1910年創設の名門ゴルフ場Vancouver Golf Clubにサクッとご挨拶してきました。来週開催されるカナダ女子オープンの開催コースで、それに向けての準備作業が着々と進められているところでした。
サンフランシスコからケロウナに遊びに来ていた娘と孫を乗せてバンクーバーまでの450キロをひとっ走り。ケロウナには来られなかったものの、バンクーバー観光をする家族に合流する婿さんを空港に迎え、本格的中華料理に飢えている身は、ビクトリアの中華料理店を一心不乱に目指しました。市民人口に占める中国人の比率が47%と聞いていましたが、周辺の街のたたずまい、歩いている人を見る限り、中国のどこかの街にいるようで、カナダにいることを忘れさせられるようです。
車で来ているメリットを生かして宿はバンクーバー市内を避けて、20キロほど離れた郊外のCoquitlamにとりました。
ここはここで、ホテル周辺の一角はハングルで書かれた看板が林立する韓国タウンの様相を呈しています。アジアンパワーが全開ですが、我が祖国日本の面影はどこにも見当たりません。道路を隔てて筋向かいにある「House of Tofu」なる韓国料理店でのスンドゥブは秀逸でした。知っている限りの韓国語を乱発して「マシッソヨ」なんて味を褒めたら、あんたの韓国語の発音完璧!顔立ちも日本人というより韓国人!本当にあんた「オリジナル日本人?」なんて逆に褒められ?ました。苗字から判断しても多分ご先祖は半島方面から流れてきたであろうことは想像に難くないし、おばさんと同じ系統の人間ではあろうと韓国語で説明する能力もないので、笑ってごまかしながら、他の韓国語をちらつかせるのが精一杯でした。韓国語の勉強もしなくっちゃ!!
閑話休題。名門ゴルフ場の話に戻しましょう。
三歳児の孫の生活パターンを中心に一族郎党が行動する関係で、どうしても就寝時間が早く、それでなくても早いじじばばの起床時間が必然的にさらに早まります。早朝5時に目を覚まし、行くところもなく、時間の流れの遅さを相手に悶々としているジイジをご想像あれ。
そんな時に私は、徒歩でなり車でなりホテル周辺を探索することが大好きです。夜の明けきらないうちに単独行動するのは不案内の土地では慎んでいますが、車でなら暗いうちから行動開始することも珍しくありません。今回もそんなぶらぶらドライブ中に通りすがりに立派なゴルフ場を見つけたので、ついフラフラと闖入してしまったものです。
駐車場に車を停め、プロショップを覗いたり、コーヒーショプでコーヒーを注文したり、日本の名門コースだったら訝しげに見られもしようけど、鷹揚な当地では通りすがりのメンバーからも「グッドモーニング!」なんて声をかけられて気持ちのいい朝でした。
プロショップの脇の壁に仕事場にあるようなタイムカードの機械が置かれています。その脇にはパンチカードもあります。4時間10分以内でラウンドするようにとの目安が示され、それを超えるような遅いプレーはメンバーとして恥ずべきこととして、一定の罰則規定まで設けられているようです。
初級ゴルファーをビジターとして大量に受け入れている日本のコースの様子とは、プレイ時間の短縮に向けての力の入れようが違います。尤も、ここまで厳密な時間管理するのはその土地での名門とされているプレイベートクラブだけの話であり、リゾート客にも門戸を開いている一般のゴルフ場ではここまでの徹底ぶりはありません。マーシャルが回ってきて「もう少し早くプレーして」と苦言を呈する程度の話です。
私の友達からよく声をかけてもらう1920年創設のケロウナの名門ゴルフKelowna Golf and Country Clubでも同じシステムを採用しています。ラウンドスタート時ににパンチインして、途中もスピートアップに気を配り、プレイの遅い仲間がいると、まだ全員ホールアウトしないうちに次のホールのティーグラウンドに向かって走り出すなんてカナダ人の友達もいます。
ラウンドを終了してスコアの確認や帰り支度を始めている私を尻目にタイムマシンに走り出す友達の姿を見ていると、出勤時のタイムカードに印字される時間が青か赤かギリギリの綱渡りをしたサラリーマン時代を思い出して苦笑いしてしまいます。
サンフランシスコからケロウナに遊びに来ていた娘と孫を乗せてバンクーバーまでの450キロをひとっ走り。ケロウナには来られなかったものの、バンクーバー観光をする家族に合流する婿さんを空港に迎え、本格的中華料理に飢えている身は、ビクトリアの中華料理店を一心不乱に目指しました。市民人口に占める中国人の比率が47%と聞いていましたが、周辺の街のたたずまい、歩いている人を見る限り、中国のどこかの街にいるようで、カナダにいることを忘れさせられるようです。
車で来ているメリットを生かして宿はバンクーバー市内を避けて、20キロほど離れた郊外のCoquitlamにとりました。
ここはここで、ホテル周辺の一角はハングルで書かれた看板が林立する韓国タウンの様相を呈しています。アジアンパワーが全開ですが、我が祖国日本の面影はどこにも見当たりません。道路を隔てて筋向かいにある「House of Tofu」なる韓国料理店でのスンドゥブは秀逸でした。知っている限りの韓国語を乱発して「マシッソヨ」なんて味を褒めたら、あんたの韓国語の発音完璧!顔立ちも日本人というより韓国人!本当にあんた「オリジナル日本人?」なんて逆に褒められ?ました。苗字から判断しても多分ご先祖は半島方面から流れてきたであろうことは想像に難くないし、おばさんと同じ系統の人間ではあろうと韓国語で説明する能力もないので、笑ってごまかしながら、他の韓国語をちらつかせるのが精一杯でした。韓国語の勉強もしなくっちゃ!!
閑話休題。名門ゴルフ場の話に戻しましょう。
三歳児の孫の生活パターンを中心に一族郎党が行動する関係で、どうしても就寝時間が早く、それでなくても早いじじばばの起床時間が必然的にさらに早まります。早朝5時に目を覚まし、行くところもなく、時間の流れの遅さを相手に悶々としているジイジをご想像あれ。
そんな時に私は、徒歩でなり車でなりホテル周辺を探索することが大好きです。夜の明けきらないうちに単独行動するのは不案内の土地では慎んでいますが、車でなら暗いうちから行動開始することも珍しくありません。今回もそんなぶらぶらドライブ中に通りすがりに立派なゴルフ場を見つけたので、ついフラフラと闖入してしまったものです。
駐車場に車を停め、プロショップを覗いたり、コーヒーショプでコーヒーを注文したり、日本の名門コースだったら訝しげに見られもしようけど、鷹揚な当地では通りすがりのメンバーからも「グッドモーニング!」なんて声をかけられて気持ちのいい朝でした。
プロショップの脇の壁に仕事場にあるようなタイムカードの機械が置かれています。その脇にはパンチカードもあります。4時間10分以内でラウンドするようにとの目安が示され、それを超えるような遅いプレーはメンバーとして恥ずべきこととして、一定の罰則規定まで設けられているようです。
初級ゴルファーをビジターとして大量に受け入れている日本のコースの様子とは、プレイ時間の短縮に向けての力の入れようが違います。尤も、ここまで厳密な時間管理するのはその土地での名門とされているプレイベートクラブだけの話であり、リゾート客にも門戸を開いている一般のゴルフ場ではここまでの徹底ぶりはありません。マーシャルが回ってきて「もう少し早くプレーして」と苦言を呈する程度の話です。
私の友達からよく声をかけてもらう1920年創設のケロウナの名門ゴルフKelowna Golf and Country Clubでも同じシステムを採用しています。ラウンドスタート時ににパンチインして、途中もスピートアップに気を配り、プレイの遅い仲間がいると、まだ全員ホールアウトしないうちに次のホールのティーグラウンドに向かって走り出すなんてカナダ人の友達もいます。
ラウンドを終了してスコアの確認や帰り支度を始めている私を尻目にタイムマシンに走り出す友達の姿を見ていると、出勤時のタイムカードに印字される時間が青か赤かギリギリの綱渡りをしたサラリーマン時代を思い出して苦笑いしてしまいます。