2011年9月金沢犀川釣果情報
さて、9月に入りました。
水温も18度~21度と安定し、鮎が釣れていました。
何かと忙しいので朝夕毎日釣りに出られませんでした。
8月末までは、数日を除いて毎日朝と夕に釣りしてました。
金沢犀川上菊橋上流の淵です。
平均、30名~50名の鮎毛バリ釣り師
早朝は4時前から9時まで
夕方は16時から20時近くまで竿を出していました。
釣果の記録は、後日まとめて記載します。
さて、9月に入り私用で忙しく
竿を出せませんでした。
それでも、台風15号がくる前は、
毎朝・毎夕30人~50人の人が上菊橋の上流に
集まっておられました。
定年後に新規で釣りを始めらた方数名
10年ぶりに海外出張から帰られて
鮎毛バリ釣りを再開された方
(10年経つと本テグスが切れるので、
ハリスをナイロン交換受注)
親子で始められた方
毛バリ釣りを定年後、再開された方も
数名いらっしゃいます。
友釣りの釣果が上がらないので、
毛バリ釣りをしておられる方もおいでます。
友釣りと毛バリ釣りをどちらも
行っておられる方もおいでます。
毎日30人~50人近くの人が左岸右岸に並び、
それなりの釣果があります。
9月前半
水温18度~21度と高いです。
釣果ありました。
9月23日(金・祝)
水温14度
犀川本流増水中
犀川に流れ込む用水で毛バリで鮎が釣れました。
県河川課にお願い
ダムの水量が安定しましたら、
午後4時以降の無駄な放水は
行わないようにしてください。
水力発電そんなにしなくていいでしょう。
せめて、午後4時以降は半分の放水にしてください。
2011年9月25日(日)
晴れ
台風15号が通り過ぎました。
ダムからの放水が続いています。
金沢犀川
水温14度 すき水
早朝-朝-日中-15時-16時30分日没
水温が低い。
通常は水温18度~21度が釣れる。
ここ最近、気温は最高21度~24度
まだ鮎は錆びていない。
もうすぐ落ち鮎。
鮎料解禁より水温が低いです。
これからが、例年毛バリ釣りの本番です。
友釣り師が少なくなり、鮎が急激に大きくなる季節。
毛バリをくわえた鮎が釣り糸を
「ギュン、ギュン」
と音をたてながら竿を引っ張り込む釣りができます。
北陸では、霰(あられ)の降る11月中旬まで
釣れ続けます。
強烈な引きを堪能したい方は、毛バリ釣りを続けます。
友釣りのいなくなった瀬で
「瀬釣り」
を楽しめます。
鮎毛バリ釣りは淵やプールでなくても釣れます。
鮎が光って見える流れる瀬を
水の泡に同期させて流します。
「チャラ瀬釣り」
流れのある小石底浅場釣り。
水に錘が流されない6号~10号の錘を付けて
下流にゆっくり流します。
水深5センチ以上あれば釣れます。
錘の上下はほとんど出来ません。
ただ、川底にぶつからない程度に浮かせて
下流に流すだけ。
極小河川でも楽しめます。
山奥の渓流釣り場と同じような場所です。
鮎が毛バリをくわえると強烈に引きます。
イワナ釣りの要領で20センチ以下の鮎は
引き抜いてください。
1匹釣り落とすと、鮎が散ってしまいます。
アタリと同時に竿先を上げ錘を水中から出して
しっかりフックさせてから釣り上げてください。
錘が水中にあると8割以上釣り上げられません。
☆落ち鮎の釣り方
「蟻の糸登り釣り」
参照
酒匂川のベテラン安居院勝が遺した釣り方
「つり人」2008年9月号79ページ
準備 錘を夏より+2号(約6グラム)重くする。
釣り方
錘(おもり)を川底に下ろす。
①ゆっくり上げる。
?どのくらい?
蟻が木に登る速さ。(遅い)
②水中の錘を竿で持ち上げる事に集中する。
③錘を水面から10センチから20センチ上げる。
④止める。
⑤深呼吸する。
⑥再び、錘を川底に落とす。
①~⑥をくり返す。
☆②が重要です。
アタリの出方
②水中の錘を竿で持ち上げる途中に、
錘の重さがなくなります。
もぞもぞした感触の時もあります。
重要 竿を止める
錘を浮かすほど力のある鮎が
毛バリを咥えて移動しています。
竿を止めないと、鮎は、抵抗を感じて体を
回転させて糸を吐き出して逃げます。
鮎は、毛バリを挟んでいます。
決して、他の魚のように、
水と毛バリを飲み込みません。
だから、鮎の鰓(えら)は大きくなりません。
アワセの入れ方
静止して待つと鮎が水平方向に道糸を引っ張ります。
1度か2度目に竿先を思いきり垂直に上にあげます。
咥えている毛バリを大きくなり硬くなったクチビルを
貫通させるつもりで勢いよくあげます。
鮎が水平方向に走ります。
竿をどんどん、上げていきます。
黒鯛やメジナ釣りあげる要領です。
竿が曲がっていないと毛バリにカエシがないので
すぐに外れます。
鮎に空気を吸わせておとなしくなるまで
鮎の顔を見ています。
おとなしくなってから取り込んでください。
例
「アタリがあった場合、錘を水の上に上げて
待っていただきたい」
「今まで、そんな事聞いた事がない」
と拒絶します。
「10回アタリがあっても2割しか釣れないのが常識」
「2割しか釣れないのならば、8割の釣り落としの時に
錘を水中から出してください」
それから、
「落ち鮎は、釣れないと言ってください」
不満げに釣りを再開されしばらくすると
満面の笑みで帰ってこられます。
「10回アタリがあって、8匹しか釣れなかった。
もう1回川の中入ってくるわ」
落ち鮎釣りの常識がころりと変わります。
2011年9月25日(日)
錘6号以上
(4号以下では、大きな鮎のクチを貫通しにくい)
金沢犀川上菊橋付近で釣れた鮎毛バリ
黒竜
えりこく2号
えりこく4号
赤熊(黒帯に赤帯2本胴黒羽先玉22金)本物の金
赤熊Wラメ
赤熊中金
若宮
金熊元えりこく
他多数
鮎毛バリの選択
毛バリは、解禁に釣れた毛バリに戻ります。
2011年9月26日(月)
朝
金沢犀川
釣れバリ
黒竜
大きな鮎が釣れたそうです。
夕
金沢犀川上菊橋上流
増水
川底見えないけどすき水
水温14度
気温16~18度
鮎釣りにしては、水温低い。
文献では、鮎の適正温度18度~21度
なのに、釣れた。
夕方16時~17時30分日没まで
釣れ続ける。暗くなる前に危険と寒さで納竿。
懐中電灯を持って釣りにいきましょう。
浮きに蛍光ケミホタルを付ける前に帰った。
釣れた毛バリ
暗烏(やみがらす)
完全な当て字。昭和6年の鮎の
鮎毛バリ釣りの名著「ドブ釣り」では、
「闇がらす」の表記
配色
元黒中金帯孔雀帯3段
暗がらすは、孔雀3段が多い。
えりこく4号
元赤ラメ底胴紺ラメ底黒羽透かし巻き
黒竜
元赤ラメ底胴赤絹糸底黒羽透かし巻き
釣れていた黒竜。
黒竜は、巻き師により変化あり。
下記↓は、何十種類か作った黒竜で1番釣れた
赤熊中金
元黒赤帯二本中金帯胴黒羽
中山三号
釣れた。←左記ほしい人はメールで注文ください。
以上、各自より発表のあった毛バリ
他多数の毛バリで釣れるが、、
毛バリ名公表しないのが普通。
☆川風が冷たくなりました。
体を冷やさないようない、風を通さない
服を着てください。
釣り人数
右岸4名
左岸10名
見物兼鮎外し係り5名
河川敷を散歩している人、たくさん。
キャッチボール2組
グランドゴルフの練習1名
犬の散歩多数
2011年9月28日(水)
金沢犀川上菊橋上流
朝 黒竜で釣れたそうです。
20センチのが1匹釣れたそうです。
釣り人少ない。
夕 15時~18時(日没)まで
水温14度
中途半端な増水
水面から20センチほど見える濁り
右岸
釣り人 3人
見学者 0人
左岸
釣り人17人前後
見学者(竿を持ってこない釣り人12人)
散歩の人 多数
釣果 0~数匹
釣れた毛バリ
八つ橋赤底
えりこく2号
黒竜
赤熊中金
他?
濁りがあると赤系か黒の熊系か?
台風15号通過後、連日水位が高いです。