今日は女性軍のクロスカントリーに付き合い、K師匠を交えてKちゃんとCrystal Mountainで練習する予定でした。ところが昨日からの雨でクロスカントリーのコースの雪が溶け悪コンディション。転んで怪我でもしたらアホらしいからとLadiesは早々にショッピングに針路変更です。標高の低いクリスタルも新雪が降らずゲレンデの状態が悪いのでK師匠もはやばやと不参加表明。
ドライビングレンジで打ち込むよりもコースでのプレーをなるべく増やせとの師匠の言葉を忠実に守る「中の下」二人、それじゃとばかりにBigWhiteでの実戦に、これまた方針変更です。「ああ、一日よく降りたなぁ!」じゃなくて「ああ、一日よく滑ったなぁ!」と言えるように、今日は「滑り」に力点を置こうじゃないかと目標の確認も忘れません。
BigWhiteで一番長いリフトGemLakeExpress(全長2.5Km、始点標高1508m、終点2220m)で上って滑り降りてくると一本約20分。今日はわき目を振らずこのリフトだけを使って青の中級者コースだけを10本滑りました。斜面の緩急織り交ぜが絶妙で、気持ちよく滑れるところと、やや緊張する急斜面とが交互に組み合わされていて、一気に滑り終えたときの疲労感と充実感とがなんとも言えず心地良いものでした。
Kちゃんと二人、交互に先に行って後から来る者が「降りてるだけか、滑ってるか」をチェックし合った結果、「二人とも間違いなく滑ってる」との結論に達しました。自分でもこれまでで一番気持ちのよい滑りが出来たと思っています。
12日に予定されているT師匠による「使用後判定審査会」において今日と同じ滑りが出来れば、すばらしい「使用後」写真が撮れるのではないかと期待しています。残り2ホールをボギー、ボギーであがれば95が切れるかもといった場面です。スコアを考えて巧くいったためしがないからなぁ!あとはメンタルの問題なのです。
調子に乗って滑っていたら、グルームが終わっていないしるしの縄を張ったコースに到達。縄の真ん中が外れていて、誰かが既に突破した形跡あり。グルームしてなくても青だから行ってみようと健気な二人。斜度はさほどきつくはないけどボコボコとやたらとコブの多いコース。本当に青か?疑心暗鬼の二人ながら、いまさら戻るに戻れず、前進あるのみ。滑るなんてのは夢のまた夢。立ち止まり、呼吸を整えて、斜面を横向きにズズズ~。加重・抜重なんてレベルの話ではなく、ギャップめがけてエイヤーッと飛び降り、上体を前傾してかろうじてバランスを保つ。義経のひよどり越えも斯くありなんと思われる難所の連続と、大汗かきながら闘うこと約30分。降り終わってよくよく見たらこれが堂々の黒コースでした。多分シングルハンデ用だと思われます。われわれには10年早いコースでした。
生兵法で大怪我しなくて助かりました。無理は禁物との師匠の声を思い出し、反省しながら家路につきました。調子に乗りすぎるのもメンタルな問題なのです。
「みんな」って二人ででしょ(笑)あいあいさー。近々チケットの手配をいたします。