愚にもつかない絵日記のブログながら、これを読んだ方からコメントをいただき、それがご縁でケロウナで出会うなんていう、ネット社会ならではの刺激的な体験をさせてもらいました。ネットを通しての出会いなんて、若者だけの特権でもないのです。
お子さん二人がアメリカで生活していて、彼らを訪問するついでにカナダの田舎町に足を伸ばす旅行を楽しみとしている、東京にお住いの団塊世代のS夫妻とケロウナで交流する機会に恵まれました。
ブログのコメント欄が唯一の連絡手段であるため、お互いに実名や連絡先を公開するわけにもいかず、隔靴掻痒の感を否めないまま連絡し合い、とうとう「ナマのご対面」と相成った次第です。駅の掲示板への書き込みだけで連絡を取り合って恋愛を成就した話をどこかで聞いた記憶もあります。若い男女の間とは趣が異なりますが、分別を身につけたシニア同士の「コメント欄交信」もそれなりに刺激的で、「答えはまだか」とワクワクもしたものです。
ケロウナの目抜通り沿いにあるホテルに、約束の時間よりちょっと前に到着です。サラリーマン時代に教わった「5分前主義」が身に染み付いています。この「ちょっと前」というのがシニア世代の良識なんです。これから始まる「ときめきの出会い」の前に、はやる気持ちを落ち着かせるクッションの役割もするのです。
すると相手もさすがに良識派のシニア、すでにロビー片隅のソファーでこちらの到着を待ち構えていました。ようやくお互いに本名で名乗り会える喜びにうち震えながら早速名刺の交換です。
私の名前は珍名・希名に属する方なので、初対面の方にいちいち説明する手間を省くためにお遊びの名刺を用意しているのですが、これを見たSさん、名刺を一瞥しただけで「◯◯さん?」とおっしゃるじゃありませんか。あまりにもあっさりと私の名前を読み上げた上に「上野の◯◯さんはご親戚?」と来たもんです。
「え、え、え〜っ!私の従兄弟ですけど!ご存知なの?」
「わたしゃアメ横生まれのアメ横育ち、◯◯さんのK子ちゃんとは同じ小学校の仲間だし、おじさんもよ〜くしってるよ」
「え、え、え〜っ!私も学生時代の夏休みにあの電気屋に住み込んでアルバイトやってたのよ」
奇遇というか、世の中の狭さというか、久しぶりに鳥肌の立つ経験をしました。どこで誰に会うかわからないものです。いつも襟を正して生きなくちゃいけませんねぇ!
なんかもう年来の知人・友人のノリで話が弾み、これから先はホテルロビーでの立ち話では済まされなくなり、到着早々の疲れもなんのその拙宅に無理やり引っ張り込んで話の続きをすることになりました。
このご夫婦は年に数回太平洋を渡って一週間ほど滞在し、各地でゴルフと散歩をするのを楽しみにしているとのこと。
早速我が家の裏山のトレールにご案内し、歩きながら手軽にお遊びゴルフのできるコースにご案内しました。
存分に楽しんでいただけたようで、来年もまたケロウナに来たいとおっしゃっています。夫婦二人だけでは暇を持て余すケロウナ生活に刺激を与えてくれたお二人にはまた来年も再会したいと念じていますが・・・・・・、どうなる我が家の2016年夏?!
お子さん二人がアメリカで生活していて、彼らを訪問するついでにカナダの田舎町に足を伸ばす旅行を楽しみとしている、東京にお住いの団塊世代のS夫妻とケロウナで交流する機会に恵まれました。
ブログのコメント欄が唯一の連絡手段であるため、お互いに実名や連絡先を公開するわけにもいかず、隔靴掻痒の感を否めないまま連絡し合い、とうとう「ナマのご対面」と相成った次第です。駅の掲示板への書き込みだけで連絡を取り合って恋愛を成就した話をどこかで聞いた記憶もあります。若い男女の間とは趣が異なりますが、分別を身につけたシニア同士の「コメント欄交信」もそれなりに刺激的で、「答えはまだか」とワクワクもしたものです。
ケロウナの目抜通り沿いにあるホテルに、約束の時間よりちょっと前に到着です。サラリーマン時代に教わった「5分前主義」が身に染み付いています。この「ちょっと前」というのがシニア世代の良識なんです。これから始まる「ときめきの出会い」の前に、はやる気持ちを落ち着かせるクッションの役割もするのです。
すると相手もさすがに良識派のシニア、すでにロビー片隅のソファーでこちらの到着を待ち構えていました。ようやくお互いに本名で名乗り会える喜びにうち震えながら早速名刺の交換です。
私の名前は珍名・希名に属する方なので、初対面の方にいちいち説明する手間を省くためにお遊びの名刺を用意しているのですが、これを見たSさん、名刺を一瞥しただけで「◯◯さん?」とおっしゃるじゃありませんか。あまりにもあっさりと私の名前を読み上げた上に「上野の◯◯さんはご親戚?」と来たもんです。
「え、え、え〜っ!私の従兄弟ですけど!ご存知なの?」
「わたしゃアメ横生まれのアメ横育ち、◯◯さんのK子ちゃんとは同じ小学校の仲間だし、おじさんもよ〜くしってるよ」
「え、え、え〜っ!私も学生時代の夏休みにあの電気屋に住み込んでアルバイトやってたのよ」
奇遇というか、世の中の狭さというか、久しぶりに鳥肌の立つ経験をしました。どこで誰に会うかわからないものです。いつも襟を正して生きなくちゃいけませんねぇ!
なんかもう年来の知人・友人のノリで話が弾み、これから先はホテルロビーでの立ち話では済まされなくなり、到着早々の疲れもなんのその拙宅に無理やり引っ張り込んで話の続きをすることになりました。
このご夫婦は年に数回太平洋を渡って一週間ほど滞在し、各地でゴルフと散歩をするのを楽しみにしているとのこと。
早速我が家の裏山のトレールにご案内し、歩きながら手軽にお遊びゴルフのできるコースにご案内しました。
存分に楽しんでいただけたようで、来年もまたケロウナに来たいとおっしゃっています。夫婦二人だけでは暇を持て余すケロウナ生活に刺激を与えてくれたお二人にはまた来年も再会したいと念じていますが・・・・・・、どうなる我が家の2016年夏?!
私も昔、うちの大学のキャンパスの名物タワーのてっぺんで中学校の同級生に遭遇したりしたけどね。
わかんないもんだねー。
極暑を避け、のんびりケロウナ生活を満喫し、帰国されたら又伝助にご登場願ってDPMで集まりましょう。