もともと茸類は大好物でもなく、ましてや松茸なんぞ見向きもしなかった(出来なかった)ものですが、ケロウナ滞在中の秋のイベントとして松茸狩りに血道をあげています。
ケロウナから250キロほど東のナカスプ(Nakusp)が松茸の産地で、当地の日本人社会の多くの人が、毎年9月後半から10月中旬までのシーズンに松茸狩りに出かけ、戦果を競い合って盛り上がっています。
8月後半にナカスプ地方に降る雨がその年の作柄を左右するそうで、今夏の天候のおかげで例年より早めに成長しており、しかもかなりの豊作であるとの情報を基に、9月7日に意気揚々と出かけましたが、結果は無残にもボーズ。森の中で古釘踏んで、あわや破傷風かと人騒がせまで引き起こしてしまい散々な結末でした。
一旦収穫された跡に残った菌が、その後の雨でまた繁殖して松茸に成長し、二弾・三弾の収穫をもたらすとの話を聞きつけ、最近二日連続で降った雨を信じて、リベンジに出かけてみました。
他人には教えたくない極秘スポットが誰にもあるようで、「どこそこ周辺」とまでは情報開示してくれても、その先の詳細を教えてくれない人もいますが、Oさん、Hさんは惜しげもなくピンポイントで指導してくれます。
Oさんが教えてくれたBC州営林署(?)の管轄するLoggingRoad(木材搬送用の未舗装林道)のスポットまでは二つのフェリーを乗り継いで、自宅からおよそ3時間の行程です。
森の先住民たる熊や他の動物の食料をいわば失敬する話でもあり、彼等の怒りを買ったらヤバイので、熊除けの鈴をさげ、森の中で迷子になったら生きて帰れないかもしれないので、女房ともども呼子の笛を身につけて、悲壮な決意と「もう後はない」との鬼気迫る気迫を込めて臨んだ敵討ちでした。
林道を進むうちに、Mushroom Hunterのものと思われる車が何台か道沿いに停まっているのを目撃するといささか焦りますが、カナダ人は松茸は食べず、日本人の食べないシャンテレールを採集するので、素人同士なら同じ森に同じ時期に入ってもバッティングはしないそうです。ところが、日本人の松茸好きが知れ渡り、仲買人が高値で引き取るので、最近はもっぱら松茸を獲物とするプロのハンターが出没するらしく、われわれより先に採って行った跡と思われる穴ぼこが森の中のそこらじゅうに見当たります。ド素人の新人がプロ相手に挑む松茸狩りの環境は年々難しくなるようです。
プロが未だ踏み入れていない森に出会ったり、さすがのプロも見落としてしまった松茸を発見したりする楽しみが、実は素人の松茸狩りの楽しみの大きな部分を占めている気がします。薄日の入り込む森の中で、苔むした地面と倒木との間に目を凝らし、枯れ枝枯れ葉に半分以上埋もれた白い頭を見つけた時には、まさに「発見」と呼ぶに相応しい興奮と感動を覚えます。
食べて香りと歯ごたえを楽しむこと自身、なかなか貴重な経験ですが、「発見」の喜びに浸ることが、実は松茸ハンティングの醍醐味ではないのかとすら感じます。
Oさんに教えてもらった極秘スポット周辺を這いずり回ること3時間で、一級品32個、およそ2キロもの大収穫です。自分で消費できる量と友達へのお裾分けを合わせても充分すぎる量に大満足です。
早速料理して「松茸尽くし」に舌鼓を打ったことは勿論ですが、それにもまして「発見の喜び」をもう一度経験したいという、初心者レベルから一歩前に進んだ「松茸中級ハンター」の心境になって参りました。
日本への土産に持って帰れたらな~!
ケロウナから250キロほど東のナカスプ(Nakusp)が松茸の産地で、当地の日本人社会の多くの人が、毎年9月後半から10月中旬までのシーズンに松茸狩りに出かけ、戦果を競い合って盛り上がっています。
8月後半にナカスプ地方に降る雨がその年の作柄を左右するそうで、今夏の天候のおかげで例年より早めに成長しており、しかもかなりの豊作であるとの情報を基に、9月7日に意気揚々と出かけましたが、結果は無残にもボーズ。森の中で古釘踏んで、あわや破傷風かと人騒がせまで引き起こしてしまい散々な結末でした。
一旦収穫された跡に残った菌が、その後の雨でまた繁殖して松茸に成長し、二弾・三弾の収穫をもたらすとの話を聞きつけ、最近二日連続で降った雨を信じて、リベンジに出かけてみました。
他人には教えたくない極秘スポットが誰にもあるようで、「どこそこ周辺」とまでは情報開示してくれても、その先の詳細を教えてくれない人もいますが、Oさん、Hさんは惜しげもなくピンポイントで指導してくれます。
Oさんが教えてくれたBC州営林署(?)の管轄するLoggingRoad(木材搬送用の未舗装林道)のスポットまでは二つのフェリーを乗り継いで、自宅からおよそ3時間の行程です。
森の先住民たる熊や他の動物の食料をいわば失敬する話でもあり、彼等の怒りを買ったらヤバイので、熊除けの鈴をさげ、森の中で迷子になったら生きて帰れないかもしれないので、女房ともども呼子の笛を身につけて、悲壮な決意と「もう後はない」との鬼気迫る気迫を込めて臨んだ敵討ちでした。
林道を進むうちに、Mushroom Hunterのものと思われる車が何台か道沿いに停まっているのを目撃するといささか焦りますが、カナダ人は松茸は食べず、日本人の食べないシャンテレールを採集するので、素人同士なら同じ森に同じ時期に入ってもバッティングはしないそうです。ところが、日本人の松茸好きが知れ渡り、仲買人が高値で引き取るので、最近はもっぱら松茸を獲物とするプロのハンターが出没するらしく、われわれより先に採って行った跡と思われる穴ぼこが森の中のそこらじゅうに見当たります。ド素人の新人がプロ相手に挑む松茸狩りの環境は年々難しくなるようです。
プロが未だ踏み入れていない森に出会ったり、さすがのプロも見落としてしまった松茸を発見したりする楽しみが、実は素人の松茸狩りの楽しみの大きな部分を占めている気がします。薄日の入り込む森の中で、苔むした地面と倒木との間に目を凝らし、枯れ枝枯れ葉に半分以上埋もれた白い頭を見つけた時には、まさに「発見」と呼ぶに相応しい興奮と感動を覚えます。
食べて香りと歯ごたえを楽しむこと自身、なかなか貴重な経験ですが、「発見」の喜びに浸ることが、実は松茸ハンティングの醍醐味ではないのかとすら感じます。
Oさんに教えてもらった極秘スポット周辺を這いずり回ること3時間で、一級品32個、およそ2キロもの大収穫です。自分で消費できる量と友達へのお裾分けを合わせても充分すぎる量に大満足です。
早速料理して「松茸尽くし」に舌鼓を打ったことは勿論ですが、それにもまして「発見の喜び」をもう一度経験したいという、初心者レベルから一歩前に進んだ「松茸中級ハンター」の心境になって参りました。
日本への土産に持って帰れたらな~!
ためになるブログ拝見させていただきました。
小生 7月中旬より1週間KELOWNAに行きます。
宿泊場所をダウンタウン、ウエスト ケローナ、バーノンか
迷ってます。
夫婦(還暦です)でゴルフ、散歩をしたいと思ってます。アドバイスがありましたらお待申し上げます。
一週間の滞在であれば時間を有効に使うため、全てにアクセス良いがダウンタウンをお薦めします。レンタカーを利用して行動範囲を広げることもお薦めします。
早速 ケローナ ダウンタウンを予約します。
昨年は クートニーのラジウムホットスプリングに1週間滞在。今年のケローナ 期待してます。
素晴らしい 情報有難うございます。
一週間ではケロウナの良さが十分に分かってもらえないかも知れません。私の経験でも、リゾートとしてこれほどまんべんなく楽しさが詰め込まれた街は少ないと思います。来年も再来年も訪れたくなる街を存分に満喫して下さい。
おっしゃる通りにFairfield inn に1週間滞在し朝は9Hゴルフ 昼は近くをハイキング 夕方から違うところで9Hゴルフを満喫しました。
過去3回のカナダ旅行はキャンモア、ラジウムスプリング、ウオータートンとすべて田舎でしたが
ちょうど良い都会のリゾートに滞在できて最高でした。
人々も温かくフレンドリーで気温も最初の3日は34度でしたが残り3日は過ごしやすく最高でした。
もちろん来年の夏も行く予定です。
9月の終わりも行きたい気分になりました。
また宜しくお願い申し上げます。
9月のケロウナも秋の色が濃くなって良いものです。
今夏は我々は行けませんが、来年の夏には3ヶ月ほどの長期ステイを予定してます。
宜しかったら一緒に遊びましょう。近くなったらまた連絡を取り合い、現地で落ち合えたら面白そうですね。
来年の夏ごろ 楽しみにしてます。
我が家も子供2人がNY、phoenixで生活してるので
度々訪れます。
小生 東京の繁華街におりますのでケローナは本当に癒されました。
今後とも宜しくお願い申し上げます。
今年のケローナの航空券を取りました。
7月16日から7泊の予定です。
ホテルはまだですが 昨年同様Fair field Innを予定です。
星さまはその時期は」ケロウナに滞在されますか?
可能でしたら 是非お会いしたいと思っております。
では