サモワールを囲んで

日本ユーラシア協会愛知県連ブログ

料理サークル「ペーチカ」第11回例会報告 その2

2013年11月13日 | ペ-チカ
さて今度はピーマンの肉詰を作りましょう。

豚の挽肉に軽く塩コショウを振って、みじん切の玉ねぎと生の米(洗わないで)を加えてよく混ぜます。


ピーマンの中にこれをしっかり詰めます。ピーマンが破れてしまわないように上手にヘタを取って 種を
取り除かなければならないのですが これがベテラン主婦にも意外に難しい、思わず笑ってしまって、、


しかし、笑っていてはいけません!まだ料理の途中です。
残ったフィリングは丸めてお団子(ロシア語ではтефтели.チェフチェーリ)を作り、ピーマンと一緒に
なべに入れます。ここに にんじんと玉ねぎの薄切りを軽く炒めたものを加えて、ひたひたになるまで水を入れ、
トマトピュレーと塩コショウで味をつけ 20分ほど煮ます。お米が塩味を吸ってしまうので塩は多めに。


さあ、最後にオリビエサラダを作りましょう。先ほどゆでておいたじゃがいも、にんじん、卵です。


皮をむいて 2センチ角くらいに切ります。(各家庭によってジャガイモのサイズや材料のバリエーション
があるそうです、)さらにハムの角切りときゅうりのピクルス、缶詰のグリンピースも加えて マヨネーズであえます。


Все готово! さあ、これで全部できあがりました!



ボルシチやピーマンにはスメタナ(サワークリーム)を添えて。

お待ちかねの試食の時間です。
Приятного аппетита !(いただきまーす!)

グルジアのワイン(紅白)も出て お料理も最高においしく、参加した老若男女15名は
みんな笑顔、笑顔。


最後は熱い紅茶と差し入れのデザートで締めて、みんなで後片付けも頑張りました。
ごちそうさまでした。

レシピをご覧になりたい方はこちらをどうぞ。






料理サークル「ペーチカ」第11回例会報告(その1)

2013年11月13日 | ペ-チカ
11月10日(日)午後1時から東生涯教育センターの料理室料理サークル「ペーチカ」の第11回例会が行われました。

今回の講師は平野アントニーナ先生です。ウクライナはクリミア半島の東部にあるケルチのご出身、最近まで
名古屋市内でロシア料理のお店を経営されていたとのことです。長身でとてもチャーミングな方です。日本語もお上手。


今回のメニューはチキンのボルシチ、ピーマンの肉詰め、オリビエサラダです。さあ、それでは始めましょう!


まずボルシチの素になるスープのだしを取るために手羽元をゆでます。オリビエサラダ用のジャガイモ、ニンジン、
卵もゆでておきます。


ボルシチと言えばまず あの真っ赤な色のビーツです。皮をむいて、

うすく短冊切りにしておきます。


にんじんと玉ねぎを小さめに切って炒め、ビーツも加えてよく炒めます。


先ほどの手羽元の鍋からチキンを取り出して、残ったスープに上記の炒めた玉ねぎ、にんじん、ビーツを
加え、塩コショウで味付けをします。取り出した手羽元から骨を取り除いて肉だけを鍋に戻し、仕上がり際に
キャベツの千切りをたっぷり加えてひと煮たちさせたら チキンボルシチの出来上がりです。

(続く)