「根粒菌」の続き
☆「緑肥」(りょくひ)として「れんげ草」
の作付けが増大すると、
追肥中心の米つくりは、元肥中心に一変した。
稲の種類も堆肥性の強い品種に変わっていった。
「石川の食事」本文より
☆雪解けが遅いと「緑肥」としての「れんげ草」が腐り、
稲の春肥に支障をきたす。
→昭和58年度以降降雪量が極端に減り、
3月始めには、田畑に雪がなくなった。
(58豪雪以後、極端に積雪量が減った)
(金沢地方気象台で確認)
☆れんげ草を(加賀)平野に植えて、
田んぼ一面をれんげ草の
淡い紫で満たせば、
観光客が押し寄せる。
日本のいたるところある畑、
田んぼで実践できる。
名乗りを一番初めにした所に
人が集中する。
そういえば、学生時代、九州の観光ガイドを見て、
菜の花の咲く畑を見に行った。
現地に行って、菜の花畑どこにありますか。
と聞いたら、
数十年前の写真でも見てきたの
と言われてがっくり。
季節も時間も合わせて写真撮影に行ったのに
☆「根粒菌」が集まる「大豆栽培」。
畑の場合は、畑の畝の間に野菜を植え、10センチほど離れた所に早生の大豆を植えていくだけ、60日後に枝豆になった土から出た部分でチョキンと切って枝豆をおつまみにする。
一番大事なのは、枝豆になった大豆の茎かた下の根に付いた根粒菌。
土の中分解して、野菜の栄養になって美味しい野菜ができるそうです。
無化学肥料の野菜ができます。
根粒菌が少しずつ分解して、アンモニアになり野菜に吸収されます。
☆家庭菜園の作付けローテーションに組み込むと
化学肥料が少なくて済む。
「大豆」は60日から70日で「枝豆(えだまめ)」として
収穫できる。
枝豆の「種袋」に書いてあります。
「種袋」の裏を見てください。
畝にすう粒蒔いてもいいです。
ただし、カラスや鳥が見ていて
芽が出た双葉を綺麗に食べていきます。何か対策しておいてください。
☆大豆を植えると「根粒菌」が増えて、
窒素から、アンモニアが作られて土壌に蓄積される。
化学肥料は減らせる。
れんげ草から蜂蜜をとって無農薬、国産として販売する。
作付けローテーションは大事。
☆焼畑の農業の作付けローテーションを調べてみると
大豆、小豆が必ず入っています。
問題もたくさんあります。
先人の知恵を掘り起こすことで、
手がかりがつかめるかもしれません。
無駄なことは考えないで、自分の仕事をします。
参考文献
☆図1
日本の食生活全集17
「聞き書 石川の食事」 P.111の図参照
発 行 昭和63年6月20日
編 集 日本の食生活全集 石川」編集委員会
発行所 社団法人 農山漁村文化協会
ISBN 4-5408809-8
無農薬についてしらべてみました。
無農薬参考
虫の嫌がる植物(バーブ?)でも効果がる
欧州のガーデンや果樹の周りには、数十書類のハーブが
ふんだんに植えられている写真が昔からありあます。
コンパニオンプランツのお勉強
○苺と相性の良いハーブ達
○防虫効果のあるハーブ達
○トマトと相性の良いハーブ達
○土壌を肥沃にするハーブ達
○益虫を呼び寄せるハーブ達
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○防虫効果のあるハーブ達
※マリーゴールド
根に線虫の発生を抑制する成分があります。
線虫の被害を受けないように、作物を育てる前に、
数ヶ月マリーゴールドを育て、枯れていようがいまいが、
土壌に全草を混ぜて耕します。
園芸店やホームセンターでもよく見られるハーブですが、
種が出来ない種類が多くでています。
一年草です。
園芸としても様々な種類の品種がありますので楽しめます。
※ナスタチウム
花や葉を食べる食用ハーブ。
アブラムシを寄せ付けない
(逆の紹介もよく見る。その場合は囮植物となる)
※ミント類
葉を利用すると、ゴキブリの忌避効果が期待できます。
実験しました。
根菜、芋(丸芋)の畝の間に「マリーゴールド」を植えると
虫喰いが減ったかな。
ミントを植えると虫が少なくなったかな。
ミントは「はっか」として
江戸時代から植えられていました。
年貢の資料中にも規定が決められているところも
ありました。