旅の最終日にカミさんが絶不調に陥り帰宅後もずっと寝込んでいたのに対して、私は懸案のMVPくんのサイドミラーの修理に出かけ、ついでに最高品質の洗車で同君をねぎらって参りました。寝込んでいるカミさんのリモートコントロールのもととは言いながら晩飯の「おかゆ」まで作るマメマメしさです。
ところが、ところがです。翌朝目を覚ますと背中に力が入らず体の節々に痛みがあって起き上がれません。あれれれ?風邪うつったのかな?前夜のおかゆの残りを朝飯に調理しなおしたからと呼びかけるカミさんの声を聞きながら、それに応えるのも億劫なくらいの気だるさが全身を包み込んでいるのです。
当たり前といえば当たり前ですね。途中下車して体を伸ばしたりホテルで横になったりしてはいても、過去5日間ぶっ続けで一日平均6~7時間運転していたのです。私の体の中で一番しっかりしている(と他人の言う)胴といえども連日の酷使に悲鳴を上げたのでしょう。長きにわたって蓄積された胴と背中の疲労が、緊張感から解き放たれた今思いっきり表に吹き出してきたのも肯けることです。
ということで、到着翌日は風邪薬のほかは一切何も口に入れず、今度は私が一日中死んだように眠りこけておりました。その晩の食事はリゾット。なんのことはありません洋風おかゆです。カミさんは三食連続のおかゆで体調が元に戻ったようですが。
考える力が戻ってきたところで、今回の旅行の総括をしておきましょう。
1 感動した景色
クレイターレイクの湖水の青 シャスタ山の夕映え Sun Lakesの夜明け オレゴンの荒波 レッドウッド
2 美味しかった食べ物
サンフランシスコのベトナム蟹 ユカイアのお好み焼き フリーモントのベトナム麺 John宅の朝食
3 楽しかった出会い
旧友Johnとの再会 ユーリカのミネソタ一族 バンドンのレストラン客 アストリアの北欧ショップ店主
4 アウトドア・インドア・アクティビティー
国立・州立公園で散策 バンドンでゴルフ サンフランシスコでゴルフ リノ・ヤキマでカジノ
こうしてみると、ちょっと遠回りして車でしか行けない幾つかの国立公園の景観を堪能したのに加えて通りすがりの州立公園でサクっと散策したりピクニックランチしたりした以外は日中は殆ど車を運転していたことになります。これでよかったのか?これでよかったのです。何故ならばオレゴンコーストとルート97を「走る」ことが今回の一大眼目だったからです。だからこそ無味乾燥なInterstate Highway(高速国道)を避けて時間をかけて「走った」のです。
「気に入った所があったら長逗留」「足の向くまま気の向くまま」の旅になればと夢想しないでもなかったのですが、そりゃ無理でした。そりゃそうです。気に入るかどうかはその街にとどまり人情に触れ、風物に接しなければわからないし、なん十キロにもわたって人の姿が見えないこの広大な土地では「足を向ける」方向すらGPS無しでは測りかねるのです。
今回の旅を寅さんの旅に仮託した私が甘かった。時間と空間に制約のない寅さんにして初めて出来る芸当で、しかも交通手段が発達していて全国津々浦々何処の街から街にでも流れることの出来る日本だからこそ成り立つ寅さんシリーズの筋立てであったのですね。寅さんはアメリカには馴染みそうにもありません。それになんてったって致命的な違いは私の場合はマドンナ同伴だったことを忘れていました。
最後の最後の結論です。4,500キロ近く走ってわかったことです。
道中記にリンクした各地のサイトを見てください。共通しているのは、今回走った地域は豊かな自然をバックに自然と触れる各種アウトドアアクティビティーの環境の素晴らしさを強く訴えていることです。ちょ、ちょっと待てくださいよ。これって、我が町ケロウナの謳い文句じゃありませんか?
山あり湖ありゴルフありスキーあり釣りあり乗馬ありトレッキングありカジノまであるケロウナに勝るところは何処にもありませんでした。ケロウナこそこの世の天国であることが再確認できた旅でした。
「ケロウナのぶらり旅」これをこれからのテーマに決めました!
長々とお付き合いいただき有難うございました。これで今回の旅行記の幕引きです。
ケロウナからバ~イ!
ところが、ところがです。翌朝目を覚ますと背中に力が入らず体の節々に痛みがあって起き上がれません。あれれれ?風邪うつったのかな?前夜のおかゆの残りを朝飯に調理しなおしたからと呼びかけるカミさんの声を聞きながら、それに応えるのも億劫なくらいの気だるさが全身を包み込んでいるのです。
当たり前といえば当たり前ですね。途中下車して体を伸ばしたりホテルで横になったりしてはいても、過去5日間ぶっ続けで一日平均6~7時間運転していたのです。私の体の中で一番しっかりしている(と他人の言う)胴といえども連日の酷使に悲鳴を上げたのでしょう。長きにわたって蓄積された胴と背中の疲労が、緊張感から解き放たれた今思いっきり表に吹き出してきたのも肯けることです。
ということで、到着翌日は風邪薬のほかは一切何も口に入れず、今度は私が一日中死んだように眠りこけておりました。その晩の食事はリゾット。なんのことはありません洋風おかゆです。カミさんは三食連続のおかゆで体調が元に戻ったようですが。
考える力が戻ってきたところで、今回の旅行の総括をしておきましょう。
1 感動した景色
クレイターレイクの湖水の青 シャスタ山の夕映え Sun Lakesの夜明け オレゴンの荒波 レッドウッド
2 美味しかった食べ物
サンフランシスコのベトナム蟹 ユカイアのお好み焼き フリーモントのベトナム麺 John宅の朝食
3 楽しかった出会い
旧友Johnとの再会 ユーリカのミネソタ一族 バンドンのレストラン客 アストリアの北欧ショップ店主
4 アウトドア・インドア・アクティビティー
国立・州立公園で散策 バンドンでゴルフ サンフランシスコでゴルフ リノ・ヤキマでカジノ
こうしてみると、ちょっと遠回りして車でしか行けない幾つかの国立公園の景観を堪能したのに加えて通りすがりの州立公園でサクっと散策したりピクニックランチしたりした以外は日中は殆ど車を運転していたことになります。これでよかったのか?これでよかったのです。何故ならばオレゴンコーストとルート97を「走る」ことが今回の一大眼目だったからです。だからこそ無味乾燥なInterstate Highway(高速国道)を避けて時間をかけて「走った」のです。
「気に入った所があったら長逗留」「足の向くまま気の向くまま」の旅になればと夢想しないでもなかったのですが、そりゃ無理でした。そりゃそうです。気に入るかどうかはその街にとどまり人情に触れ、風物に接しなければわからないし、なん十キロにもわたって人の姿が見えないこの広大な土地では「足を向ける」方向すらGPS無しでは測りかねるのです。
今回の旅を寅さんの旅に仮託した私が甘かった。時間と空間に制約のない寅さんにして初めて出来る芸当で、しかも交通手段が発達していて全国津々浦々何処の街から街にでも流れることの出来る日本だからこそ成り立つ寅さんシリーズの筋立てであったのですね。寅さんはアメリカには馴染みそうにもありません。それになんてったって致命的な違いは私の場合はマドンナ同伴だったことを忘れていました。
最後の最後の結論です。4,500キロ近く走ってわかったことです。
道中記にリンクした各地のサイトを見てください。共通しているのは、今回走った地域は豊かな自然をバックに自然と触れる各種アウトドアアクティビティーの環境の素晴らしさを強く訴えていることです。ちょ、ちょっと待てくださいよ。これって、我が町ケロウナの謳い文句じゃありませんか?
山あり湖ありゴルフありスキーあり釣りあり乗馬ありトレッキングありカジノまであるケロウナに勝るところは何処にもありませんでした。ケロウナこそこの世の天国であることが再確認できた旅でした。
「ケロウナのぶらり旅」これをこれからのテーマに決めました!
長々とお付き合いいただき有難うございました。これで今回の旅行記の幕引きです。
ケロウナからバ~イ!