星さんぞう異文化きまぐれ雑記帳

異文化に接しての雑感を気ままに、気まぐれに

きょうの一言(7) You know what. Guess what.

2006年03月23日 23時22分59秒 | Weblog

Do you”“Is it”で始まりYesNoで答える形式と、WhatWhoWhyWhereWhenHowのいわゆる「5W1H」で始まり記述式で答える形式の二通りの疑問文があることは、英語授業のかなり初期の段階で習った記憶がありませんか?

What do you know? とか Do you know what it is? とか  What is it that you know? なら習った気がするけど・・? You know what? だって?? ふつうの文章の最後に疑問の副詞の whatつけりゃ疑問文になるわけ? こんなの聞いたことねえぞ?「あなたは知る、何を?」だぁ?なんだこりゃ?

Guess whatって言われても・・、なにをどうゲスしろってぇの? Whatと言っておきながら疑問符も無く、疑問文でもないわけ? ゲスの勘ぐり? オー、サブ~!

言葉なんてものは、しょせん理屈どおりでないもののようです。なまじ勉強したことが、かえって邪魔をして理解の妨げになることが往々にしてあるものです。

ねぇねぇねぇ、聞いて聞いて。知ってたぁ?
チョット、チョットぉ、聞いてよーッ!そんなのってアリーっ?
あのさぁ、ここだけの話だけどさぁ!
オイ、知ってるか?オマエ。オマエだけに言うけどさぁ。

大体こんなニュアンスで、会話のスタートに出てくる「慣用句」とでも思ってください。特に言葉のもつ本来の意味は薄れていて、疑問形や命令形であっても応じる必要は無く、フツーにWhat? 程度の相槌を打っておけば十分です。相手も相槌を期待せずドンドン先に話を進める場合のほうが多いくらいです。反応するだけ馬鹿らしいようなものです。

BossYou know what? (語尾上がる) (または Guess what .語尾下がる
私: What? (平板、または語尾やや下がる)
BossThe computer in the office has been out of order since this morning. 
私: That’s funny.  I have fixed the bug last night before going home, though
BossGuess what. I’ll have John fix it tonight before he hits the road.

 


王ジャパン

2006年03月22日 23時25分21秒 | Weblog

王ジャパンがとうとう世界一の座についてしまいました。オメデトウ!!

WBC二次リーグでアメリカに敗れ、韓国に負けたときの苦渋に満ちた王監督とは別人のような、喜びを満面にたたえて晴れ晴れとした笑顔が印象的でした。勝っても驕ることなく、変にはしゃぐこともなく、まさに王さんの品格がにじみ出た優勝インタビューでした。

それにしてもあんなに弾けたイチローを見るのは初めてでした。よほど嬉しかったのでしょう。それだけチームリーダーとしての責任、プレッシャーが重かったことの裏返しなんでしょうね。

自分ひとり頑張ってもチームとしてのパワーが出ないマリナーズでの野球人生、それに比べて打てば響くような王ジャパンの仲間と一緒に味わった一ヶ月の別世界。これからスタートするシアトルでのシーズンに向けて、英気が養われたと思いたいものです。

それにしてもキューバの底力もたいしたものです。8回裏に6対5まで迫られたときには、いやな予感にとりつかれたものです。あのままズルズルと行ってしまうのではと弱気になりました。テレビの解説者が妙に悲観的なコメント出すのも影響していたんでしょうね。

テレビの前のみんなが同じような気持ちでいたときに、この嫌な空気を払いのけてくれたのもイチローでした。ライト前に打ち返して叩き出した追加点の重みは計り知れません。

荒川静香の金メダルを褒めるのに「こんなこと言っちゃ悪いけど、ロシアが転んでくれたおかげで・・・」と本音を漏らした小坂文科大臣じゃないけれど、今度ばかりは皆が「メキシコ様さま」と本音で感謝しても感謝し切れません。

メキシコに心から感謝しつつ、WBCがこれだけ盛り上がったのも「あの」ボブ・デイビッドソンの存在も大きかったことを思いながら、久しぶりに興奮させていだいた日本のプロ野球選手にアリガトウ!

 

 


きょうの一言(6) Whatchmacall

2006年03月20日 00時19分54秒 | Weblog

私: 先週の日曜日にアソコの店で買ったアレさぁ、アレ、ドコに片付けたぁ?
妻: ??? お父さんしっかりしてよ!ドコの店よ?ドレのこと言ってるのぉ?
私: ホレホレ、えーと・・・。アレよアレ。アレだってばぁ。
妻: あーアレね。アレならソコの箪笥の下から2番目の引き出しに入れたわよ。

これを、「さ~すがぁ!アレとソコでわかっちゃうんだぁ!」と喝采するか、「おいおい、あそこもそろそろあぶね~ぞ!」と我が身に照らして学習材料として活用するかで、その人の年齢が推し量れるというものです。

すれ違いながら笑顔で挨拶したものの、誰だったか名前が浮かんでこない。テレビで往年の名画をやっているが、有名な主演男優の名前が出てこない。

永い期間人間やっていると、この手の経験は日常茶飯事で、みなさんにも同じような経験があると思います。単なる物忘れなのか、認知症の始まりなのか。微妙な分かれ道の簡便な見分け方があります。

名前を思い出すまで、記憶を呼び戻す作業をあきらめず続ける。→単なる物忘れ。
思い出す作業を「ま、いいか」と途中であきらめ他のことを始める。→要注意!!

「アレなんてったっけ?ほらアレよアレ!」、「誰だったっけなぁ。名前ここまで出てるんだけどなぁ・・」、「名前忘れちゃったけど、ホラ良く見かけるアレだよアレ!」等々。
話題にしている人・ものの名前がサッと出てこない。英語圏の人もこんな悩みにぶつかっています。

私:       I will pick up the fixed computer tomorrow morning, Boss.
ボス:    OK, you do that, will you? Don’t forget to bring that, ehhh, ehhh, ehhh, whachamacall ehhh, with you, Sanzo.
私:      You mean, the peripherals, right? Boss?
ボス:    Yeah, that’s the thing, Sanzo. Peripherals.

会話の中では、私の耳には「ウッチャマコール」「ワッチマコール」と聞こえ、英語を聞いているとは思えなかった感じがした記憶があります。「内山コール」とも似た発音と言えなくもありません。

whatever you may call it が原型との説明をどこかで読んだ記憶があります。


きょうの一言(5) Finger Language おまけ

2006年03月17日 15時37分29秒 | Weblog

指の語る英語が出たついでにもう一つオマケです。
これを英語でなんと言うのか不勉強にして知りません。呼び方があったらどなたか教えていただきたいものです。(→英語でAir Quotes と言うそうです。友達が教えてくれました。)

映画やテレビでの対話シーンやコメンテーターが解説するような場面が出てきたら、今度注意してみてください。


話の途中で、両手の人差し指と中指でつくるチョキを、目の高さほどに持ち上げ、両耳の脇あたりで折り曲げて「ペコペコ」させる動作に気づくはずです。ありゃなんだろうと不思議に思っていましたが、分かってみれば納得でした。

話し手の言ったことを直接話法で表現する場合に使う、日本語のかぎ括弧(「 」)に相当する、Quotation mark (”  ” )の「チョンチョン」を指で表現したものなのです。

日本語で「括弧○○○・・・括弧閉じる」、英語で ”Quote○○・・・Unquoteと、他の人の言った言葉を引用するときに、指で作った二つのチョンチョンを作りながら、引用するときに使うのです。

さらに、必ずしも他人の引用ではなく、話し手がある言葉を強調したしたいときに、その言葉を発しながらチョンチョンを付け加えることもあるようです。書き言葉における鍵括弧の、話し言葉バージョンと理解したら良いかもしれませんね。

I had talked with him for hours, and he just kept repeating Nonsense.
この例で言えば、話し手は最後のNonsenseのところでチョンチョンを作るのです。

ついでに言えば、「括弧○○○○括弧閉じる」に相当する英語は、
Quote ○○○○ Unquote” であり しばしば略してコード化し、QTE  UNQTE と表現します。

長い引用文の最初に「QTE」と置き、引用の最後に「UNQTE」と示すことで引用部分を本文と明確に区別するわけですね。

 


きょうの一言(4) Fingers Crossed

2006年03月15日 18時52分08秒 | Weblog

じゃんけんの「チョキ」の形を作ってください。次に中指を人差し指の上にクロスさせて、第一関節ぐらいまで滑らせて見てください。この形が fingers crossed です。

 「幸運を祈る」または「グッドラック!」を意味するfinger language として会話の中で頻繁に使われる表現方法のひとつです。

Boss Who’s going to take care of this?

私:    I will see if I can handle that, Boss.

Boss Oh yeah?  Are you sure about that?  That’s a tough piece you know.

私:    Just keep your fingers crossed for me, will you please, Boss?

Boss Good luck, Kid. I sure will keep my fingers crossed for you.  You’d need it

その指の形がどうして「幸運を祈る」とか「グッドラック」という意味につながるのか定かではありませんが、上の用例のように"keep my fingers crossed"と言葉でいう場合と、言葉を発しつつ先ほどの指の形を実際に作って見せる場合とがあります。一言も言葉を使わず、fingers crossed の指の形を作り、相手の前にかざして、こちらの気持ちを伝える「手話」ならぬ「指話」のほうが効果的な場合もあります。

ま、よく見かける光景ではありますが、空港での別れのシーンをイメージしていただくと理解が進むかもしれません。

美人1: So, the time has finally come that you have to go back to Japan,Sanzo. I
           really hate to see you go. Can’t you stay with me longer?

私:       Well, every wonderful thing has to come to an end, you know.  I’ll never
            forget the sweet memory that I had with you, sweet heart.

美人1:  Think about me, Sanzo,  and I promise to keep my fingers crossed 
            forever.

私:       無言。(満足げに美人1の目をじっと見る。視線を右に移すと・・・、ウッ!)

美人2: (柱の影から私に向けて、そっと両手で fingers crossedの仕草だけをして
            いる。)

私:      ウ、ウ、ウ・・ウルウル。(イジラシサとイトオシサに感極まってウルウル。)

                                                                                                                                                                        (完)

                                                                                                      


きょうの一言(3) Finger Language

2006年03月14日 18時40分16秒 | Weblog

前回に引き続きfour-letter words関連のお話です

メールで多用される絵文字、若ぶって私も時々使います。    
y(^o^)y 
サインはV!  ピース!  イエーイ!!

この場合、人差し指と中指で作るV”の字と手のひらは相手の方に向かっています。それが正解です。

逆向き、つまり手の甲が相手のほうに向かい、じゃんけんの「チョキ」の手のひらが自分に向いている場合、これは大変な危険信号です。注意してください。
イギリスではこれは前回話題にしたfour-letter-wordsと同じ意味の「指文字」と解され、言葉を同時に発しなくても、いわれの無い挑発を受けたものとみなされ、血を見る事態になっても同情されないことがあるそうです。やや大袈裟とは思いますが用心に越したことは無いでしょう。

数字の「2」を意味するとき頻繁に使う指文字だけに注意したいものです。

誰でも手の指で一番長いのは中指で、モノを指し示すのにどうしても中指を一番使います。パソコンや計算機の数字キーをたたくのも中指を多用します。他の4本指が内側にたたみ込まれ、中指一本だけが活動する場面は、テレビなどでもフリップや統計資料を指し示しながら解説するときによく目にします。

この形で手のひらが自分に向き手の甲が相手に向かう状態は、今度はアメリカでの禁止行為です。言葉は不要です。指文字だけで相手を激怒させるに十分です。気をつけましょう。

このことの影響があるのかどうか分かりませんが、最近はニュースにしても天気予報にしても、アナウンサーが物を指すときには手のひら全体をその方向に向けるのがずいぶん目立つようになりましたね。要らぬ誤解が入り込む余地がなく、結構なことだと思っています。私の考えすぎかな?

ヒヤヒヤ (=_= ゴメン m(_ _)m  とは無縁に ハッピー   y(^o^)y  に行きましょう!!

さて、次回は楽しい指のお話。

Keep your fingers crossed, you guys!!


疑惑判定

2006年03月14日 16時43分37秒 | Weblog

あれだけのスーパースターを揃えたアメリカが負けてはいけないことは理解できます。そのアメリカとガチンコの熱戦、最終回までタイスコアで頑張った日本チームの健闘は大いに称えてしかるべしと思います。

3月13日のWBC第二次リーグ、日本vsアメリカの試合中継を観て後味の悪い、やりきれない思いが募りました。大袈裟に言えば病んだアメリカの一側面を垣間見たとの思いすら抱いたのは私だけではないはずです。

西岡がホームベースを駆け抜けたとき、あの大観衆が一瞬息を呑んで静まり返りました。勝つことが当たり前のアメリカ軍が弱小国軍相手に劣勢に立たされていることが信じられない、許せない。「弱小国軍が勝ってはいけない!」「なにかこの劣勢をひっくり返す材料はないのか?」との思いがスタンドを覆いつくしていた感すらあります。

アメリカ監督の抗議の初動がテレビに映し出されず、主審がアウトのコールをしている姿だけが大写しにされたので、一層その感を強くしたものです。「またアメリカがやりやがった。自分が勝つためには手段を選ばない。なんてアンフェアな野郎だ!」と。主審の顔にアホ・ブッシュの顔が一瞬重なって見えました。苦衷の抗議をする王監督の顔に弱小国の悲壮感が漂っていたのが印象的でした。

ビデオで観る限り、微妙ではあってもふつうにある状況と変わりません。逆にアメリカが得点したケースであれば絶対にセーフであったろうと思うと余計に腹が立ちます。主審の顔に「だめだめ、だってセーフにしたらアメリカが負けちゃうから」と問答無用の空気が漂っていて、「だめだめ、私が悪者と決めたイラクはやっつけなきゃ」と同じ空気を感じました。満員のスタンドにも「本当にアウトか?」と良心の呵責を抱きつつも「アメリカが勝たなきゃダメなんだから、判定は正しいんじゃないの。」との空気を感じました。やり切れませんね。

そもそも国際試合においては審判団は対戦当事国以外から編成されるのではないのだろうか?これだけIT技術が進み、アメリカンフットボールは言うに及ばず大相撲ですら微妙な判定にはビデオチェックが徹底しているのに、WBCではビデオを利用していないのだろうか?

審判の裁定は受け入れざるを得ない状況は理解できるが、せめて「もの言い」がついたらビデオで検証して納得のいく説明をするぐらいの度量がないと「嫌米」の空気が蔓延しかねません。そのことがいちばん気がかりです。

 

 


きょうの一言(2) Four-letter Words

2006年03月14日 01時34分15秒 | Weblog

一石二鳥、二人三脚、三寒四温、四捨五入、五臓六腑、七転八倒・・・。

最近の日本語ブームで四文字熟語が脚光を浴びていますが、同じ四文字でも今日の話題は英語の「4-letterwords です。日本語の「ちくしょう」「くそっ」などの口汚い表現に相当する言葉で、Swearword, Curse の総称です。

ビジュアル系であればモザイクでぼかしたり当該部分の活字を「XXXX」で置き換えたり、オーディオ系であれば「ピッ!」と雑音でかぶせたりして、一般聴衆の目や耳に入れないような配慮が求められる、あの種の言葉は何故か4文字が多いとみえて、four-letter wordsと総称されていること、これも既にご存知でしょう。

洋の東西を問わず外国語で最初に身に付けるのは人前でオオッピラに使えない種類のものが多いようです。友達からのクチコミであったり、知ったかぶりの先輩からのOJTであったりとルートは多種多様です。

詳細な個別表現への言及は控えて、わたしの経験だけをご披露するにとどめます。

私も高校時代のアメリカ留学で、多くの友達から教わりもしたし、友達が会話の中で盛んに使うのを聞いて用法を身につけても来ました。でも、言葉の意味は分かっても、ネイティブのように生き生きと会話に生かす見事な用法は習得し難く、断念した経験があります。

高校留学時代の私にいろいろ指導してくれた親友のTomHowieに、2005年夏久しぶりに再会してきました。今でも会うと必ず話題になるのが、トムが最初に私に教えたfour-letter wordのエピソードです。

トムが盛んに使う表現に興味を示し、「そりゃどういう意味だ」と訊くと"It's terrible"との答え。「"Terrible"と同義語か?」"That's right

英語の力を着々と身につけていることをshow offしたい、何とか上手く使いこなして周囲を驚かせたい、そんな私にチャンスが巡ってきました。
ホストファミリーが毎週日曜日に礼拝にかよう教会にYouth Fellowshipなる若者のサークルがあり、そのパーティーから帰ってのhost motherとのやり取りです。

母:Oh, you are back, Sanzo. Did you enjoy the party? How was it?

私:The party was pretty good, actualy. But, the food, you know, was a little bit horse sXXX.

母:・・・!!???(当世風には「目が点」状態とでも言うのでしょうか)

このやり取りを傍で聞いていたhost brotherが慌てふためいて自分の部屋に私を引っ張り込み、"What did you say, Sanzo?"から始まる尋問の嵐でした。新しい言葉を身につけた過程の一部始終を淡々と白状した私に、弟がこれまた淡々と諭してくれたルールは、次の二つでした。

1.子供は親の前では絶対に使わないこと。
2.大人でも原則として異性の前では使わないこと。

弟からこの話を聞いたトムが、鬼の首を取ったような手柄話として周りに吹聴して回っていた情景が今でもよみがえります。

確かに、同性の友達同士の会話には洪水のごとくfour-letter words氾濫していたものです。それを使いこなすことが大人に一歩近づいた証であるかのような印象すらも受けたものでした。

もっとも、最近は映画でもテレビでもfour-letter wordsが氾濫していて、今やこのルールは無きに等しいようですが。

 

 


きょうの一言(1) Ball Park Figure

2006年03月12日 16時54分43秒 | Weblog

毎年イチロー人気に沸くアメリカ大リーグベースボール(MLBMajor League Baseball)が間もなく今年のシーズン開幕を迎えます。今年も眠い朝を迎えそうな予感がいっぱいです。

MLBで野球場の呼び方はいろいろで、シアトル・マリナーズの本拠地はSafeco Field, ロスアンジェルス・ドジャースのDodgers Stadium, サンフランシスコ・ジャイアンツの3Com Parkなどなど、スポンサー名の冠をつけた呼び方が多いようです。上の写真はシアトルマリナーズの本拠地セーフコフィールドを2005年夏に訪れたときのものです。ライトを守っているのがイチローです。見えますか?

野球場を表す名詞としてはBall Parkが一般的です。しかもアメリカンフットボールはFootball Fieldだし、バスケットボールはBasketball CourtBall Parkと言えば他の球技ではなく「野球」をやる「球場」を指すのが一般的です。

では、Ball Park Figure とはどんなものでしょうか?野球場に展示してあるベースボールヒーローの「胸像」を思い浮かべる人はかなりのMLBファンでしょうが答えはノーです。

本日の入場者数は4万5千人とか主催者発表のビジター数は2万人とか、厳密な詳細数字でなく「大づかみの概数」「目の子勘定」「つかみの数」「ザックリでナンボ」と言ったニュアンスの「大雑把な数」を言うようです。

ボスWhat’s the budget figure for this coming quarter, Sanzo?

 :(A型人間として厳密な数字を探しながら)Ah, ah, let’s see---,

 It is three hundred fifty five thousand four hundred seventy---ahhh---

 ボスCome on!! Just give me a ball park figure, will you?  Hurry!!

 : ????

 


クロス軽チャー「きょうの一言」

2006年03月12日 16時35分16秒 | Weblog

 

私はサラリーマン生活30年余りのうちニューヨークに1年半、ロンドンに4年、サンフランシスコに6年半と合計12年近く英語圏でのビジネス現場を経験しました。既に40年以上前の昔になりますが、高校時代にAFSという留学プログラムでアメリカの家庭に一年間世話になった最初の異文化体験を含めると、実に13年以上もEnglish Spoken Countriesのお世話になってきたことになります。

 みなさんの異文化理解の参考にでもなればとの想いから、私のつたない知識・経験を皆さんにもお裾分けしたいと思い、軽いタッチの英会話のヒント、クロス軽チャー「きょうの一言」を書いてみることにしました。

ン十年にもわたって慣れ親しんできたはずの英語ですが、日常会話あるいはテレビニュース等の「話し言葉」には、俗語をはじめとして「チョッとひねった言い回し」等、教科書で習った意味とは異なった用法の表現が出てきて戸惑うことがよくありました。

スラングっぽくて、会話にさりげなくまぶして使えたらスパイスが利いてなんとなく格好もよさそうで相手に一目置かれそう、そんな表現をご紹介して皆さんの語学力アップのお役に立てれば望外の幸せというものです。「とっくの昔から知ってるヨ~!」という皆さんは私に新しいネタを教えてください。お待ちしています。

自分で「???」となった時、周りの同僚知人に尋ねて自分で納得してオシマイとした表現たちですから、語学的に学術的に正しいかは保証の限りではありません。辞書・参考書を紐解いてこれから先の勉強は皆さん各自でお願いします。そして私の間違いはドシドシ訂正して教えてください。私もまだまだ発展途上人ですから。