学生仲間とお遊びで始めた俳句。「俳句やってます」なんてのが爺むさくて、一寸気取った感じもしてコッパズカシイので広言はしていないのです。
でも俳句を始めてからは日本語の奥深さを再認識し、美しく正しい日本語を使うように意識するようになったと自分で感じています。 俳句は「多作多捨」が基本とのこと。思いついたらドンドン句帳に書き記す癖をつけるのが理想だそうです。
パソコンに親しんでからというもの、書くことが苦手になってしまったので、このブログを「俳句手帳」代わりに使ってみようかと思っている次第です。 日本人として身についている「五・七・五」の音感、拍子感だけの言葉の連なりとなることを懼れず、「誰に遠慮することもない!」と開き直って始めてみます。
まずは、2月の兼題「立春」「風花」「蕪」から。
立春のイメージは「暦の上では春でも、まだまだ寒い2月初旬。
立春やポケットから手を出してみる
立春や出した手をまたポケットに
ちょっと理屈っぽいかな?
年末に訪れた土湯温泉の露天風呂に風花が舞っていたのを思い出し、
風花やほてる体をつつみたり
ほてる身に風花まとい長湯かな
「蕪」はどうもイメージわかず。次の宿題としてのこしておこう。