世界人口か30%減少したインドネシアのクアカタウ火山
インドネシアにはもう一つ恐ろしい火山があって、それがクアカタウ。
西暦535年の大爆発では、インドネシアのカラタン文明を崩壊させただけではなく、世界的な寒冷化でマヤ文明や東
ローマ帝国も消滅、各地で民族大移動がおこって、日本には仏教伝来となり、末法思想の遠因にもなったとか。この
時の気象大変動で世界人口が3割現象したといわれるほど。
さらには1883年にもクアカタウは大爆発していて、世界的な大津波が観測されて、日本やフランスまで被害を受けたとか。
しかも、火山灰の影響で空の色が赤く変色し、異様な夕焼けで数年にわたって観測されたほど。ムンクの「叫び」はこの
時の恐怖を表現したといわれるほど。
地球が温暖化しているのは間違いないものの、噴火ひとつでいきなり寒冷化してしまう危険って、人生のリスク管理はかなり大変そう。
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