日中、居間はポカポカ陽気で温室のようです。
それを良い事に、主人は居間でどっぷり浸かって、益々何もせずに
テレビ、居眠り、読書怠慢な生活を送っています。
居間に一緒にいると私も怠慢病になりそうで、
自分の部屋でミシン掛けをしたり、それに飽きたら洗車をしたり、
貧乏性なんです。
庭を見ていたら、クリスマスローズの蕾が顔を出していました。
鉢に入っているのですが、庭の空いてるスペースを見つけて
自由植えにしようと思っています。
鳥が実を落としてくれて、万両が庭のあっちこっちに育っています。
ピンクの椿の木の下に、葉が覆っていて見たら白い実の万両が
いっぱい実を付けていました。
鉢に赤い万両と白い万両を植えたら紅白で縁起がいいですね、、、。
時々、私が生まれた足尾の事を思い出します。
足尾の冬は風が冷たく、寒いです。
お風呂もトイレも水道も共同でした。
お風呂は、夕方3時頃から開いていて、
その頃行くと、入っている人はいなく、
存分にバシャバシャ泳いたり、遊べたりしました。
遅い時間に行くと、風呂の縁には垢が浮いていました。
この冬の頃は帰りにはタオルをグルグル回すと
棒のように凍ってしまいます。
夏はのぼせるくらいお風呂に浸かり、お風呂場の脇を流れる
渡良瀬川で涼んで、母が時々お風呂上りに「マツバラ」というお店で
冷たい瓶の牛乳を買ってくれて、
それを飲むと頭がキーンと痛くなった思い出があります。
そんな足尾での思い出も歳と共に薄らいでいきます。