星さんぞう異文化きまぐれ雑記帳

異文化に接しての雑感を気ままに、気まぐれに

ケロウナ便り(149)10年目のケロウナ

2015年07月04日 23時10分55秒 | Weblog
ケロウナを最初に訪れて一目惚れしたのがちょうど10年前の2005年6月。ケロウナとの付き合いも長くなりました。縁あって手に入れたコンドミニアムで毎年夏に3〜4ヶ月ステイしてカナダの生活を満喫するパターンが今年で10回目を迎えます。

「10年にわたるカナダ生活」との最初の目標は一応クリアーしたし、歳も歳になってきて夏場の二重生活の段取りが負担になってもきたので、そろそろ毎年のケロウナ詣でも見直す時期に来ています。

最大の課題はコンドミニアムの売却です。不動産マーケットは相変わらず好調のケロウナ、もともと自分で使うために手に入れたもので投資のための物件ではないので、大損しなけりゃ「御の字」との価格設定でいけば、さほどの問題なく売れるのではないかと楽観視しています。ただ、10年間の生活で増え続けた家具・道具類の始末が想像しただけでも大変難儀しそうで気の重いことです。

裏を返せば、家具付きの別荘として、または近くにある大学の学生相手の賃貸用の物件として「即戦力」であるのは間違いないので、家具・道具・調度類すべて込み込みの売却を目論んでマーケット探しをするつもりです。

「到着早々に売りに出し、早く売れたらステイを短縮してもOK」ほどの強い気持ちで今年はケロウナに乗り込んだのですが・・・・・、到着初日に早くも気持ちが揺らいでいます。

 

日中あれほど暑かったのに、夜になるとなんとも爽やかな乾いた空気に包まれて「ああ、ケロウナに帰ってきたなぁ!」との実感がそうさせているのでしょう。「まだ終活を始める歳でもないし、もう少しいいか」と自分に言い聞かせている始末です。初日から早くも方針の見直し作業に入る、融通無碍というか柔軟というか、無節操な私です。

乾燥した夏の気候はエンジョイし続けたいけれど、二重生活の継続は経済的負担もバカにならないし・・・・。

そこで急遽浮かび上がってきた選択肢としての「コンドはキープして9月から5月まで大学生に貸し、6月〜8月の夏休みで学生がいなくなった時に自分たちで使う」という理想的なパターンが実現できないかも探ってみることに方針変更です。

夏場の3〜4ヶ月だけ自分たちで使い、残る8ヶ月を空き家としてきたため汚れようがなく、室内の状態はほぼ新築当時のままに綺麗に保てているのが自慢のコンドですが、他人に貸せばこれがどうなるやら・・・・?

外国人所有の不動産の売却、賃貸をめぐる諸々の勉強材料がたくさん出てきて(無理やり出してきてと言うべきか)、この夏も退屈せずに済みそうです。

問題解決の2〜3年先送りを視野に入れれば終活なんてやってる場合じゃないぞ。ガンバレ!


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2 コメント

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悩むとこですね。 (DPM会員)
2015-07-25 14:33:47
私のホストシスターがSFでべケーション・ハウスとやらをやっています。自分の持ち家で、自分が使用しない時に旅行客や長期滞在者にレンタルしています。勿論家具付き、食器付き。このシステムはワールドワイドの様です。調べてみたらいかがでしょう?
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調べてみます (星さんぞう)
2015-07-26 00:43:55
DPM外商担当部長さま、
ご助言ありがとうございます。調べてみます。
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