鮎毛バリ釣りと金沢サクラマス情報けばりや中山

金澤孔雀鮎毛バリ本舗 「けばりや中山」
加賀伝統工芸研究所 ・鮎毛バリ巻部門

鮎毛バリ豆知識

2009-06-03 01:30:00 | 鮎毛バリ別使用法と釣り用語解説
 
豆知識のコーナー(聞き書き・実験結果)

☆清水(しみず)

  真っ黒な毛バリに2本の青帯または、黄緑帯

  釣れる所と時間
   夜明け前から、太陽が昇るまで。
  日中釣れる所
   清水をしょうずと読むと、釣れる所がどこか
   見当がつきます。
   「しょうず」がでている所、水温14度から15度

  濁り水でも不思議と釣れる所
   川底の藻が生えていません。水温が低すぎます。
   川底の石が赤茶色の所。
   夏の渇水に時に、水が流れている所

  おまけ
    鮭が産卵する場所。
    金沢犀川 室生犀生碑の前、桜橋下左岸
    手取川  粟生の大橋の下

 ☆青ライオン

  釣れるところ
   すき水~川底見えないすき水
   水温はあまり関係ないようです。

  おまけ
   青ライオン先玉付(特注)
    水の綺麗な川ならうす濁りまでどこでも釣れます。
   庄川、すき水の手取川、

 ☆赤熊(あかくま)

   真っ黒な毛バリに2本の赤帯
  釣れる所と時間
   川底が黒、または赤(鉄分が多く酸化した)の川
   すき水~川底見えないすき水、中大鮎が釣れやすい
   赤熊で釣れなくなる夕方や、うすい濁りが入ると、

   「赤熊中金」に交換すると案外釣れます。

 ☆元南郷(もとなんごう)(または、えりこく、襟黒)
  (金玉の元巻、底巻きに、赤糸か赤ラメに黒羽すかし巻
   すき水~薄濁りでも釣れやすい毛バリの元巻です。
   赤ラメ底の元巻は「えりこく」

 ☆元銀(もとぎん)
   金玉の元巻が銀底黒透かし巻
   すき水~薄濁りよりもとひどい濁り。

    銀が水中で光り、鮎が釣れます。
    ついでに、マスが食いつきます。

   出水後の引水の時に、まっさきに釣れます。

 ☆こまつ

   中帯が青い孔雀の羽帯
   元銀が釣れています。

 ☆かに

   中金帯の後に赤羽帯
   元赤が売れているそうです。

 ☆朱ポチ
   針先側に朱色の先玉
   どういう効果があるのか?
   捜してみました。

   「百万石」(ひゃくまんごく)
    朱ポチが二つ付いていました。
     大きな鮎が釣れる評判のハリ

    →「少年川釣りブック」芳賀故城著に、
     説明ありました

 ☆金鶏(きんけい)
   金鶏の尾羽
   毛バリに巻くと黒と茶色が混じった色に見える
   同じ配色には決してならない
    「金鶏」「ゴールデンフェザント」で調べると、
     綺麗な鳥が見られます。

 

コメント
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