歌庭 -utaniwa-

“ハナウタのように:ささやかで、もっと身近な・気楽な庭を。” ~『野口造園』の、徒然日記。

頑張り時

2009年10月22日 | 仕事 -work-
ちょっとご無沙汰してしまいました。

更新してない日も いつものぞいてくれて、
どうも、恐縮です;どうも、ありがとうございます。



* * *


現在、3つばかり、
造園プロジェクトが 同時進行しています。
(最初で最後の まぐれ“モテ期”だと思っている)

しかも いずれも、
今週末(つまり“直前”)に ドドドドーーッと、
本番開始。

という、
時 すでに迫りすぎている、
怒濤のごとき、危機的事態。


ひとつが こちら↓



建築学科の同期が つくった、
長野の個人住宅。名建築です。

ここの ピロティー下の空間を、造園します。

目下、叱咤激励されながら、見積と奮闘中。


ほかにも、もう2つ。
1つは前回のブログに書いた、カフェのライブの。
土曜日だから、、あらら、もう日が無い。

もう一つは、
今日じゅう;



というわけで、
ほんとは今、ブログ書いてる場合でも、ないのでしょう、きっと。
でも滞りすぎると 心配させたりするので、休憩がてら、書いています。




今朝、

「赤ちゃんを産みました!」
という 素敵なメールが、届きました。


ウェブアルバムを開いてみれば、可愛い太郎くん。
それを見るなり、一瞬で 心が とろり。

ちょうど、シャボン玉のこどもの話を つらつらと書いた
まさにその日のこと だったようです。

その日はそもそも 友人(×2)の誕生日でもあって、

「そういえば、
 今日の この瞬間も、新たに、“この日を誕生日として産まれ来る子” が
 どこかに、いたりするんだよなあ。絶対に。」

なんて、想いを馳せていたものだったから、
勝手に、奇縁を感じたりして。

おめでとうございます!





毎日毎日、必ず、どこかの誰かの “誕生日” なわけで。

つまり

知り合いが 増えれば増えるほど、
「今日は知り合いの誕生日」という日が、カレンダーを 埋め尽くしていく。

誰かと出逢うたびに
ひとつずつ、
「おめでとう!」と言う日も、増えてゆく。

行き着くところ、
365日、毎日、「おめでとう!」ってことに、なるんですね。


 ほーーーーう **

そう考えると
なんか、ほっこりしますね~。


今まさに孕んでいる友人も、もうちょっと。
頑張ってね。

何月何日が、新しい"知り合いの誕生日”になるのでしょう。





って
ほんわか ピースフルな想いに しばし漂流してみたけれど

振り返ってみれば
ーー現実はーー
ーー相変わらず。

ていっぱいで、てんてこ舞いです。。。


眉間のあたりをぎゅいーーん!て、絞り上げられてるような。

痛いでもなく、苦しいってのもちょっと違う。
ぐうう、う、うーー;;;っていう、感じ。



何かを新しくやろうとすれば、
やっぱり、壁にぶちあたるものです。

「あれができない」
「これもできない」って
ことあるごとに、自信喪失するタネは、そこらじゅうに。


そっちを数え出したら きりがないのに

わざわざ そのタネを拾いに行って、さらにまた、
茫然自失としたり。


若輩者だから 出来ないことはたくさんあって、それは、
確かに、仕方ない。

とは言え、

「やっぱり修業が足りない、、」と、
うちひしがれるばっかりです。


「あれもない」「これもない」
「あれはできない」「これはできない」

ついつい
「ない」にとらわれてしまいがちです。

掘れば掘るほど 数多 ある、「ない」。




これは、まずいんですね。
何かを創造するには、障害になる。

逆に、
「あれならできる」「これならできる」
って、
発想を切り替えないと!


、、って、以前、知り合いに教わりました。
その転換は、目からウロコでした。





タイムリミットまで ラストスパートで、突っ走らねば。

しかし
タイムリミットは 実は むしろ
「スタート」だから、

そこからさらに 踏ん張って、

走り出して、

走って、

走り続けて、

走り抜けて、

走り通して、

走り倒して、


ゴールは、、、、



、、どうなる?どうなってる?

うわあ、全然わからん!どうなるんだろーー。

もう
 
 いっそ

  全部 棄て去って クラゲになりたい。。。


 *


って フニャフニャで萎え萎えな気持ちになってるところに、

元・同僚の I青年から、不意打ち電話が。
秋田から。


上記のように、自信無くしてモヤモヤして、愚痴っぽいことをトロトロ言ってるうちに、

ケラケラ 笑わさせられていて、

気づいたら、

すっかり 励まされてしまいました。

あれよあれよー。



そういえば
在職中もそうだったけど
常にニュートラルで、「自分」がどっしり据わっている彼みたいな人は、
飄々としていて、強くて、軸がブレないから

とかく浮き沈みの劇しい ブレまくりの自分を、真ん中らへんに ぐいっ!と
引き戻してくれる。ありがたい存在でありました。

そういえば 昨夜は
造園同志の やはり“強い”友人と 電話で話して、
すっかり、元気づけられて。


随所随所で、誰かに救われています。


ひとりだと
“落ちる”のは 簡単だけど

ひとりでなくなれば
“上がる”のも けっこう、簡単だったりする。








11月の上旬まで続く この
この怒濤の嵐が、去ったとき。


「なんとか、終わったよー。」と
笑って、報告できますように。


がんばります。




名建築です。


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