イエローストーンを除き各地で一泊の駆け足旅行でしたが、ずいぶんといろいろなところを巡り、それなりの出会いもあって楽しい旅でした。長かった旅もいよいよホームストレッチです。
元々の計画ではワシントン州スポケーンにも立ち寄るつもりでしたが、今日の行程はスポケーンの東端からカナダに向けて走る国道395号線をひたすら北上して、カナダ国境はCascade/Laurierで通過するのが最善とのカーナビの指示に素直にしたがって進みます。470キロ前後、6時間近い運転とのご託宣です。Cascadeからカナダに入って北上すればすぐに395号線の終着点クリスティナ・レイクに到着するはずです。クリスティナ・レイクまでは何度も行っているので、もう庭先にたどり着いたようなものですから気分的には楽なものです。
コーダレーンでは夕陽も素晴らしかったけど湖畔の公園も捨て難かったので、早起きしてピリっとした朝の空気の中をサクッと散歩したあとで、モーテルにしては珍しいフルブレックファストを御馳走になって9時過ぎに出発。
これまでは、どちらかというとA地点からB地点へ走り急ぐための運転であった感が否めません。沿道の景色が変わらないとスピード感が麻痺して時速130キロで走っていてもやけにゆっくりに感じられたものです。しかし395号線に入ってからは、フリーウエイとは違って適度の山坂、カーブがあり、制限速度も80~90キロと心地よく走れる経済速度圏内であったこと、それになんと言っても最終日という安心感も手伝って、沿道の景色を愛でながらドライブを楽しむ余裕が出て来ました。
途中で一度だけのトイレ休憩、コーヒーブレイクであっという間に国境に到着です。
いっちょまえに免税店があったので立ち寄ってみると、玄関前には犬の餌入れの皿が転がっているだけで、どうやら空き家のようです。我々の様子を見ていたか、アメリカの入国検査官がわざわざブースから出て来て「その店は5年前に廃業しちゃって、今は免税店無いよ」と親切に教えてくれました。
カナダの入国検査官とは20秒ほど文字通り一言ふたこと交わしただけで検査終了。指紋までとられたアメリカ入国はなんだったんだ!カナダがますます好きになりました。
アメリカとカナダが接するこの地域はBoundary Countryと呼ばれて数多くの出入り口が併存するので、オフィスの規模も人員も最低限度に抑えられていて、余計なやり取りをする余裕が無いのかも知れません。
昼食は去年も立ち寄ったGrand Forks(グランドフォークス)のレストラン。ロシア、ウクライナからの移民が多い街で名物のボルシチ定食が有名。今年も同じメニューでお世話になりました。愛想のいいオバさん(確か去年はナターシャと呼んだらご機嫌でした)も健在でしたが、私のことを覚えている風でも無かったので今回は特に交流はせず先を急ぎました。
いつもは立ち寄る、カナダで一番小さい市(smallest city in Canada)と異名されるGreen Wood(グリーンウッド)も今回はパスして家路を急いだ結果、予定より早めに午後4時前にはケロウナに帰着できました。
本日の走行距離470キロ、アメリカ横断ドライブ10日間の総距離は4,069キロでした。
長い間おつきあい下さり有り難うございました。
ひとまずゆっくり休ませてもらいます、そして今回の旅の総括はいずれまた近いうちに。
元々の計画ではワシントン州スポケーンにも立ち寄るつもりでしたが、今日の行程はスポケーンの東端からカナダに向けて走る国道395号線をひたすら北上して、カナダ国境はCascade/Laurierで通過するのが最善とのカーナビの指示に素直にしたがって進みます。470キロ前後、6時間近い運転とのご託宣です。Cascadeからカナダに入って北上すればすぐに395号線の終着点クリスティナ・レイクに到着するはずです。クリスティナ・レイクまでは何度も行っているので、もう庭先にたどり着いたようなものですから気分的には楽なものです。
コーダレーンでは夕陽も素晴らしかったけど湖畔の公園も捨て難かったので、早起きしてピリっとした朝の空気の中をサクッと散歩したあとで、モーテルにしては珍しいフルブレックファストを御馳走になって9時過ぎに出発。
これまでは、どちらかというとA地点からB地点へ走り急ぐための運転であった感が否めません。沿道の景色が変わらないとスピード感が麻痺して時速130キロで走っていてもやけにゆっくりに感じられたものです。しかし395号線に入ってからは、フリーウエイとは違って適度の山坂、カーブがあり、制限速度も80~90キロと心地よく走れる経済速度圏内であったこと、それになんと言っても最終日という安心感も手伝って、沿道の景色を愛でながらドライブを楽しむ余裕が出て来ました。
途中で一度だけのトイレ休憩、コーヒーブレイクであっという間に国境に到着です。
いっちょまえに免税店があったので立ち寄ってみると、玄関前には犬の餌入れの皿が転がっているだけで、どうやら空き家のようです。我々の様子を見ていたか、アメリカの入国検査官がわざわざブースから出て来て「その店は5年前に廃業しちゃって、今は免税店無いよ」と親切に教えてくれました。
カナダの入国検査官とは20秒ほど文字通り一言ふたこと交わしただけで検査終了。指紋までとられたアメリカ入国はなんだったんだ!カナダがますます好きになりました。
アメリカとカナダが接するこの地域はBoundary Countryと呼ばれて数多くの出入り口が併存するので、オフィスの規模も人員も最低限度に抑えられていて、余計なやり取りをする余裕が無いのかも知れません。
昼食は去年も立ち寄ったGrand Forks(グランドフォークス)のレストラン。ロシア、ウクライナからの移民が多い街で名物のボルシチ定食が有名。今年も同じメニューでお世話になりました。愛想のいいオバさん(確か去年はナターシャと呼んだらご機嫌でした)も健在でしたが、私のことを覚えている風でも無かったので今回は特に交流はせず先を急ぎました。
いつもは立ち寄る、カナダで一番小さい市(smallest city in Canada)と異名されるGreen Wood(グリーンウッド)も今回はパスして家路を急いだ結果、予定より早めに午後4時前にはケロウナに帰着できました。
本日の走行距離470キロ、アメリカ横断ドライブ10日間の総距離は4,069キロでした。
長い間おつきあい下さり有り難うございました。
ひとまずゆっくり休ませてもらいます、そして今回の旅の総括はいずれまた近いうちに。