星さんぞう異文化きまぐれ雑記帳

異文化に接しての雑感を気ままに、気まぐれに

老人性白内障

2006年04月23日 15時42分38秒 | Weblog

小学校高学年の頃から50年以上にわたり眼鏡にお世話になってきました。いわゆる牛乳ビンの底状態のレンズと永年付き合ってきたのです。眼鏡なしの自分の顔を想像することもできないというのが本当のところでした。

そんな私が、何とか眼鏡なしの生活ができないかと考え始めたのは、遠近両用眼鏡の鬱陶しさに悩まされたからです。新聞や本を読むときに老眼鏡が手放せなくなるのは諦めるとして、なんとか近視を治して日常生活を眼鏡なしで送れないものかと考えたのです。

便利な時代になったものでインターネットは情報の宝庫です。いろいろ調べたら、近視矯正の「レーシック手術」なるものがどうやら私のニーズに合った方法のように思えて、早速医者の門をたたきました。

そこで術前検査をしたら「白内障の兆しがある。レーシックで近視を矯正しても、先々白内障が進行したら白内障手術も必要となり、二度の眼科手術となる。すぐに手術しなければならない白内障ではないが、白内障手術でも近視を矯正できる。」との診断。

レーシック手術は健康保険が利かないので50万円弱の出費となるのに対して、白内障は「立派な」病気であり、勿論保険でカバーできるとの有難い話もいただき、私は躊躇することなく、検査に行ったその場で白内障手術の予約をお願いしたものです。「ゆっくり考えて、奥様ともご相談なさったら・・・」と先生もあきれていましたっけ。

順調な手術を経て、いまや眼鏡とオサラバして快適な「視生活」に満足しています。世の中の見えなくていいものまで見えすぎてか、はじめのうちは肩こりに悩まされたり、鏡に映し出される自分の顔に「こんな面してたのかぁ、オレは?!」と複雑な気持ちにもなりましたが、いまやすっかり慣れて、眼鏡をかけた自分の顔を忘れつつあります。

眼鏡と折り合いつけて生きている仲間にも「一刻も早く眼科チェック受けて、白内障と診断されたら、即刻手術しろっ!」と、この喜びを分けてあげたい気持ちで言い回っています。

医療保険請求に必要な診断書に「白内障」とだけ書いてくれればいいのに「老人性」のおまけがついていたのが唯一の不満です。

私がお世話になった「恩視」大野先生の「レーシック手術」のHPを参考までに。
http://www.lasik.go.jp/index.html

 


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