いやー、東京でも千葉でも、感染者急拡大ですね。ちょっと、明らかにヤバいカーブに思えます。。
それで、これまで諸外国に比べて対策ゆるーい日本が「感染者数が異常に少ない、なぜだ?」って、海外メディアからこぞってそう疑問視されていたわけですが、世界の状況を見渡してみると、
スペインとポルトガル(隣同士)
西ヨーロッパと東欧ヨーロッパ
イランとイラク
アメリカとロシア(大国同士)
今のところで明暗大きく分かれているこの両者の要因はいったい何か?(日本のようにただ検査数が少ないだけなのか?)この図をちょっと見てください。
出典:2020 coronavirus pandemic in Germany - Wikipedia
これは、数日前のドイツの感染状況の分布地図と、冷戦時代の旧東西ドイツの地図です。
これを重ねてみてみると、みごとに旧東西ドイツで明暗分かれてる(旧東ドイツ側が色薄い)ように見えます。
昨夜の生放送で池上彰さんもちょっと触れていましたが、どうやら、日本も旧東ドイツも、これはBCGやってたから・・・、のようです。
BCGと言ったら私の年代なら忘れもしない3文字ですが、いわゆる「ツベルクリン反応」と言い替えたらもっとわかりやすい(我々の年代でこの言葉思い出さない人はまず居ない)思います。
それで、どうやら旧ソ連の勢力圏だったロシアや東欧諸国では、日本と同様のそのBCGの予防接種、国民にやっていたという話です。西欧では唯一、ポルトガルはやってたとのことです。
ただ、BCGも時代と共に変わってきているようなので、我々の年代がうけた昔のBCGがどうも今回の新型コロナウイルスにはよく効く感じだということで、
つまりは、
最低でも1年以上はかかると言われている新型コロナのワクチン開発が、そのBCGのワクチンを元にして開発できたら、大幅に開発期間が短縮できる可能性が出て来たという(一筋の光明の)話です。
とにかく、今するべきは、一般人の我々は「不要不急の外出はしないこと」
薬の研究に携わる皆さんには「ワクチンと治療薬を一日でも早く開発してもらえること」
ほんと、それしかないわけです。
ここからは、あくまでも私の私算(個人的な試算)なんですが、
イタリアの例から計算して、今後の日本がもしこのままオーバーシュートを起こした場合にどうなるか?の数字を出してみますと、
イタリア→人口6千万人、感染者8万人、死者8千人、
日本の人口はイタリアの倍で、BCGのツベルクリン反応が50~75%(効いてる人?)だとされていますので、それ受けた年代が全体の半数だとして少な目に見積ってその半数の50%、つまりは日本の人口の25%にBCG効果があると仮に仮定すると、8万人×2倍×25%ですから、最大試算で、感染者4万人、死者4千人、(※但し、日本はイタリアに比べ医療体制は良いと言われていますし、同様の医療の良いドイツの例だと死者数は今現在433人でもありますから、日本も医療崩壊さえ起きなければ死者数に関してはこの数字より可也少なく押さえられる可能性は高いかと思います。)
今、最も肝心なのは、ワクチンや治療薬を一日でも早く開発すること、それしかない思います。でないと、もし今年一度収まったとしても来年の冬もまた同じことが起こるのは(しつこいウイルスなのでー)まず間違いない。
それで、東京五輪が「1年以内の延期」とのことですが、そもそもワクチンが完成するまでに最低でも1年以上はかかる言われているわけなので、(それから世界中の人に注射打っていかなきゃならないわけですし、)ちょっと、1年延期では到底間に合わない!?思っていましたから、
BCGワクチンを元に、新型コロナのワクチン開発期間が大幅に短縮できるかも知れない・・・いいますのは、これは一つの朗報(一筋の光明)ではないかと思いますので、薬研究者の皆さんに是非がんばってもらうしかないです。そして我々一般人は今は、とにかく不要不急の外出はしないこと。
嵐にあった船は、船長の言いつけを守らない船員が勝手な行動をすると沈没するリスクが高まる言うのは云うまでもないですから、このような非常時にはリーダーの言いつけは皆で守らないと絶対にいけません!(リーダーが嫌いだろうが、少々間違たこと言っていようが、)不要不急の外出は絶対禁止!!皆が一丸となって同じ方向に向かって沈没させない努力をしないことには、言いつけ守らない人が居ること自体が社会全体の大きなリスクになってる思います。
とにかく、東京もNYや海外みたいに都市封鎖をされて仕事にも一切行けない事態になてしまったら、皆が困るわけですから、今がその瀬戸際なのは確かと思います。皆で頑張りましょう!
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