サモワールを囲んで

日本ユーラシア協会愛知県連ブログ

第24回 ロシア語特別講座報告 その1

2013年08月02日 | ロシア語特別講座
7月28日(日)10時から 愛知民主会館でロシア語特別講座が開催されました。

午前中のプログラムへの参加者は13名でした。
まず最初は初級、中級、上級の3グループに分かれて それぞれのテキストの朗読の練習です。

初級グループは市川先生と今回の特別講師エヴゲーニー・トリャスティン先生のご指導で まず文法の説明、それから発音とイントネーションの徹底チェックです。力点の間違い、рと лの区別ができてない、イントネーションがあいまいで質問が質問のように聞こえない、、など弱点は各人それぞれです。


中級の指導はブレンコーワ先生。今年のテキストはロシアのお茶会がテーマです。サモワールを囲んでお茶菓子を食べながらお茶を飲むのは家族の幸せ、お客も大歓迎。でもこのサモワールがロシアに伝わったのはそれほど昔でもなく、ロシアのサモワール製作が始まったのは18世紀になってからのことだったのです。



上級のテキストを選ばれたのはお一人だけでした。山崎タチアナ先生の個人指導です!テキストは偉大な学者で「生きたロシア語詳解辞典」を編纂したダーリについて。


そして一時間の練習の後、いよいよ本番!人前でロシア語の朗読、いささか緊張されていますね。でも最初は「見学だけです」とおっしゃっていた方はみんなといっしょに練習の後、朗読大会に参加してくださったのでした。堂々と読んでおられました。


今回は中級のテキストを読んだ方が多く、みなさんお上手だったので 審査に少し時間がかかりました。
最優秀者の発表です。上級はお一人だけだったので宮川洋一さん、中級は大阪からご夫婦で参加された清水達矢さん、初級は白井晴視さんが選ばれました。

審査委員長トリャスティン先生から症状を受け取る白井さん。なんと80歳だそうです!


この他 特別賞に林菜々子さんと樋口一晴さんが選ばれ その努力を讃えて賞状と賞品が贈られました。

特別賞をもらってニッコリの林さんです。彼女はまだ高校2年生!去年の10月からロシア語の勉強を始め、現在は中級クラスで頑張って勉強しています。

(ご本人の許可を得て写真を掲載)

高校生から80歳まで、、文字通り老若男女がなごやかに楽しく勉強できるのが この名古屋の特別講座のいいところです。

                                             ーー 続くー








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