを押す形のピアノなどなど、実はもっとこれぞ写真に残すべき!という珍しいピアノの数々があったのですが、前述したように、そういうピアノに限って、大変残念なことに、シャッターを押すことを忘れ、私の頭の中にしか映像が残っていません。すみません!

しかし~おまけです!
11月11日、なぜかポッキーの日というのがあるらしく(数字がポッキーに似ているから?)、Nさん、この特別製のギターを注文し、この日の前日、これでライブ演奏をされたそうです!まるごとポッキーですね~
これも、触ってみたかった私ですが、そこまでは言い出せませんでした…


あっという間の3時間。
まだまだ1台ずつ思う存分、試弾したかった私ですが、いつかそのどの楽器かをお借りして演奏会ができたら~と心に夢をつなげつつ…興奮冷めやらすまま、博物館を出ました。

さてさて…そのNさん、今、NHKの「熱中人」という番組の録画撮りでお忙しいのですが、そちらの放映は4月頃、その前に、ケロミン君(←これは、この前の朗読コンサートにいらした方にはおわかりですね!)とお仲間さんたちによる番組のご出演が2月7日19:56から日テレであります。ぜひ、みなさん、ご覧下さいね!

では、2月も元気にピアノ弾きましょう~!!!

松下幸之助 成功の金言365

2011年01月10日 | Weblog
最近、パソコンばかりで読書からかなり遠ざかっていた私。
でも、今年は、ちょっと賢くなれるように…そして日々、自分を省みて、もう少し落ち着いた大人らしく(十分すぎるくらい大人の年齢なのだが)なれるように…元旦から読書を始めた。

正月、書店でまず目に入ったのが、この本。
「松下幸之助 成功の金言365」
なんとこの本。まるで日記のように、1日1ページ365日分、自問自答しながら、振り返ることの出来る読みやすくて為になる本、という感じ。

たとえば…
1月3日 成功は運のせい
~物事がうまくいったときは”これが運がよかったのだ”と考え、うまくいかなかったときは”その原因は自分にある”と考えるようにしてきた。つまり、成功は運のせいだが、失敗は自分のせいだということだ。~
なるほど…さすが…そうは、わかっていても失敗すると運が悪かったと言いがちな私。

1月7日 志を失わない
~大事なのは、やはり志を失わず地道な努力を続けること。およそ物事というものは、すぐにうまくいくということはめったにあるものではない。根気よく辛抱強く、地道な努力をたゆまず続けていくことによって、はじめてそれなりの成果があがるものだという気がします。~
たしかに……譜読みを始めたての段階で、すぐに弾けるようにならないからといって、練習をやめてはいけない←私の場合。


1月30日 きのうときょうは同じではない
~喜べども有頂天にならず、悲しめどもいたずらに絶望せず、こんな心境のもとに、人それぞれに、それぞれの務めを、謙虚に真剣に果たすならば、そこにまた、人生の妙味も味わえるのではなかろうか。
これこそ、私にとって大変重要な言葉。ほんとうに、この年になってもすぐ有頂天になるし、悲しいときは絶望のどん底状態になるし…もう少し、節度ある大人になりたいと思う今日このごろ…

このように、わかりきっている事柄でも、あえて毎日読むことによって、再度確認して、自分を省みることができるので、とても面白い。

その他、私の机の上には、まだ読んでいない書物が山積み…
今年は、少しづつでも崩していけたら~と思う。

お正月気分もそろそろ終わり…

2011年01月04日 | Weblog
今年も4日過ぎました!
みなさま、どんなお正月をお過ごしでしたか?

この私は、昨年暮れは、結局雑用や掃除に追われるままにあれよあれよと31日になりさらには姪っ子たち家族が来て、てんやわんや…
ついには、去年、おととしはおせち料理を全種類作ったにもかかわらず、今回は全く作る時間もなく…まぁ、ふだんあまり遊んであげられない姪っ子と戯れたことが唯一のおばさん孝行かなぁ~

それでも、31日は、ほんとに久しぶりに「紅白歌合戦」を見て、あの”トイレの神様”(かな?)は、あまりにもみんなが泣けるとか良い歌だ~というのに反発して、そんなにいい歌なのかなぁ~なんて気軽に聞いていたら、なんだかお酒が入っていたからかもしれないが、う~ん…泣ける、泣ける…ダメだった…

1日は、せっかく妹も来てることだし~と初めて、ヨーカ堂の「千本引き」というのに行ってみた。5000円買えば、はずれくじなし、もし当たりを引けば、液晶テレビか5万円の旅行券とあって、姪っ子ともども気合を入れた!  ……しかし、結果は見事にハズレ!

2日は、姪っ子と初めての2人旅をした。でも、行く先は、上野だけど~
去年、Fさん&Iさんと一緒に行った科学博物館へ~
見るもの見るもの、いちいちびっくりする姪っ子。
とくに、360シアターは、周りの人たちが静かに見ている中で「うわぁ~。きゃ~たすけて~!あぶない!!」の連続で、別にジェットコースターやお化け屋敷ではないのに、すごい悲鳴。でも、たった10分の上映が終わるとけろっとして「もう、1回!」
これには疲れた~だって、並ぶほうがはるかに長いわけだから……



そして、昨日3日は、浅草の浅草寺へ…
元旦でもないのに、ものすごい人ごみ……
参拝するための行列に並びつつ、人形焼や手焼きのおせんべいをほおばり、お正月の風景を堪能した。
おみくじは、もちろん毎年引くが、浅草寺では、初体験。。。ところが、なんと私が引いたのは、
「凶!」 待ち人 こない 失せもの 出ない 商売 下がる 病 治らない……
普通、いくら凶でも「今は、耐え難くも忍び、やがては春の訪れ~」とか、少しは慰めの言葉が書いてあったりするものの、ここは全くひどい…
あまりにも、縁起が悪いので、もう1度引いてみた。すると…なんと…
「凶」またしても!!!
ひどすぎる!
ところが、これが私だけではなく、周りのあちらこちらから「え~っ!!!凶だ!」の声が上がっている。そして、縁起が悪いので、もう1度引いてみた。
ようやく「吉」が出た。

まぁ、やはり神様は地元でも祈るべし、と今日は初バレエ(大人の)の帰り、一人で長谷寺へ行った。またまたびっくり!もう4日になるというのに、まだまだ長蛇の列。
ようやく、車を駐車場へ置き、いよいよ軽く参拝。そして、本編はおみくじ!
「大吉だ!!!」
しかし、長谷寺の場合、毎年「大吉」なので、運が悪いなぁと思っている人はぜひ、古河の長谷寺へ行くことお薦めします!必ず(高い確率で)大吉が引けます。それに、運悪く、吉などであったとしても、100円のおみくじの中に小さな猫や亀など縁起物のミニチュアが入っているので、お財布に入れておくことができます!
でも、今日の教訓。

「おみくじは、宝くじではない」

来年は、長谷寺だけ1回、引こうと思う。