歌庭 -utaniwa-

“ハナウタのように:ささやかで、もっと身近な・気楽な庭を。” ~『野口造園』の、徒然日記。

指にふれる香り

2011年03月08日 | 徒然 -tzure-zure-
どっと花が来ました。



どっと、っていっても、そこまで「どっ」じゃないけど。




ケースいっぱいに、いろんなのが満ちてる。

この状態だけで、もう、楽園のよう。



ちっちゃなスイセン(ミニスイセン)‘ティタティタ’。




お客様の庭に植え込むために仕入れた花。




そうこうしているうちに咲いちゃったりした、クロッカスとか。




「桜でまり」という名の、コデマリのふ入り。小さい。

この春、店先でいたく気に入って、予定外だったけど、ちょこちょこ仕入れて。



花屋(というか、ホームセンターの花売り場)にて、

物色しながらぐるぐるまわっていると、

新しい花、知らない花、
懐かしい花、
たくさん溢れてて、

「なにここ、天国?」

って、

“ほわ~ん*”な気分に。




朝、様子見ついでに、ちょちょっと触ると。

指先に、タイムとか、ローズマリーとか、
スイセンとか。

いろんな初々しい香りが、水滴と一緒にくっ付いて。






お庭に植え込むまでの、少しの間。

巣立っていくまでの、つかの間。


事務所の前庭は、可愛らしく華やかになります。

そして、風のような、良い香り。。。







つかのまの、贅沢。




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